野球イップスで思うように投げられない方へ
- 近い距離なのにボールを叩きつけてしまう
- 相手がいると腕が固まり、リリースの感覚が分からなくなる
- 練習では投げられるのに、試合や特定の場面になると暴投してしまう
このような野球イップスに悩み、フォームを修正したり、投げ込みを増やしたりしていませんか?
先に結論をお伝えします
場面によって投げられる時と投げられない時があるなら、技術不足だけでは説明できません。
技術的な問題であれば、練習でも試合でも同じようなミスが起こるはずです。
近い距離だけ、監督やチームメイトが見ている時だけ、特定の相手だけ症状が出るのであれば、投球技術とは別の反応が関係している可能性があります。
バースデーカイロプラクティックでは、野球イップスを単なるメンタルの弱さや技術不足とは考えません。
無意識の心の信号と、体を動かすための信号が混線し、その誤作動が脳に記憶された状態と考えています。
このページで分かること
- 技術練習だけでは改善しにくい理由
- 当院が考える野球イップスの原因
- 施術内容、改善事例、相談方法
一般的なイップスの説明だけではなく、当院が臨床でどのように原因を確認し、改善を目指しているのかまでお伝えします。
野球イップスとは
野球イップスとは、これまで自然にできていた投球や送球が、突然または徐々に思い通りにできなくなる状態です。
単にコントロールが悪いことや、ミスをしたことだけをイップスと呼ぶわけではありません。
野球イップスでは、次のように特定の条件と投球の乱れが結びついていることが多くあります。
- 近い距離になると投げられない
- 練習では投げられるが、試合になると投げられない
- 特定の相手や場面で腕が固まる
投げようとするほど体が固まる、腕の振り方やリリースを意識するほど分からなくなるという状態も見られます。
イップス全般の症状や仕組みについては、イップス総合ページでも詳しく解説しています。
ポジション別に見られる野球イップスの症状
キャッチャーの返球イップス
ピッチャーへの返球で腕が固まる、ボールを地面に叩きつける、山なりのボールになるなどの症状です。
二塁送球はできるのに、ピッチャーへの短い返球だけできないこともあります。
ピッチャーの投球イップス
腕が振れない、ボールが抜ける、引っかかる、リリースできないなどの症状です。
ブルペンでは投げられても、試合や特定の打者、特定のカウントで症状が強くなることがあります。
内野手の送球イップス
一塁への送球で腕が振れない、ボールを置きにいく、近い距離ほど暴投するなどの症状です。
強く投げる時は問題がなくても、力を加減する送球で症状が出ることがあります。
外野手の送球イップス
カットマンへの送球で腕が止まる、距離感や力加減が分からない、返球だけ大きくそれるなどの症状です。
遠投では問題がなくても、実戦の中継プレーで症状が出る場合があります。
症状の出方は一人ひとり異なります。
自分の状態を整理したい方は、イップス自己診断チェックリストも参考にしてください。
技術的な問題やケガとの違い
暴投してしまうことが、イップスというわけではありません。
経験が浅い選手では、投球フォームや体の使い方が安定していないこともあります。
また、肩や肘の痛み、しびれ、筋力低下、可動域の制限などがある場合には、身体的な問題を確認する必要があります。
技術的な問題が考えられる状態
- 練習でも試合でも同じようにコントロールが乱れる
- 投球経験が少なく、まだ動作が安定していない
- 練習中の技術が安定しない
野球イップスが疑われる状態
- 以前は自然にできていた送球が突然できなくなった
- 一人では投げられるが、相手がいると投げられない
- 特定の距離、相手、場面で症状が繰り返される
体の使い方や神経機能の乱れが関係している場合には、アクティベータメソッドによって身体面から調整します。
野球イップスが技術練習だけでは改善しにくい理由
イップスになると、多くの選手が「投げ方が悪いからだ」と考え、フォーム修正を繰り返します。
しかし、特定の場面だけ投げられない状態を、「フォームが悪いから修正する」という説明は辻褄が合いません。
フォームが悪いことが原因であれば、相手や場面に関係なく、同じような問題が現れるはずです。
練習では投げられるのに試合では投げられない。
遠投はできるのに、近い距離では腕が止まる。
このような違いがあるなら、投げ方以外の条件が動作に影響しています。
それでもフォームを細かく修正し続けると、肘の位置、手首、指先、リリースなど、本来は無意識に行っていた動作へ意識が集中します。
その結果、さらに体を動かしにくくなり、「正しい投げ方が分からない」という状態に陥ることがあります。
フォーム修正を否定しているわけではありません。身体的・技術的な問題があれば、その調整は必要です。
しかし、大切なのは、技術の問題と、特定の条件によって起こるイップスの反応を分けて考えることです。
野球イップスの原因
野球イップスの原因は、医学的に解明されているわけでもありません。
心理的な反応、神経筋機能、動作への過剰な意識、過去の失敗経験、周囲との関係などが考えられます。
- 失敗に対する思考へのとらわれ
- ミスを強く叱責される環境
- 投球の失敗場面を否定的にイメージしやすいこと
ただし、「叱られたから」「緊張したから」と、出来事だけを原因と決めつけることはできません。
同じ経験をしても、イップスになる人とならない人がいるからです。
重要なのは、何があったかだけではありません。その経験が本人の中でどのように受け取られ、投球動作とどのように結びついたかです。
当院が考える野球イップス|心と体の誤作動信号
バースデーカイロプラクティックでは、野球イップスの本質を「心と体の神経信号の混線」と「その記憶」と捉えています。

体の信号
投球動作は、足、体幹、肩、肘、手首、指先が連動することで行われます。
練習によって動作が学習されると、毎回細かく考えなくても、無意識に体を動かせるようになります。
心の信号
一方で、投球場面では心の信号も働いています。
- 暴投して迷惑をかけてはいけない
- 監督やチームメイトの期待に応えなければならない
- 完璧なボールを投げなければならない
これらは、本人が意識しているとは限りません。
「特に緊張していない」「もう気にしていない」と思っていても、無意識では過剰な反応が続いている場合があります。
心の信号と体の信号が混線する
「投げる」という体の信号に、「失敗してはいけない」「また暴投するかもしれない」という心の信号が重なると、二つの信号が混線し、体を動かす信号が乱れます。
その結果、次のような誤作動が起こります。
- 腕が固まる
- 指が離れない
- ボールを叩きつける
- リリースの感覚が分からない
この反応が繰り返され、特定の場面と結びついて記憶されたものを、当院では「誤作動記憶」と呼んでいます。
これは「気持ちが弱い」「考えが悪い」という意味ではありません。
心の反応が投球動作と条件づけられ、本人の意思とは関係なく体に表れている状態です。
当院の野球イップスに対する施術
当院では、投球フォームを一方的に教えたり、根性や考え方だけで症状を抑えようとしたりすることはありません。
まず、どの場面で症状が出るのか、どの場面では投げられるのかを体の反応を指標に整理していきます。
1.症状が出る条件を整理する
距離、相手、ポジション、試合状況、周囲の視線、過去の失敗など、どの条件がイップスに関係しているかを確認します。
「いつも投げられない」のではなく、「どの条件で投げられなくなるのか」を明確にすることが大切です。
2.アクティベータメソッドで体の機能を整える
アクティベータメソッドによって、投球に関係する関節や筋肉だけでなく、全身の神経機能を検査し調整します。
3.PCRTで誤作動信号を確認する

心身条件反射療法(PCRT)では、症状が起こる投球場面をイメージしながら、原因となる心の信号を検査します。
その反応を手がかりに、感情、価値観、自己ルール、過去の経験などの中から、過剰になっている心の反応や、本音と建前の不一致を確認していきます。
大切なのは、原因らしい出来事を無理に探すことではありません。
体の反応を指標に、投球動作と結びついている心の信号を確認することです。
4.認識を通じて健全な信号へ切り替える
無意識に働いていた反応を本人が認識することは、脳への新しい刺激になります。
「ミスをしてはいけないと思っていた」「期待に応えなければ自分の価値がないと感じていた」「本当は指導に納得していなかった」など、体を過剰に緊張させていた反応に気づくことで、心と体の信号が整理されやすくなります。
このように、誤作動を起こしていた反応を健全な信号へ切り替え、自然な投球動作を再学習できる状態を目指します。
5.実際の投球場面で変化を確認する
施術後は、練習や試合での変化を確認します。
症状が出たか出なかったかだけでなく、不安の強さ、腕の振りやすさ、リリースの感覚、投球後の気持ちなども確認します。
一時的に投げられた状態で終わらず、自然に投げられる状態が安定し、定着していくことを大切にしています。
施術の詳しい考え方は、イップス治療・施術ページをご覧ください。
野球イップスの改善事例
当院には、小学生から社会人、指導者まで、さまざまな野球イップスの方が来院されています。
その他の体験談は、野球イップス克服の喜びの声一覧でご紹介しています。
※施術による変化や必要な回数には個人差があります。
すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
子どもの野球イップスに悩む保護者・指導者の方へ
子どもが投げられなくなると、周囲は「肘を上げて」「もっと腕を振って」「考えすぎないで」と教えたくなります。
しかし、本人も投げ方が分からず困っている状態で指示が増えると、さらに正解を意識し、自分の感覚を信じられなくなることがあります。
まず必要なのは、投げ方を教え続けることではなく、どのような場面で症状が出るのか、本人が何を感じているのかを確認することです。
選手本人がうまく説明できない場合は、保護者の方からご相談いただいても構いません。
遠方で来院できない方へ|Zoomサポート
バースデーカイロプラクティックでは、遠方で来院が難しい方に向けて、全国対応のZoomサポートを行っています。
Zoomでは、画面越しに投球フォームを修正するのではありません。
質問を通じて、イップスに関係した感情、思考、自己ルールなどを整理し、無意識の心の信号に気づいていくサポートです。
来院施術のように直接体の機能を検査することはできませんが、心の信号が関係している場合には、遠方からでも原因を整理していくことができます。
詳しくは、イップスZoomサポートのご案内をご覧ください。
野球イップスについてよくある質問
野球イップスはメンタルが弱い人に起こるのですか?
メンタルの弱さだけで起こるものではありません。
むしろ、責任感が強い、期待に応えたい、向上心が高いなど、本来は長所である反応が過剰になり、投球動作と結びついていることがあります。
投げ込みを続ければ改善しますか?
技術的な問題であれば、適切な練習が役立つことがあります。
しかし、特定の条件で起こるイップスに対して、症状が出る投球を無理に繰り返すと、失敗する反応をさらに学習する可能性があります。
まずは、技術的な問題と無意識の反応を分けて考えることが大切です。
症状が出たり出なかったりしてもイップスですか?
野球イップスでは、距離、相手、試合状況、周囲の視線などによって症状が変化することがあります。
症状に波があること自体は珍しくありません。
どの条件で変化するのかが、原因を整理する手がかりになります。
本人が原因を分からなくても施術を受けられますか?
受けられます。最初から原因を言葉で説明できる必要はありません。
当院では、症状が起こる場面を確認し、体の反応を指標にしながら、無意識に働いている信号を一緒に整理します。
保護者だけで相談できますか?
可能です。
しかし、保護者から状況を伺うだけで、本人のイップスが改善するわけではありません。
実際の改善には、本人が原因を理解し、施術やサポートに主体的に関わることが大切です。
保護者からの相談では、イップスの可能性や、当院でどのようなサポートができるかをお伝えします。
病院へ行った方がよいですか?
肩や肘の強い痛み、しびれ、筋力低下、急な運動機能の変化などがある場合は、まず医療機関へご相談ください。
当院では診断や投薬は行わず、神経機能と心身の反応を整えることを目的に施術を行います。
院長紹介

篠崎 大輔
(Daisuke Shinozaki)
WHO基準のカイロプラクティック教育修了。
脳・心・体の神経信号を専門に、野球を含むさまざまなイップス症状の改善をサポートしてきました。
- ✔︎ WHO基準カイロプラクター(B.C.Sc保持)
- ✔︎ アクティベータメソッド・インストラクター
- ✔︎ PCRT(心身条件反射療法)・インストラクター
- ✔︎ 臨床経験 14年以上
予約・相談
野球イップスは、努力不足でも、気持ちの弱さでもありません。
これまで技術練習を続けても改善しなかったのは、努力が足りなかったからではなく、技術とは別の原因が残っていた可能性があります。
大切なのは、さらに投げ方を探し続けることではなく、なぜ特定の場面で体が止まるのかを知ることです。
当院では、捕手の返球イップス、ピッチャーの投球イップス、内野手の送球イップスなど、複数の改善事例をご紹介しています。
現在の状態に当院の施術が合うか迷われている方は、まずはご相談ください。
「もう元には戻れない」と諦める前に、
最後にご相談ください
野球イップスは、人一倍練習熱心で、真面目な選手にこそ起こりやすいです。
私と一緒に、信号のエラーを見つけ出し、マウンドや守備位置で躍動する日々を取り戻しましょう!
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【料金表】こちらでご確認ください
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9:00 ~ 12:30 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
15:30~19:30 | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | × |
アクセス
【免責事項】当院は医療行為・マッサージ行為は行いません。神経機能の調整を通じて自然治癒力が発揮される環境づくりを目的としています。
















