
最終更新:
執筆・監修:篠崎大輔
階段を下りる時、足が震える・踏み外しそうになる方へ
「階段を下りようとすると足が震える」
「足が跳ねるようになり、踏み外しそうで怖い」
「平地は普通に歩けるのに、階段だけうまく降りられない」
「後ろに人がいると、さらに足が固まる」
「手すりがないと怖くて階段を降りられない」
今まで普通に降りていた階段で、突然足が思い通りに動かなくなると、「足や脳の病気なのではないか」「このまま階段を降りられなくなるのではないか」と不安になると思います。
特に、病院で検査を受けても大きな異常がなく、
- 平地では普通に歩ける
- 階段を上ることはできる
- 階段を下りる時だけ足が震える、固まる
- 特定の階段や状況で症状が強くなる
という場合には、下り方の問題ではなく、階段を下りる動作と神経の誤作動が結びついた「階段イップス」かもしれません。
POINT当院では、階段イップスの原因を「脳の誤作動記憶」と捉えています。階段を下りる場面と心と体の誤作動が結びついて記憶されることで、足の震え・固まり・踏み外しそうな感覚などが繰り返されると考えています。
このページでは、階段を下りる時に足が震える、踏み外しそうになる、うまく降りられない原因と、当院での階段イップス治療について解説します。
自分の症状がイップスなのか確認したい方
イップス自己診断はこちら
階段イップスとは?
階段イップスとは、今まで普通にできていた「階段を下りる」という動作が、できなくなる状態です。
症状の出方は人によって異なります。
- 一歩目が出ない
- 足や膝が震える
- 足が勝手に跳ね上がる
- 足をどこに置けばよいか分からなくなる
- 踏み外しそうな感覚がする
- 階段の途中で急に足が固まる
- 手すりにつかまらないと降りられない
特徴的なのは、「階段を下りる」という特定の条件で症状が起こることです。
例えば、平地では問題なく歩けるのに階段だけ足が震える、上りは平気なのに下りだけ怖い、空いている階段では降りられるのに後ろに人がいると足が固まる、ということがあります。
このように「できる場面」と「できない場面」が分かれていることは、イップスかどうかの判断の手がかりになります。
イップス全体の症状や原因について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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なぜ階段を下りる時に足が震える・踏み外しそうになるのか?


当院では、階段イップスの原因を「脳の誤作動記憶」と捉えています。
本来、階段を下りる動作は、
- 足を出す
- 体重を移動する
- 次の段に足を運ぶ
これらが無意識に行われています。
しかし、階段を下りる場面と無意識の心の信号が結びつくことで、心と体の神経信号が混線すると、
- 足が固まる
- 足が震える
- 膝や足が勝手に跳ねる
- 一歩を出すタイミングが分からなくなる
- 踏み外しそうな感覚が起こる
といった体が誤作動を起こします。
なぜ同じ症状を繰り返すのか?
一度の誤作動だけで終われば、症状はその場限りです。
しかし、「階段を下りる場面」と心と体の誤作動が一つのパターンとして脳と体に記憶されると、次に階段を下りる時にも同じ反応が繰り返されるようになります。
これが、当院が考える階段イップスの「脳の誤作動記憶」です。
POINT「階段が怖いと思っているから症状が起こる」という単純な話ではありません。本人が意識していない自己ルールや思い込みなどの心の信号と、階段を下りる動作が結びついていることがあります。
そのため、「怖がらないようにする」「何度も階段を降りて慣れる」「足の動かし方を意識する」だけでは、同じ症状を繰り返すことがあります。
階段イップスの治し方
階段イップスを改善するためには、足の動かし方を練習するのではなく、階段を下りる時に起こっている心と体の誤作動を整えることが重要です。
当院では、アクティベータメソッドとPCRT(心身条件反射療法)を用いて、体と心の神経信号を確認していきます。
1.体の神経機能を検査する
まず来院時に、実際の体の反応を検査します。
足首、膝、股関節などの動きだけを見るのではなく、体を動かす神経機能が正常に働いているかを確認し、必要に応じてアクティベータメソッドで調整します。
2.階段と結びついた誤作動信号を確認する
次にPCRTを用いて、階段を下りる場面とつながっている無意識の心の信号を体の反応を指標に確認していきます。
例えば、
- 自分の中にある「こうあるべき」という自己ルール
- 周囲からどう見られているかという評価
- 人を待たせてはいけないという思い込み
- 本音と実際の行動との不一致
- 過去の経験と現在の場面との結びつき
などです。
これらは階段に関係することだけではありません。また、これに良い悪いを評価することが目的ではありません。
階段を下りる動作と結びつき、心と体の神経信号を混線させているものを認識することが目的です。
3.自然に降りられる反応を再学習する
誤作動信号を整えた後は、階段を下りる動作を再確認します。
大切なのは、「右足をこう出そう」「震えないようにしよう」と意識して動かすことではありません。
階段は本来、考えなくても無意識に降りられる動作です。
「気づいたら普通に降りていた」という自然な動きを繰り返し経験し、誤作動が起こらない反応を脳と体に再学習させていきます。
イップス治療全体について詳しくはこちらをご覧ください。
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階段イップスの改善事例
「こんな症状は自分だけなのではないか」と、誰にも相談できずに悩んでいる方も少なくありません。
当院にも、長年階段を下りることに悩みながら、「どこに相談すればよいのか分からなかった」という方が来院されています。
30年間、階段で右足が跳ね上がっていた52歳女性
10代後半から階段を下りる時に右足が跳ね上がり、手すりなしでは怖くて降りられない状態が続いていました。施術を重ね、最終的には手すりなしで自然に階段を下りられるようになり、旅行も楽しめるようになりました。
階段を下りる時に左足が出ない症状が12回で改善
階段を下りる時に左足が出ず、ヒールが引っかかるような感覚や階段への恐怖に悩んでいた44歳女性の改善事例です。12回目頃には、自宅の階段をゆっくり降りられるようになりました。
よくある質問
階段を下りる時に踏み外しそうになるのは病気ですか?
階段を下りにくくなる原因は一つではありません。病気の可能性を否定するためには、病院の検査を先に受診してください。一方、病院検査で大きな異常がなく、平地では普通に歩けるのに階段を下りる時だけ同じ症状を繰り返す場合には、階段イップスの可能性があります。
階段を下りる時だけ足が震えるのはなぜですか?
当院では、階段を下りる場面と心と体の誤作動が結びついて「脳の誤作動記憶」として記憶されているためと考えています。そのため、平地では普通に歩けても、階段になると足が震える、固まるといった反応が起こります。
階段を踏み外しそうになるのは脳が原因ですか?
「脳の病気」という意味ではありません。当院がいう脳の誤作動記憶とは、特定の場面と神経の反応が結びついて学習された反応パターンを表しています。病気の有無については医療機関での診断が必要です。
階段を何度も降りる練習をすれば治りますか?
階段を降りること自体を意識して練習してもイップスの場合は治りません。逆に、悪化する場合があります。階段イップスでは、動作の練習ではなく、症状を繰り返している誤作動記憶を確認することが重要です。
何回くらいで改善しますか?
症状が続いている期間や誤作動パターンによって異なるため、一律には決められません。実際の体の反応と経過を確認しながら進めていきます。
原因が自分で分からなくても大丈夫ですか?
はい。原因をご自身で説明できる必要はありません。来院時には実際の体の反応を確認しながら、階段を下りる動作とどのような誤作動信号が結びついているのかを確認していきます。
何年も続いていても相談できますか?
はい。長期間続いている階段イップスでもご相談いただけます。実際に当院には、何年、何十年と階段の症状に悩んだ後に来院された方もいます。
予約・相談
階段を下りるたびに足が震える、踏み外しそうになる、手すりがないと怖い。
何年も同じ症状を繰り返しているのであれば、「階段の降り方」ではなく、症状を繰り返している原因を確認してみてください。
当院では、階段を下りる時に起きている心と体の誤作動を検査し、自然に階段を降りられる状態を目指します。
「自分も階段イップスなのか分からない」という方も、まずはご相談ください。
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店舗情報
バースデーカイロプラクティック
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【Tel】0283-22-8881
【mail】info@birthday-chiro.jp
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【料金表】こちらでご確認ください
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
9:00 ~ 12:30 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
15:30~19:30 | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | × |
アクセス
【免責事項】当院は医療行為・マッサージ行為は行いません。カイロプラクティックおよび心身条件反射療法(PCRT)を用い、神経機能の調整を通じて身体機能を整えることを目的としています。症状・疾患の診断、投薬、外科的治療等については医療機関へご相談ください。
















