PCRT中級1セミナーに参加しました
2026年7月12日・13日の2日間、心身条件反射療法(PCRT)の中級1セミナーが開催されました。
今回のセミナーには20名の受講生が参加され、私はインストラクターとして、受講生の皆さまの学びをサポートさせていただきました。
同じ方向を目指して学び続けている仲間と過ごした2日間は、とても充実した時間となりました。
PCRT中級1で学ぶ内容

PCRT中級1では、主に次のような内容を学びます。
- 経絡
- チャクラ
- オーラ
- 認知調整法
経絡やチャクラ、オーラなどの身体エネルギー系に関する検査・調整法と、PCRTの中枢となる認知調整法について、実技を交えながら学んでいきます。
私たちの体には神経があり、筋肉や関節、内臓などの働きを主にコントロールしています。
一方、PCRTでは神経系だけでなく、経絡、チャクラ、オーラなどを身体エネルギー系の概念として捉え、患者さんの体に現れる反応を手がかりに検査や調整を行います。
PCRTでは、神経系、身体エネルギー系、心理面などに関係するさまざまな信号が、心身の働きに影響していると考えます。
それらの信号がうまく連携できず、混線したような状態になることで、体の機能に誤作動が生じ、不調や症状につながる場合があるというのが、PCRTの考え方の一つです。
目には見えない信号も含めて、患者さんの体に現れる反応を手がかりに検査し、調整していけることは、PCRTの大きな特徴です。
無意識の心理的信号を明確にする認知調整法

中級1で学ぶ認知調整法では、患者さんが普段は意識していない心理的な信号を、患者さん自身の体の反応を使いながら特定していきます。
一般的に使われる「ストレス」という言葉とは少し意味が異なりますが、わかりやすく表現すると、症状や体の反応と関連している可能性のある、心理的な反応の中身を明確にしていく方法ともいえます。
人は、自分では気にしていないと思っていても、過去の経験や人間関係、価値観、期待、不安などに対して、無意識に反応していることがあります。
しかし、施術者が一方的に「これが原因です」と決めつけるわけではありません。
患者さんの体に現れる反応を確認しながら、どのような認知や感情が症状や体の反応と関係しているのかを、一緒に認識していくことが特徴です。
基本を丁寧に学び、臨床で使える力を養う
今回のセミナーでは、PCRTを学び始めたばかりの受講生には、基本的なプロトコールを一つひとつ丁寧にお伝えしました。
まずは、決められた手順を正確に行うことが大切です。
検査の目的や意味を理解しながら基本の流れを繰り返し練習することで、患者さんの体に現れる反応を丁寧に確認するための基礎を身につけていきます。
一方、経験を重ねている受講生には、単にプロトコールを行うだけでなく、
「どのような質問をすると、患者さんが自分では意識していなかった反応に気づきやすくなるのか」
「どのような言葉を選ぶと、患者さんが自分自身の反応を認識しやすくなるのか」
といった、より実践的な部分についても考えてもらいました。
同じ検査や調整法を使っていても、施術者の質問の仕方や患者さんとの関わり方によって、得られる情報が変わることがあります。
技術だけでなく、患者さんをどのように理解し、どのようにサポートしていくのかを学ぶことも、PCRTを深めるうえでは欠かせません。
受講生全員で学び合うセミナー
セミナーでは、講師やインストラクターから受講生へ、一方的に知識を伝えるだけではありません。
受講生同士で検査や調整を行い、お互いの反応や気づきを共有しながら学んでいきます。
今回も、受講生一人ひとりがチームの一員であるという意識を持ち、お互いに協力しながら練習されている姿が印象的でした。
経験年数や知識の量はそれぞれ異なりますが、同じ方向を目指す仲間から学べることはたくさんあります。
教える側と教わる側という一方向の関係ではなく、それぞれの経験や疑問を共有しながら、全員で成長していく機会になったのではないかと思います。
ワンポイントアドバイス「PCRTを楽しもう」
今回のセミナーでは、私から受講生の皆さまに向けて、ワンポイントアドバイスのプレゼンをさせていただきました。
テーマは、「PCRTを楽しもう」です。
私はPCRTを学び始めてから、約10年間、臨床で活用しながら学び続けてきました。
セミナーで知識を学び、実際の臨床で活用し、うまくいかなかったことや疑問に感じたことを振り返る。そして、わからないことは次のセミナーで講師やインストラクターに質問する。
私は、この「学ぶ・実践する・振り返る・再び学ぶ」という繰り返しによって、少しずつPCRTへの理解を深めてきました。
PCRTは、セミナーの内容を聞いただけですべてを理解できるような、単純な施術法ではありません。
そのため、セミナーで学ぶ内容に加えて、心理学、神経学、人間学などについても、自分なりに学習を続けてきました。
当時は、理解できないことや、臨床で思うような結果につながらないことも多くありました。
それでも、わからないことを調べ、試し、振り返り、また学ぶという過程を、私は楽しんでいたのだと思います。
知識が増え、経験を重ねることで、少しずつ自信がついてきました。
そして現在では、PCRTを臨床で活用し、患者さんと一緒に心と体の反応を紐解いていくことに、大きな楽しさを感じています。
受講生の皆さまにも、すぐにうまくできることだけを目指すのではなく、わからないことや失敗も含めて、学びの過程そのものを楽しんでほしい。
そのような思いを込めて、「PCRTを楽しもう」というタイトルでお話しさせていただきました。
学び続ける仲間との充実した2日間
PCRTを学ぶ理由や臨床経験は、それぞれ異なります。
それでも、患者さんをより深く理解し、より良いサポートを提供したいという思いは共通しています。
同じ方向を目指して成長している仲間と学び合えた2日間は、私自身にとっても、多くの気づきと学びを得られる貴重な時間となりました。
インストラクターという立場ではありますが、受講生から学ばせていただくこともたくさんあります。
今回のセミナーで得た経験を、今後の臨床や受講生のサポートにも生かしていきたいと思います。
受講された皆さま、充実した2日間をありがとうございました。





















