こんにちは。篠崎です。
当院では、心の信号に注目しています。
私たちが、行動する背景には必ず心が関与しています。
１つの事象があっても、見方によって、行動は左右します。
この見方があなたの心です。
あなたの心があなたの体に影響し、あなたの人生に影響していると考えて「心の症状」を改善したいと望む人をサポートしています。
もし、病院で原因不明と言われたり、病院で薬をもらっているが治らなかったりしていて、薬以外のアプローチをしたいと考えている方は、当記事を読み興味が持てたらご相談ください。
当院には、心の症状の解決策があります。
とは言え、薬のような強制的な作用は持たないので条件もあります。
自分自身が治りたいと本気で思っているか、会話ができるレベルにあるかです。
以下で説明していきます。
サポート条件の理由
当院で、心の症状をサポートするためには、「治りたい本気度」と「会話できる」ことが条件です。
治りたい本気度が必要な理由は、治りたいのではなく、治してもらいたい、治すのはあなたでしょ、と受け身になって自分は来院するだけと考えている人がいるからです。主体性がない状態では、あなたの心は刺激されませんので、当院ではサポートができません。
また、会話ができる必要がある理由は、当院では無意識の心の信号を本人に見つけてもらう必要があるため、会話が成り立たないくらい心が病んでしまっているとサポートができません。その場合は、病院の薬物療法でのサポートが先決になります。
このように、心の症状を治すためには、主体性が重要です。
あなたの症状は、あなたが作っているからです。
自分が原因なんて思いたくない人もいるかもしれません。
きっかけは他者かもしれません。しかし、他者を変えることは難しく、他者にあなたの症状の原因を求めたら治らなくなります。
少しつらいかもしれませんが、自分の症状の原因は自分にあると考えた方が治る可能性があります。
心の症状の原因
心とは、考え方、捉え方、見方、記憶にあります。
あなたは、あなたが経験してきたことから、考え方を形成し、その見方で、事象を見て、判断し行動しています。
そこで、不一致したり、過剰になったり、過少になったりすることで、心がモヤモヤした結果、心の症状が体に起こるようになります。
例えば、やる気が出ない、学校・仕事に行けない、電車に乗れない、車に乗れない、何かすると吐き気がする、ある行動をしないと不安になるからやってしまう、などの症状が体に表現されます。
体に出た症状の原因が心にあるということが当院の考え方です。
心が原因というと、良い悪いで判断してしまいますが、そうではなくて、「考え方が悪いのではなく」「心が間違っているのではなく」、心の信号が誤作動信号になっているということです。
考え、心、記憶は、どれも信号です。
例えば、今日が雨だとします。
雨で気持ちが乗らず、仕事を休むデスクワークの会社員、と
雨だと気持ちが上がり、仕事をやる気になる農家の人がいます。
多くの人は「雨だとやる気が出ない」「雨の日は気分が沈む」と原因を「雨」にしてしまいます。
しかし、原因は雨ではなく「あなたの思考」にあります。
会社員も農家も雨は同じです。地域が同じならみんな同じ条件です。
しかし、雨は嫌い、雨は好きと人それぞれ判断します。
会社員は、仕事を休むくらいなので、雨が嫌いなのです。その理由があります。
それは、過去にあります。
過去に雨が降って濡れて風邪をひいた経験
過去に雨で大事な書類が濡れた経験
過去に雨で事故にあった経験
その経験から、雨は面倒くさいもの、雨は煩わしいもの、雨は危険なものなどと解釈し、嫌いになっていきます。
そして、実際に雨が降ると気持ちがのらず、仕事だけど今日は休もうと行動を選択します。
しかし、会社には、雨がだるいので休みますとは言えず、体調が優れないので本日お休みしますと連絡すると思います。
体調不良になれば、休めるということも今度は記憶します。
雨が降れば、体調が悪くなり、休めるとメリットとして記憶されます。
すると、雨が降ると体調が本当に悪くなってしまいます。
これは、意識的な思考が問題なのではなく、無意識のパターンが起こってしまうことが問題です。
さらに言うと、思考は信号で体を流れていますので「無意識の心の信号が原因」と言えます。
ですから、あなたに原因があると言ったのですが、あなたの考えが悪い、考えを変えろと言うことではないんです。
あなたの心の誤作動信号が原因だから、それを探していきましょうということで、心の良し悪し、ポジティブネガティブとかは関係ないのです。
もしかしたら、雨が好きな農家の人も、農作物が育つための雨が降ってくれると農作物が育ち、収穫量が増えて儲けが増えるから雨が好きとなっている場合でも、聞こえは良さそうですが、雨が降らない日に心がモヤモヤして不調を起こすかもしれません。
この場合の思考パターンで原因になる例としたら、雨が降らないと農作物が育たないと過剰にルール化してしまっていたり、儲けにフォーカスしすぎて晴れは悪としてしまっているかもしれません。
晴れの日の方が多いのでいつもモヤモヤし、仕事のやる気がなくなっているかもしれません。それが、雨が降ると喜びなので仕事のやる気がアップしているだけなのかもしれません。
こんな日々を続けていると体は不調になってきてしまいます。
何度も天気予報をチェックしないと眠れなくなるかもしれませんし、何度も水道の水を出す行為を繰り返さなければ安心できなくなってしまったり、水を過剰に大切にするあまりお風呂に入れなくなったりするかもしれません。
このように心の信号が体の信号に波及して症状になっています。
他の言い方をすると心と体の混線状態の結果、症状になっていると言えます。
あなたの生活で問題になっているのは症状だと思います。
しかし、その問題を解決するには、これまで述べてきた原因にアプローチする必要があるのです。
心の症状を治す方法
症状に関係する誤作動信号を特定する方法は、チャートを使い、あなたの体を使い、体の反応を指標にして特定していきます。
体を使う理由は、体は無意識の信号で働いているからです。
今、あなたがスマホまたはPCを見ている時の指はどのように動かしていますか？
見やすいように、画面またはマウスなどを自動で動かしていませんか？
動作の95％は無意識に動かしていると言われています。
なので、体の反応を信頼し、治療に活かしています。
例えば、不登校の学生を例にしましょう。
学校に行こうとするとお腹が痛くなって休んでしまうという不登校です。
まずは、お腹の反応を見て誤作動信号を探します。
そして、心との関係を見つけていきます。
その際に、心に関係した文字が書かれたチャートを見ながらあなたの体に聞いていきます。
体に力が入るか入らないか、足がズレるか揃うかなどの反応を指標にしています。
詳しい検査方法はこちらでも解説しています。
2024.05.01
検査方法
こんにちは。院長の篠崎です。 このページでは、症状を改善させるための検査方法について説明します。症状は結果です。 結果を変えるために、身体機能を整えます。 身体機能を誤作動させているのが、心と体の誤作動信号です。 心と体の誤作動信号の結果、身体機能が誤作動した結果、症状になる。 ...
例えば「義務」で反応したとします。
義務と言っても色々あるので「分野」を絞っていきます。
例えば「娘として」で反応したとします。
そうした場合、「娘としての義務感」つまり「こういう娘でいなければ」という無意識の自分を探してもらいます。
例えば「良い娘でいなければ」で陽性反応を示した場合、それが心の誤作動信号になっているということです。
「さらに」体が反応した場合、「良い娘でいなければ」とは具体的に何ですか？と質問していきます。
すると、「学校でいい成績を取り続けなければいけない」で反応したとします。
「いい成績とは何ですか？」と質問すると「親が求める成績」で反応。
最終的には「良い娘でいるために親の求める成績を取り続けなければならない」が無意識の心の誤作動信号となり「お腹をコントロールする信号」と混線し、誤作動した結果、学校に行く前になるとお腹が痛くなる症状に関係していたことがわかります。
治療の重要ポイントは、
「良い娘でいるために親の求める成績を取り続けなければならない」という無意識の自分がいたことを認識することです。
この無意識の心の信号が症状に関係していたんだと認識することです。
認識すると信号は切り替わります。
脳がこの機能を持っていますので、あなたは、無意識を意識化して認識するだけで大丈夫です。
その際、より納得感がある方が効果がある傾向です。
不登校の原因といわれると学校の人間関係が原因のように思われるかもしれません。
勉強が嫌いなのが原因と思われるかもしれません。
親からの期待が強かったり、親からの期待なんてなくても自然とその思考になっていたりと原因の原因は様々あります。
深くまで認識しなければ症状が治らない人もいますし、ある程度の認識で早期に改善する人もいます。
このように心の信号を切り替える治療で心の症状を解決していきます。
最後に
心の症状というと精神的な病気にされてしまっている人が多いです。
そして、薬を飲んだ結果、本当に精神的に弱っていく、身体的に弱っていく人がいます。
または、良くなってきても薬の離脱症状を恐れて、薬をやめられなくなり違う症状になっている人もいます。
当院の治療は、病院とは異なるアプローチです。それを理解した上で、受けてもらう必要があります。
診断名を治すのではなく、あなた自身の症状、問題を解決するために私はサポートします。
病院の診断を治したい人は病院で治療を受けてください。
当院は併用して頂いても問題はありません。
あなたの悩みが早期に改善する方法を優先します。
心の症状は比較的時間がかかって治っていきます。
3〜６ヶ月、その後も月１回メンテナンス通院をしてもらっています。
1〜２回で短期的に治りたい人は当院には不向きです。
人間の原理原則に焦点を当てて、本気で、治したい人しかサポートできません。
重度すぎる方もサポートは難しいです。
それが正直なところです。
当院で治療を受けてみたい方はまずは現在の状況を教えてもらいたいので、無料メール相談で教えてください。
その際、治療に興味を持っていることを前提にしてもらわないとお答えはできません。
自己改善に何をすれば良いかなどを聞いてくる人もいますが、アドバイスできません。心の症状はデリケートな部分が多いので簡単なアドバイスができないことをご了承ください。
