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マラソンで繰り返す右坐骨結節部の痛み|PCRT掲載症例
こんにちは。佐野市のバースデーカイロプラクティックです。
今回は、走り始めや前屈、車の乗り降りで右坐骨結節部に痛みが出ていたマラソン競技者の症例をご紹介します。
当院で施術を担当し、PCRT(心身条件反射療法)の症例報告として提出した内容が、PCRTのホームページに掲載されました。
今回ご紹介する症例
- 40歳代・女性・マラソン競技者
- 走り始めや前屈時の右坐骨結節部痛
- アクティベータメソッドとPCRTによる施術
- 計7回の通院後、フルマラソンを痛みなく完走したとの報告
※本記事は、実際の症例をもとに、医療機関での診断や治療を否定するものではなく、同様の結果や施術効果を保証するものでもありません。
来院までの経緯
40歳代の女性で、マラソン競技に取り組んでいる方です。
坂道での練習負荷が増えたことをきっかけに、右坐骨結節部から膝裏、ふくらはぎ、足底にかけて痛みが出るようになりました。
整形外科で坐骨結節炎と診断され、体外衝撃波治療を受けていました。その後、接骨院で電気療法やマッサージも受けていましたが、症状が続いていたため当院へ来院されました。
- 走り始めの約1kmで右坐骨結節部に痛みが出る
- 前屈や車の乗り降りでも痛む
- 走っている間は比較的楽になる
- 走り終わると足が上がりにくく、膝裏や足底にも痛みが出る
第1〜3回:身体機能への調整と症状の再燃
股関節の動作や筋機能、痛みが誘発される動作などを確認し、アクティベータメソッドを中心に施術しました。
初回の施術後は、前屈や股関節屈曲時の痛みが消失しました。
しかし、その後は練習負荷に伴って症状が再燃し、軽減と再燃を繰り返していました。
第4〜5回:PCRT認知調整法を導入
第4回は、アクティベータメソッドによる調整後も症状が変わらなかったため、痛みが出る場面をイメージした際の身体反応を確認しました。
その反応について説明したうえで、PCRT認知調整法を取り入れました。
理想の走り方と現在の自分を比較し、「なぜできないのか」「できなければならない」と捉えていることや、練習時間をめぐる葛藤、競技結果を出せない自分への恐れなどを、本人の認識と身体反応を照らし合わせながら確認しました。
第4回は、施術前に4だった症状の程度が、施術後には1へ軽減しました。
第5回にはハードな練習後の痛みがあり、引き続き認知調整法を実施しました。
また、施術中に確認した内容を振り返れるようAIを用いた説明画像を提供し、「何のためにマラソンをしているのか」という問いについても考えていただきました。
第6〜7回:痛みと予期不安の変化
第6回には、説明画像が分かりやすく、気持ちが楽になり、考え続けることが減ったとのお話がありました。
マラソンに取り組む目的についても、ご自身の言葉で表現されるようになり、予期不安は0になっていました。
第7回来院時には、右坐骨結節部の痛みはなく、張り感が残る程度となりました。
この回は、走っているときの「体は左右同じであるべき」という認識や、フォームを気にして「無になれ」と言い聞かせている場面の身体反応を確認し、認知調整法を行いました。
症状の程度と予期不安の推移
各回来院時の症状の程度と、痛みが出ることへの予期不安は、以下のように推移しました。
| 来院回数 |
症状の程度 (NRS) | 予期不安 |
|---|---|---|
| 第1回 | 7 | 未評定 |
| 第2回 | 4 | 未評定 |
| 第3回 | 5 | 未評定 |
| 第4回 | 4 | 未評定 |
| 第5回 | 4 | 4 |
| 第6回 | 3 | 0 |
| 第7回 | 1 | 1 |
※いずれも施術前の問診による0〜10の評価です。予期不安は第5回から評定しました。
※第7回のNRS1は、痛みが消失し張り感が残っていた状態です。
その後のフルマラソンでは、痛みなく完走
約1か月間、計7回の通院で上記の経過をたどりました。
第7回の施術後に出場したフルマラソンでは、右坐骨結節部の痛みは出現せず、良い記録で完走できたとの報告を受けました。
本症例について
本症例では、身体機能への調整に加えて、競技結果への恐れや身体・フォームに対する認識を確認し、PCRT認知調整法を行った時期に、痛みと予期不安の軽減がみられました。
ただし、アクティベータメソッド、水泳、ストレッチ、練習量やフォームの変化、自然経過などの影響を分けて評価することはできません。
心理的な要因だけが原因だった、あるいはPCRTだけで改善したと断定するものではありません。
PCRTホームページに症例報告が掲載されています
検査内容や各回の施術経過、考察を含む詳細は、以下の掲載ページをご覧ください。
走るときの痛みについてのご相談
当院では、医療機関での診断やこれまでの経過を踏まえ、身体機能や症状が出る場面、競技中の不安などを確認しています。
走るときの痛みが続き、当院での対応について確認したい方は、まずはご相談ください。
本記事は、ご本人から個人が特定されない範囲での情報使用について書面による同意を得た症例を紹介しています。

























