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「カイロプラクティックって何ですか?」
「整体やマッサージとは何が違うのですか?」
「ボキボキする施術ですか?」
このようなご質問をいただくことがあります。
カイロプラクティックという言葉は聞いたことがあっても、実際にどのような考え方で体をみているのか、整体やマッサージと何が違うのかは、一般の方にはわかりにくい部分があると思います。
このページでは、カイロプラクティックとは何か、世界と日本での位置づけ、カイロプラクティックの基本的な考え方、そして当院がアクティベータメソッドを選択している理由について、できるだけわかりやすく解説します。
目次
カイロプラクティックとは何か
カイロプラクティックは、脊椎(背骨)を中心とした体の構造と機能に注目し、手技によって体の働きを整えていくヘルスケアです。
一般社団法人 日本カイロプラクターズ協会では、カイロプラクティックを「脊椎を中心とした身体の構造と機能に注目した手技療法を特徴とするヘルスケア」と説明しています。
また、カイロプラクティックの目的について、主に脊椎やその他の筋骨格系の部位を調整することにより、痛みの軽減、関節の動きや機能の改善、体が本来持っている自然治癒力を高めることを目的としているとされています。
参考:日本カイロプラクターズ協会「カイロプラクティックとは」
もう少しわかりやすく言えば、カイロプラクティックは、背骨や関節、筋肉などの働きに着目し、手技によって調整することで、神経の働きが回復しやすい状態を目指すヘルスケアです。
人の体は、脳と神経の信号によってコントロールされています。
筋肉を動かすこと、姿勢を保つこと、痛みを感じること、体を回復させること、環境に適応すること。これらには、神経の働きが深く関係しています。
そのため、カイロプラクティックは単に「骨を鳴らす施術」ではありません。
背骨や関節の働き、筋肉の緊張、姿勢、体のバランス、神経の働きなどを総合的にみながら、体が本来の機能を発揮しやすい状態を目指します。
カイロプラクティックの基本的な考え方
カイロプラクティックは、脊椎を中心とした体の構造と機能、そして神経の働きに注目し、体が本来持っている自然治癒力や適応力が働きやすい状態を目指すヘルスケアです。
カイロプラクティックと整体・マッサージ・接骨院の違い
カイロプラクティックは、日本では国家資格として法制化されていないため、一般的には「整体」の一種として扱われることがあります。
しかし本来、カイロプラクティックは整体やマッサージとは異なる考え方を持つヘルスケアです。
整体は日本で広く使われている言葉で、施術内容や考え方は施術者によって大きく異なります。マッサージは、筋肉をもみほぐしたり、リラクゼーションを目的に行われることが多い施術です。
接骨院・整骨院は、柔道整復師という国家資格を持つ先生が行う施設で、主に骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などの外傷に対する施術が法律上の業務範囲とされています。
一方、カイロプラクティックは、脊椎を中心とした体の構造と機能、神経の働き、筋骨格系の関係に注目し、体が本来の働きを発揮しやすい状態を目指す考え方です。
詳しい違いについて
整体・カイロプラクティック・接骨院/整骨院・病院・サロンの違いについては、別ページで詳しく解説しています。
佐野市で整体・カイロを選ぶ前に|国家資格・整体・病院・サロンの違い
世界におけるカイロプラクティックの位置づけ
カイロプラクティックは、世界の多くの国で行われているヘルスケアです。
一般社団法人 日本カイロプラクターズ協会では、カイロプラクティックはすでに約100ヵ国に広まり、45カ国で法制化され、教育や研究面でも進歩していると紹介されています。
つまり、世界的に見るとカイロプラクティックは、単なるリラクゼーションや一時的なもみほぐしではなく、専門教育や安全性の基準をもとに発展してきた分野です。
一方で、国によって制度や資格、業務範囲は異なります。
そのため、「海外ではすべて同じ制度」というわけではありませんが、カイロプラクティックが多くの国で専門職として認識されていることは、日本でカイロプラクティックを理解するうえでも大切な視点です。
日本におけるカイロプラクティックの現状
日本では、カイロプラクティックは国家資格として法制化されていません。
そのため、国際基準の教育を受けたカイロプラクターもいれば、短期間の講習のみでカイロプラクティックを名乗っている施術者も存在します。
ここが、日本でカイロプラクティックがわかりにくくなっている大きな理由です。
厚生労働省は、いわゆるカイロプラクティック療法に関して、禁忌対象疾患の認識、危険な手技の禁止、適切な医療受療の遅延防止、誇大広告の規制などについて注意を示しています。
これは、カイロプラクティックそのものを否定するというよりも、安全性を守るために、施術者側が十分な知識と判断力を持つ必要があるということです。
だからこそ、カイロプラクティックを受ける際には、施術者がどのような教育を受け、どのような基準で施術を行っているのかを確認することが大切です。
日本国内にも、国際基準の教育を受けたカイロプラクターを登録する仕組みがあります。
日本カイロプラクティック登録機構(JCR)では、WHO指針に準拠した教育修了者および一定水準以上の国内養成学校の教育修了者を対象に、カイロプラクター登録制度を設けています。また、登録者名簿を一般公開し、安全なカイロプラクターを選ぶための指標を提示することを目的としています。
国際基準の教育を受けたカイロプラクターは、以下のページから検索できます。
カイロプラクティックを選ぶときの目安
日本ではカイロプラクティックが国家資格ではないため、「カイロプラクティック」と書かれているだけでは教育背景を判断できません。施術者がどのような教育を受けているか、登録名簿で確認できるか、安全性や禁忌への理解があるかを確認することが大切です。
カイロプラクティックの哲学・科学・芸術
カイロプラクティックといっても、施術方法や考え方はひとつではありません。
その背景には、カイロプラクティックが「科学・芸術・哲学」という3つの要素を大切にして発展してきたことがあります。
科学とは、解剖学、生理学、神経学、運動学、安全性、検査など、体を理解するための知識や根拠です。
芸術とは、実際にどのように体を検査し、どのような刺激を、どのタイミングで、どのように加えるかという施術技術や臨床判断の部分です。
哲学とは、人の体には本来、環境に適応し、回復しようとする働きがあるという考え方です。
カイロプラクティックでは、その働きを妨げるものをサブラクセーションと呼びます。サブラクセーションは、単なる骨のズレという意味ではなく、神経の働きや体の調和に影響を与える機能的な異常として捉えられています。
カイロプラクティックでは、このサブラクセーションを調整することで、神経の働きを整え、体全体が調和して働ける状態を目指します。
この科学・芸術・哲学の3つが合わさることで、カイロプラクティックという考え方が成り立っています。
カイロプラクティックの土台
科学によって体を理解し、哲学によって人間の自然な働きを尊重し、芸術としてその人に合った方法で施術を行う。この3つのバランスが、カイロプラクティックの大切な土台です。
そのため、同じカイロプラクティックでも、実際のアプローチ方法にはさまざまな違いがあります。
手による調整を行う方法もあれば、専用の器具を使って軽い刺激で調整する方法もあります。また、ボキボキするような音を伴う調整もあれば、音を鳴らさず低刺激で行う調整もあります。
どれか特定の技法だけがカイロプラクティックというわけではありません。
ただし、どのような方法であっても、科学的な知識、安全性への理解、適切な検査、そしてカイロプラクティックの哲学を土台にしていることが大切です。
カイロプラクティックが体に変化を起こす理由
体は、神経の信号によってコントロールされています。
筋肉を動かす、力を抜く、姿勢を保つ、バランスをとる、痛みを感じる、疲労から回復する。これらはすべて、神経の働きと関係しています。
その神経の信号がうまく働かないと、体は必要以上に緊張したり、動きにくくなったり、痛みや違和感を感じやすくなることがあります。
たとえば、次のような状態です。
- 力を抜きたいのに抜けない
- 動かそうとしてもスムーズに動かない
- 痛い場所をかばって別の場所までつらくなる
- 姿勢を正そうとしてもすぐに戻ってしまう
- 緊張や不安で体がこわばる
このような状態は、筋肉や関節だけの問題ではなく、神経の働きや体の反応が関係していることがあります。
カイロプラクティックでは、体に適切な刺激を加えることで、神経の働きに変化を促します。
神経の働きが整うことで、筋肉の緊張、関節の動き、姿勢、バランス、体の使い方などに変化が起こりやすくなります。
その結果、体が本来持っている自然治癒力や適応力が働きやすい状態を目指します。
カイロプラクティックの目的
痛いところを一時的に楽にすることだけではなく、神経の働きと体の反応を整え、体が自分で回復しやすい状態をつくることを大切にしています。
当院が考えるカイロプラクティック
当院では、カイロプラクティックを「骨を正しい位置に戻すもの」とは考えていません。
もちろん、関節の動きや姿勢、筋肉の緊張は大切です。
しかし、それらは体に起きている結果であり、その背景には神経の働きや体の反応が関係していることがあります。
たとえば、同じ姿勢をしていても、痛みが出る人と出ない人がいます。
画像検査で異常があっても症状がない人もいれば、検査では大きな異常がないのに強い不調を感じる人もいます。
このようなことを考えると、体の不調を「骨のズレ」「筋肉のこり」「姿勢の悪さ」だけで説明することはできません。
当院が大切にしている視点
症状だけを追いかけるのではなく、神経の働き、体の反応、心身のストレス、無意識の緊張などを含めて、体がどのような状態になっているのかを確認していきます。
そのため当院では、体の反応を検査しながら、その方に必要な刺激を選択することを大切にしています。
そして、この考え方に合うカイロプラクティックの方法として、アクティベータメソッドを用いています。
アクティベータメソッドを選択している理由
アクティベータメソッドとは、専用の器具を使い、軽く素早い刺激を体に加えるカイロプラクティックの方法です。
当院がアクティベータメソッドを選択している理由は、強い力で骨を動かしたり、痛い場所を強く押したりするのではなく、体の反応を確認しながら、必要な場所に必要な刺激を加えられるからです。
特に、次のような点を大切にしています。
- ボキボキしないため、体への負担が少ない
- 小さな刺激で神経の働きにアプローチできる
- 検査と調整を繰り返しながら、体の反応を確認し施術できる
- 年齢や体格にかかわらず、安全に施術できる
- 痛い場所だけでなく、体全体の機能を整えやすい
カイロプラクティックというと、「首や腰をボキボキされるのではないか」と不安に思う方もいらっしゃいます。
当院では、そのような強い矯正ではなく、アクティベータメソッドによる軽い刺激で、神経の働きと体の反応を整えていきます。
アクティベータメソッドについて詳しくは、以下のページで解説しています。
まとめ|カイロプラクティックは神経の働きと体の機能を整えるヘルスケア
カイロプラクティックは、単に背骨を鳴らす施術ではありません。
また、痛いところを強く押したり、筋肉をもみほぐしたりすることだけが目的でもありません。
カイロプラクティックは、脊椎を中心とした体の構造と機能、神経の働き、そして体が本来持っている自然な回復力を大切にするヘルスケアです。
当院では、カイロプラクティックを通して、神経の働き、体の反応、心身のストレスを含めて、体が本来の働きを取り戻しやすい状態を目指します。
症状には、必ずしもひとつの原因だけがあるわけではありません。
姿勢、筋肉、関節、神経、生活習慣、ストレス、過去の経験、無意識の反応などが複雑に関係していることがあります。
だからこそ当院では、症状名だけで判断するのではなく、体の反応を確認しながら、その方に必要な施術を行っていきます。
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