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執筆・監修:篠崎大輔
今までできていた動きが、突然できなくなっていませんか?
「投げようとすると腕が固まる」
「スイングを始めようとしても体が動かない」
「本番になると指が思うように動かない」
「練習ではできるのに、試合になるとできない」
今まで普通にできていたことが突然できなくなると、
「フォームがおかしくなったのではないか」
「練習が足りないのではないか」
「自分のメンタルが弱いのではないか」
と考えてしまう方は少なくありません。
しかし、フォームを何度修正しても、練習量を増やしても、特定の場面になると同じ症状を繰り返すのであれば、技術だけの問題ではありません。
POINTイップスは、単純な技術不足ではなく、心と体の神経信号が混線し、体が誤作動した状態と捉えています。その誤作動パターンが脳と体に記憶されることで、症状が繰り返されると考えています。
そのため改善するためには、
- どの場面で症状が出るのか
- どの場面では症状が出ないのか
- 体がどのような反応をしているのか
- その場面と結びついている心の信号は何か
を整理していくことが重要です。
このページでは、イップスの症状・原因・改善の考え方をまとめています。
競技別の詳しい内容や、当院での治療、改善事例についても、それぞれ専門ページへご案内します。
自分の症状がイップスなのか確認したい方
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競技・動作別のイップス
イップスは、ゴルフや野球だけに起こるものではありません。
スポーツ、楽器演奏、発声、日常動作など、さまざまな場面で起こります。
ご自身の悩みに近いページをご覧ください。
スポーツのイップス
楽器・パフォーマンスのイップス
日常動作のイップス
一覧にない競技や動作でも対応できる場合があります。どのページを読めばよいか分からない場合は、LINEからご相談ください。
イップスとは?
イップスとは、これまで普通にできていた動作が、思い通りにできなくなる状態です。
その際に特徴的なのが、単なるミスではなく、動作や感覚に普段とは違う異常が起こることです。
例えば、
- 投げようとすると腕や体が固まる
- 動作を始めようとしても動けない
- 力が入りすぎる、震える、動きがぎこちなくなる
- ボールを離す感覚や、体を動かす感覚が分からなくなる
といった、体の動きや感覚そのものに異常が現れることがあります。
一方で、体が固まる、感覚がおかしいといった明らかな異常がなくても、
- 試合の途中の特定場面で必ずミスをする
- 特定の相手になると必ずミスをする
- 指導者が見ている時だけミスをする
というように、特定の条件とミスが結びついた「パターン化」として現れることもあります。
POINTイップスは、「体が思い通りに動かない」「感覚が分からなくなる」といった体の異常だけでなく、特定の場面で同じミスを繰り返すパターン化として現れることもあります。
このように、イップスの症状は一人ひとり異なりますが、大きく分けると「動きの異常」「感覚の異常」「特定条件で繰り返されるパターン」として整理できます。
イップスにみられる主な症状
イップスにみられる症状を、3つに分けて見ていきます。
1.体が思い通りに動かない
- 腕や体が固まる
- 動作を始められない
- 途中で動きが止まる
- 必要以上に力が入る
- 意図していない動きが出る
- 震えやぎこちなさが出る
2.感覚がいつもと違う
- ボールを離す感覚が分からない
- クラブの重さが分からない
- 腕や指の感覚がおかしい
- 動くタイミングが分からない
3.特定の条件で同じミスを繰り返す
- 試合や本番になると同じミスをする
- 特定の距離になると失敗する
- 特定の相手になると同じミスをする
- 人に見られている場面で同じ反応を繰り返す
- 特定の場面になると、意識していなくても同じミスを繰り返す
この3つは単独で起こることもあれば、複数が重なって現れることもあります。
特に、「できる場面」と「できない場面」が分かれていることや、特定の条件で同じ反応が繰り返されることは、イップスの原因を考える重要な手がかりになります。
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イップスの原因
POINT当院では、イップスの原因を「脳の誤作動記憶」と捉えています。心と体の神経信号が混線して体が誤作動し、その誤作動パターンが脳と体に記憶されることで、イップス症状が繰り返されると考えています。
つまり、イップスは単純な技術不足によって起こっているのではなく、本来は自然にできていた動作に、誤った神経の反応が結びついている状態です。
心と体の神経信号が混線する
投げる、振る、弾くといった動作は、本来であれば細かく考えなくても自然に行うことができます。
しかし、その動作に、
- こうあるべき
- こうしなければならない
- 期待に応えなければならない
- 人からどう見られているかが気になる
- 自分はこうでなければならない
といった無意識の自己ルールや思い込みが結びつくと、体を動かす信号との間に混線が起こります。
その結果、
- 体や腕が固まる
- 必要以上に力が入る
- 動こうとしても動けない
- 感覚が分からなくなる
- 特定の場面で同じミスを繰り返す
といった誤作動が起こります。
ここで重要なのは、「失敗してはいけない」と意識的に考えていること自体が問題なのではないということです。スポーツ選手の多くは、失敗を避けたい、成功したいと考えています。
当院が注目するのは、その奥にある無意識の自己ルールや思い込みが、現実の状況や本人の本音と一致していなかったり、必要以上に強く働いていたりすることです。これらに良い悪いはありませんが、心と体の神経信号を混線させ、イップスの誤作動につながります。
誤作動パターンが記憶されることで症状が繰り返される
一度起きた誤作動が、その場限りで終わればイップスにはなりません。
イップスでは、特定の場面と心と体の誤作動が結びついたパターンとして、脳と体に記憶されていることが重要だと考えています。
例えば、
- 近距離で投げる場面 + 無意識の「こうあるべき」という自己ルール → 腕が固まる
- ドライバーを振る場面 + 無意識の「こうしなければ」という思い込み → ダウンスイングで止まる
- 本番の場面 + 無意識に働く評価や責任に関する自己ルール → 指が思うように動かない
このように、特定の場面と無意識の心の反応、そしてイップス症状が結びついた状態で記憶されることで、その場面になると同じイップス症状が繰り返されるようになります。
当院では、この症状につながる記憶された反応パターンを「脳の誤作動記憶」と表現しています。
そのためイップスを改善するためには、フォームを修正し続けるのではなく、症状につながっている誤作動信号を見つけ、その誤作動記憶を正常な反応へ再学習していくことが重要だと考えています。
イップスが起こる仕組みについては、こちらで詳しく解説しています。
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なぜ技術練習だけでは改善しにくいのか?
イップスになると、「フォームが悪いのではないか」と考えて技術修正を続ける方が多くいます。
しかし、練習ではできるのに試合ではできない、特定の距離や相手でだけ症状が出るのであれば、技術不足ではありません。
POINT技術不足なら、特定の場面だけではなく、さまざまな場面で同じ問題が起こるはずです。
また、イップスを治す目的で技術修正を繰り返すと、「こうしなければ」という意識が強くなり、本来は無意識で行われる動作を意識でコントロールしようとするようになります。その結果、自然な動きが出にくくなり、イップスが改善しにくくなる傾向があります。
何度フォームを修正しても同じ症状を繰り返している場合は、技術ではなく、症状を繰り返している誤作動記憶に目を向けることが重要です。
当院のイップス治療
当院では、イップスを単純なフォームの問題として扱いません。
POINT体の神経信号と心の神経信号の両方を確認し、症状につながっている誤作動を整えていきます。
1.体の神経機能を検査・調整する
まず、来院時には実際の体の反応を検査し、神経機能が正常に働いているかを確認します。
体の神経機能に誤作動が確認された場合には、アクティベータメソッドを用いて調整します。
自然に体を動かすための土台を整えていきます。
2.心と体の誤作動信号を確認する
イップスでは、身体的な神経機能を整えるだけではなく、特定の場面と結びついた心の信号も確認する必要があります。
来院での施術では、PCRT(心身条件反射療法)を用い、症状が出る場面をイメージした際の体の反応を検査しながら、そこに結びついている無意識の心の信号を確認していきます。
例えば、
- 無意識の自己ルール
- 思い込み
- 過去の経験
- 周囲からの評価
- 理想と現実の違い
- 本人の本音との不一致
などと症状との関係を確認します。
原因となっている誤作動信号を認識し、心と体の神経信号を整えていきます。
3.自然な動きを再学習する
一度症状が出なくなったから終わりではありません。
練習、試合、本番などでも自然に動ける状態を経験し、誤作動が起こらない反応を脳と体に定着させていくことが大切です。
詳しい検査、施術方法、通院の考え方はこちらをご覧ください。
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イップス改善事例・喜びの声
「本当に改善するのだろうか」と不安に感じる方も多いと思います。
実際に当院でサポートした方の症例や喜びの声をご紹介します。
症例は一例であり、改善までの回数や経過には個人差があります。
イップスに関する研究

PCRTを用いたイップスへのアプローチについては、臨床症例を集積し、研究が進められています。
研究は松浦佑希助教(宇都宮大学)を代表研究者とし、坂入洋右教授(筑波大学)らの研究者とPCRT施術者が協力して行われています。
バースデーカイロプラクティック院長・篠崎大輔も、症例報告メンバーの一人として研究に協力しています。
最終更新:2025/11/03院長紹介 篠崎 大輔WHO基準のカイロプラクティック教育を修了し、脳・心・体の神経信号を専門に臨床を行っています。 「どこへ行っても治らない」とお悩みの方が、再び動けるよ...
遠方の方へのZoomサポート
遠方にお住まいで来院が難しい方には、Zoomによるサポートも行っています。
Zoomでは、来院時のような体の反応検査は行いません。
質問を通して、
- どのような場面で症状が出るのか
- どのような場面では症状が出ないのか
- その場面に結びついている無意識の自己ルールや思い込み
- 本人の本音や考えとの不一致
などを整理し、イップスにつながっている心の信号を確認していきます。
原因をご自身で分かっている必要はありません。質問を通して一緒に整理していきます。
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よくある質問
イップスとは何ですか?
これまでできていた動作が、思い通りにできなくなる状態です。体が固まる、力が入りすぎる、感覚が分からなくなるほか、特定の場面で同じミスを繰り返すパターンとして現れることもあります。
イップスは技術不足が原因ですか?
当院では、イップスの原因を技術不足ではなく「脳の誤作動記憶」と捉えています。特定の場面で心と体の神経信号が混線し、誤作動したパターンが記憶されることで症状が繰り返されると考えています。
イップスの原因は何ですか?
当院では、心と体の神経信号が混線して起きた誤作動パターンが脳と体に記憶された「脳の誤作動記憶」が原因だと考えています。
メンタルが弱いからイップスになるのでしょうか?
いいえ。単純に心が弱いから起こるものではありません。当院では、無意識の自己ルールや思い込みなどの心の信号と、イップス症状との関係を確認します。
「失敗したくない」と考えることが原因ですか?
「失敗したくない」と意識的に考えること自体を原因とは考えていません。スポーツ選手の多くは成功したい、失敗を避けたいと考えています。当院では、その奥にある無意識の自己ルールや思い込みと体の反応との関係を確認します。
フォームを直せば改善しますか?
技術的な問題であればフォーム修正は必要です。しかし、練習ではできるのに試合ではできない、特定の距離や相手でだけ症状が出るイップスでは、フォーム修正とは別に神経の誤作動を考える必要があります。
来院するとどのような検査をしますか?
来院では、実際の体の反応を検査しながら、体の神経機能や、特定の場面と結びついている心と体の誤作動信号を確認します。
どのような施術をしますか?
アクティベータメソッドによる体の神経機能の調整と、PCRTによる心と体の誤作動信号へのアプローチを行います。
イップスは改善できますか?
改善の程度や期間には個人差がありますが、当院でも自然な動きを取り戻した症例があります。症状につながっている誤作動信号を見つけ、脳と体に記憶された反応を再学習していくことが重要です。
Zoomでも体の反応を検査しますか?
いいえ。Zoomでは来院時に行う体の反応検査はできません。質問を通して症状が出る場面や無意識の自己ルール、思い込みなどを整理し、イップスにつながっている心の信号を確認していきます。
遠方でも相談できますか?
はい。来院が難しい方にはZoomによるサポートも行っています。
予約・相談
何度フォームを修正しても、練習を続けても、同じ場面でイップス症状を繰り返しているのであれば、技術とは違う原因を考える必要があります。
当院では、心と体の誤作動信号と脳の誤作動記憶に着目してサポートしています。
原因をご自身で分かっている必要はありません。「自分もイップスなのか分からない」「何をしても変わらない」という方も、まずはご相談ください。
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バースデーカイロプラクティック
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【Tel】0283-22-8881
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【休院日】木曜午後、日曜日
【今月の臨時休院日】こちらでご確認ください
【料金表】こちらでご確認ください
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
9:00 ~ 12:30 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
15:30~19:30 | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | × |
アクセス
【免責事項】当院は医療行為・マッサージ行為は行いません。カイロプラクティックおよび心身条件反射療法(PCRT)を用い、神経機能の調整を通じて身体機能を整えることを目的としています。症状・疾患の診断、投薬、外科的治療等については医療機関へご相談ください。
















