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目次
あなたの症状はイップス?それとも違う?
「イップスかもしれない」と感じている方へ。
イップスの症状は 運動障害、感覚障害、パターン化 の3つに分類されます。
しかし、イップスの症状は人それぞれ異なります。
「ただのスランプなのか?」「緊張しやすいだけなのか?」と悩む方も多いでしょう。
そこで、この記事では 分野ごとの具体的な症状 を紹介していきます。
取り上げる分野は以下の通りです。
- スポーツ系:野球 / ゴルフ / テニス / 卓球 / 弓道 / ダーツ
- 音楽・表現系:ピアノ / 弦楽器 / 発声(歌・スピーチ)
- 日常動作系:階段の昇降 / 運転
「これってイップス?」と疑問を持っている方は、ぜひチェックしてみてください。
院長紹介

篠崎 大輔
WHO基準のカイロプラクティック教育を修了し、脳・心・体の神経信号を専門に臨床を行っています。
「どこへ行っても治らない」とお悩みの方が、再び動けるようになる瞬間を多く見てきました。
諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
- 資格: WHO基準カイロプラクター(B.C.Sc保持)/ アクティベータメソッド・インストラクター/ PCRT・インストラクター
- 臨床経験: 14年以上
野球イップスの症状とは?
野球のイップスは、大きく 「投球イップス」「返球イップス」「送球イップス」 に分けられます。
「思い通りに投げられない」「特定の場面で急におかしくなる」などの症状は、イップスの可能性があります。
ここでは、イップスの代表的な 運動障害・感覚障害・パターン化 の症状を紹介します。
運動障害(体の動きが制御できない)
- 腕や手首が固まる
- 指が固まる
- 肘が伸びない
- スナップが効かなくなる
- 大きく振れなくなる(小さな動作しかできない)
- 手が頭に当たってしまう(制御不能な動き)
感覚障害(感覚が異常になる)
- 指にかかる感覚がない(ボールをしっかり握れない)
- リリースポイントがわからない(どこで離せばいいかわからなくなる)
- 頭が真っ白になる(思考が停止し、体が動かなくなる)
- 投げ方がわからなくなる(フォームを忘れたような感覚)
パターン化(特定の状況で毎回ミスをする)
- 試合のときだけ症状が出る(練習では問題ないが、本番で崩れる)
- 特定の人物がいると発症(監督やチームメイトの前で動きが変わる)
- カットに返すときだけ出る(送球の場面で毎回ミスをする)
- 出塁されたときだけ出る(ランナーがいると制御できなくなる)
- 監督が見ているときだけ出る(プレッシャーがかかると症状が強くなる)
- 特定の練習内容のときだけ出る(反復練習でミスが増える)
野球イップスについてもっと詳しく知る
野球イップス克服なら当院にご相談ください。投球・送球・キャッチャーで腕が固まる、リリースポイントがわからないと悩んでいませんか?試合になると投げられない、特定の状況でなるなど様々ですが、野球イップスは練習では治りません。技術練習では治らない本当の原因と、改善するためのステップを詳しく解説します。
ゴルフイップスの症状とは?
ゴルフのイップスは、大きく 「ドライバーイップス」「アプローチイップス」「パターイップス」 に分かれます。
「スイングが不安定になる」「手が勝手に動く」「特定の状況でミスが続く」 という方は、イップスの可能性があります。
ここでは、イップスの代表的な 運動障害・感覚障害・パターン化 の症状を紹介します。
運動障害(体の動きが制御できない)
- 体が固まる(スイング時にスムーズに動けない)
- 腕が勝手に動く(意図しない動きをしてしまう)
- トップに上げられない(クラブが途中で止まる)
- トップから降りてこない(切り返しができなくなる)
- インパクトで早くなる(強く打ちすぎてしまう)
- パンチが入る(力みすぎてしまう)
感覚障害(感覚が異常になる)
- スイングがわからなくなる(いつもの動作を忘れたように感じる)
- どこに上げればいいかわからなくなる(トップの位置が安定しない)
- インパクトが感じられない(手応えがなくなる)
- ノーカン状態になる(ボールを打った感覚がなくなる)
- しびれる(手や腕に電気が走る)
パターン化(特定の状況で毎回ミスをする)
- 右ドッグレッグのホールだけ症状が出る(左ドッグレッグで出る人も)
- 特定の距離になると症状が出る
- 花道だとミスをする
- ピンが手前のときだけ出る
- ショートパットだけ症状が出る
- 特定の同伴者がいると症状が出る
- 試合や月例だけ症状が出る
ゴルフイップスについてもっと詳しく知る
ゴルフイップスの治療法を徹底解説! ドライバー・アプローチ・パターで思い通りに打てない原因とは?実際の施術で改善した体験談を多数紹介。多くのゴルファーが克服に成功!【ゴルフイップスの喜びの声】をチェック!改善の鍵は、あなた自身にある。
テニスイップスの症状
テニスイップスでは、特に フォアハンドイップス と サーブイップス が多く見られます。
運動障害
- 腕が固まる
- 手首が固まる(ラケットが思い通りに動かない)
- 大きく振れなくなる(フォロースルーが極端に小さくなる)
- ボールが上げられなくなる(サーブ時にトスが上手く上げられない)
- ラケットが上を向く(意図せず変な方向にスイングしてしまう)
感覚障害
- 振り方がわからなくなる(今までの動作ができなくなる)
- ステップがわからなくなる(フットワークが不自然になる)
パターン化
- 試合の時だけ症状が出る
- サーブの時だけ出る(リズムが乱れる)
- ダブルスの時だけ出る(プレッシャーがかかると異常が出る)
- 指導者がいる時だけ出る(コーチや観客の前で特に悪化する)
テニスイップスについてもっと詳しく知る
卓球イップスの症状
卓球イップスもテニスと同様に フォアハンドイップス や サーブイップス が多く見られます。
運動障害
- 手首が固まる
- 手に力が入りすぎる(過度に握ってしまう)
- 腕が固まる
- 肘が固まる(フォアハンドが振れなくなる)
- 手首が返ってしまう(意図しない回転がかかる)
感覚障害
- リズムがわからなくなる(タイミングが狂う)
- 打感がわからない(ラケットの感触が消える)
- 頭が真っ白になる(プレー中に思考停止する)
パターン化
- 試合の時だけ症状が出る
- カットマンと対戦する時だけ出る(特定のプレースタイルに弱くなる)
- ダブルスの時だけ出る(ペア戦で特に影響を受ける)
卓球イップスについてもっと詳しく知る
卓球イップスで腕や手首が動かなくなる、サーブやフォアハンドがぎこちなくなる方へ。原因は、脳と心・体の信号の誤作動記憶かもしれません。WHO基準カイロプラクティックと心身条件反射療法(PCRT)で根本改善へ。Zoom相談・来院どちらも対応可能です。
弓道イップスの症状
弓道イップスは、早気(はやけ) が主な症状で、会が保てない ことが特徴です。
症状の特徴
- ゴム弓や藁前では会が保てるが、的前になると会が保てなくなる
- 離れたくないのに勝手に離れてしまう
弓道イップスについてもっと詳しく知る
弓道の早気(弓道イップス)は、なぜ治らないのか? 会を保てない、離れが怖い…そんな悩みを抱える方へ早気の克服方法を解説しています。当院では、心と体の誤作動信号を整え、体が健全に働くようにしていきます。遠方で来院できない方はZoomサポート可です。
ダーツイップスの症状
ダーツイップスは、人によって症状が大きく異なります。
運動障害
- 肘が伸びない / 曲がらない
- 手首が固まる / 回ってしまう
- 指が勝手に動く / こねてしまう
- 頭に手が当たる(異常な動きが発生)
感覚障害
- 投げ方がわからなくなる
- 距離感がわからなくなる
パターン化
- 大会の時だけ症状が出る
- 特定の人物がいると影響を受ける
- ヤジが多いと影響を受ける
- うるさい環境だと影響を受ける
ダーツイップスについてもっと詳しく知る
栃木県宇都宮市から来院されたプロダーツ選手が悩んでいたダーツイップス。セットアップができず、投げられなかった状態から3〜4回の施術で改善!考え方・身体の使い方・メンタルが楽になり、自信を取り戻した体験談をご紹介します。
ピアノイップスの症状
ピアノイップスは、主に 指が動かなくなる、または 指が巻き込まれる 症状が特徴です。
パターン化
- 特定の曲だけ症状が出る
- 発表会やコンクールの時だけ症状が出る
- 先生や師匠の前だけで発症する
ピアノイップスについてもっと詳しく知る
ピアノを弾くときに指が固まる・思い通りに動かない・同じ場所でミスをする…それはピアノイップスかもしれません。本記事では、ピアノイップスの原因・症状・克服法を詳しく解説。練習では治らない理由と改善策を知り、演奏の悩みを解消しましょう!
弦楽器イップスの症状
弦楽器イップスは、ギター、ベース、バイオリン、チェロ、ヴィオラ など、弦楽器全般 に起こる症状です。
運動障害
- 指が固まる
- 指が曲がらなくなる(関節が動かせない)
- 手首が固まる(操作できない)
- 腕が動かせなくなる(弦を押さえたり、弓を引けなくなる)
感覚障害
- リズムがわからなくなる(タイミングが狂う)
- 動かし方がわからなくなる(指がどこに行くかわからない)
- 力加減がわからなくなる(適切な力で弦を押さえられない)
パターン化
- 特定の曲だけ症状が出る
- 本番だけ症状が出る(リハーサルでは問題ない)
- お客さんがいると症状が出る
- 立って演奏すると症状が出る
弦楽器イップスについてもっと詳しく知る
弦楽器の演奏中に指が動かなくなる、腕が固まる…それは「弦楽器イップス」かもしれません。本記事では、バイオリン・ギター・チェロなどの弦楽器で発生するイップスの原因と改善方法を解説。イップスを本気で治したい方は必見!
発声イップスの症状
発声イップスは、医学的には 発声障害(ジストニア) に分類され、声が出なくなる症状を指します。
運動障害
- 喉が詰まる
- 声が詰まる
- 喉が締め付けられる
- とにかく声が出せない
パターン化
- 特定の人と話す時だけ発症する
- 特定の状況でのみ発症する
- 歌う時だけ症状が出る
- マイクを使うと症状が出る
- コンサートの時だけ発症する
発声イップスについてもっと詳しく知る
2024.05.23
最終更新:2025/11/5目次発声障害で悩んでいませんか? 院長紹介 発声障害とは? 発声障害の種類 発声障害を公表している芸能人 発声障害の原因 発声障害を克服する方法 あなたの発声障害、今すぐ改善しません...
階段イップスの症状
階段イップスは、階段を降りるとき に症状が出る方が多いです。
運動障害
- 膝が伸びてしまう(スムーズに曲げられない)
- 足が飛び上がってしまう(制御できない動作が出る)
- リズムよく降りられない(ぎこちない動きになる)
感覚障害
- 足の出し方がわからなくなる
- 滑りそうな感覚がある(不安定に感じる)
パターン化
- 幅が狭い階段だと症状が出る
- 滑りそうな階段だと症状が出る
- 手すりがないと不安になる
- 幅広い石の階段では症状が出ない
階段イップスについてもっと詳しく知る
階段イップスの症状、階段を下りるときに足が固まる・飛び跳ねる・震える、そんな症状に悩んでいませんか?階段イップスの原因は、心と体の信号の誤作動。正しいアプローチで改善する方法を解説します。階段イップスの改善はバースデーカイロプラクティックにご相談ください。
運転イップスの症状
運転イップスは、不安障害の影響も受けやすい症状です。
パターン化
- 高速道路に入ると手汗や震えが出る
- トンネルに入ると壁にぶつかりそうな感覚がする
- 追い越し車線を車が通ると力が入る
- 渋滞になると異常に緊張する
運転イップスについてもっと詳しく知る
運転が怖い、高速道路やトンネルで緊張・動悸・手汗に悩んでいる方へ。それは運転イップスかもしれません。自律神経の乱れや心と体の誤作動信号を整えて運転中の恐怖を克服する方法を解説!運転が不安な方は当院にご相談ください。遠方の方はZoomサポート可能です。
まとめ
イップスの症状は、スポーツ・音楽・日常動作 など、さまざまな分野で現れます。
共通する特徴として、以下の3つの異常 が挙げられます。
- 運動障害(体が固まる・思い通りに動かない)
- 感覚障害(違和感・力加減がわからない)
- パターン化(特定の場面や状況で症状が出る)
特にイップスは、「以前は普通にできていたことが制御できなくなる」 ことが特徴です。
イップスと誤解されがちなケース
- 緊張して手汗をかいたり、心拍数が上がる
- 技術的な問題で思うように動かせない
- 経験不足や慣れの問題でうまくできない
これらはイップスではなく、通常の緊張や練習不足によるものです。
しかし、「何をしても改善しない」「無意識に体が動かない」 という場合は、イップスの可能性があります。
イップスは治らない?
「イップスは治らない」と思っていませんか? 実際は脳の誤作動を解消すれば改善できます。
正しい知識と適切なアプローチで、イップスを克服した人 はたくさんいます。
イップスを正しく理解し、適切なアプローチをすればイップスは改善できます!
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店舗情報
免責事項
当院は医療行為・マッサージ行為・慰安行為は行いません。カイロプラクティックおよび心身条件反射療法(PCRT)を用い、神経機能の調整を通じて自然治癒力が発揮される環境づくりを目的としています。症状・疾患名の診断や投薬、外科的治療は医療機関にてご相談ください。既往歴・治療中のご病気がある場合は、事前にお知らせください。



























