こんな苦しい状況でこのページをご覧になっていますか?
まずは、落ち着いて読み進めてみてください。
そこまでひどくないけど最近腰が痛い、という方も参考になると思います。
慢性腰痛についても書いてますのでそちらも参考になさってみてください。
ぎっくり腰になったら
ぎっくり腰になると「起き上がれない、動けない、歩けない」と人生最大の窮地に追い込まれていると思います。
まずは、落ち着いて家族、パートナー、友人などに助けを求めてください。
以下の項目に当てはまる場合は、まずは病院へ行ってください。
病院でぎっくり腰は治らないけれども、危険な状態かを判断し適切な処置をしてくれるはずです。
あなたがチェックするべき事
①動かなくても痛いかの確認
②体温、血圧が下がってきていないかの確認
③吐き気、めまい、動悸、呼吸のしづらさ、尿漏れ、排便などの有無確認
④腰の痛みとともに足が痺れるかの確認
①動かなくても痛いかの確認
ぎっくり腰は激痛ですが、ぎっくり腰だけであれば不安になるような症状ではありません。
痛いけどすぐに治りますので安心してください。
ぎっくり腰だけであれば、寝ていたり、安静にしていたりすれば痛みは起こりません。
動くと痛いです。
しかし、寝ていて体を動かしていないのに痛みがある場合は要注意です。
けれども、ぎっくり腰は、少しでも動けば痛いので、呼吸をするだけでも痛かったりするので判断が難しいかもしれません。
②体温、血圧が下がってきていないかの確認
そのため、体温が異常に高くなってきたり、下がってきたりしていないかを確認しましょう。
血圧が下がれば体温も下がります。
ぎっくり腰だけなら、血圧が下がり、体温が下がってくることはありません。
痛みで体が熱くなることはあるけど、すぐに治ります。
③吐き気、めまい、動悸、呼吸のしづらさ、尿漏れ、排便などの有無の確認
これはぎっくり腰に伴い他の症状が出ているかどうかの確認です。
どれがどうとかは一旦置いておいて、
吐き気がするほど気分が悪くなったり、
めまいがしておさまらない、
心臓がドキドキしておさまらない、
呼吸ができない、
おしっこが漏れてしまう、便が出てしまう、
などの随伴症状があるのは危険です。
④腰の痛みとともに足が痺れるかの確認
片足が痺れる場合も両足が痺れる場合もあります。
両足の場合はより危険性があります。
本来のぎっくり腰だけの症状だけだったら、大事ではありません。
だからと言って、自己判断し、とりあえずマッサージなんて危険は犯さないようにしましょう。
痛いだけなのか、他の症状を共なっているのかの判断をしてください。
わからない場合は、病院へ行きましょう。
ぎっくり腰とは
危険性はなさそうだなと判断した場合は、ぎっくり腰についてここから読み進めて、これからどうすべきかを判断してください。
ぎっくり腰は、「魔女の一撃」とも言われます。
急に、そして激痛が、腰に起こります。
とは言え、実際は、それ以前から疲れを溜めていたり、腰痛があったり、と体調が良いわけではありません。
ぎっくり腰の症状
激しい腰痛で、起き上がれなかったり、動くと痛い、歩けない、前屈みの状態でしか動けない、這ってしか動けないなどです。
初日が激痛で、適切な過程を踏んでいけば1週間以内には全く痛みは無くなります。
適切な過程を踏まないと、慢性腰痛へと進行し、繰り返される場合があります。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰の原因は、身体機能の異常にあります。
体の機能が健全ではない状態のところで、
階段を踏み外したり、
重いものを持とうと前屈みになったり、
歯磨きで前屈みになったり、
くしゃみをした瞬間になったりします。
これらは、きっかけでしかなく原因ではありません。
「物を持つ姿勢が悪かったからぎっくり腰になった」と説明する人もいるかもしれませんが、間違いです。
持つ姿勢なんて関係ありません。
普段から運動不足で、太ってきちゃったからなんていうのも原因ではありません。
整体に行ったりすると腸腰筋が緊張しているからだね、なんて言われ、押してもらったら楽になって歩けるようになった。なんてこともあるかもしれません。
しかし、腸腰筋の緊張が原因ではありません。腸腰筋の緊張は結果的にそうなっただけです。
ぎっくり腰なんだから結果を見れば誰でもわかる話です。
デッドリフトでぎっくり腰になる人もいます。
デッドリフトを原因にしてしまうとその人は再開することが怖くなってしまいます。
筋トレをやめてしまうかもしれません。
間違った情報に恐怖を抱くのはやめましょう。
ぎっくり腰の本当の原因
POINTぎっくり腰の本質的な原因は、心と体の誤作動信号です。
私たちの体には信号が流れています。
筋肉が縮んだり伸びたりするのも神経の信号が伝わるからです。
神経だけに限りませんが、この信号が誤作動していると、体は働きづらくなります。
体が働きづらい状態で、不意の動きをした時に、体が対応できずに、急激な筋収縮などが起こることでぎっくり腰は起こります。
誤作動信号には「ストレス」も影響しています。
普段ストレス信号があることで、体の信号が誤作動し、体が働きづらくなったりします。
「心と体の誤作動信号→身体機能の誤作動→きっかけ→ぎっくり腰」
これがぎっくり腰の構造です。
ぎっくり腰を細分化すると、筋肉が硬くなっていたり、姿勢が歪んでいたり、腰が伸ばせなくなったり、関節が動かしづらくなったりしています。
ぎっくり腰の治し方
ぎっくり腰を治す方法は、適切な過程を踏むことです。
ぎっくり腰で病院へ行く場合
病院へ行くのも重要です。
理由は、安心を確保するためです。
レントゲンを撮ってもらい、湿布をもらうことに意味はありません。
病院は、危険な状態ではないかを判断し、危険ならその対処をしてもらう場所です。
ぎっくり腰を治してくれる場所ではありません。
それを理解して、適切な過程を踏むようにしてください。
整体、カイロ、接骨院へ行く場合
リラクゼーションマッサージは行ってはいけません。
理由は、誰がやっているかわからないからです。
整体、カイロ、接骨院もぎっくり腰の場合は、適当に選びがちなので注意しましょう。
混乱している状態で、口コミがいいから、ホームページの印象がいいからと安易に選ぶと危険です。
話を聞き、状態を確認し、施術可能か不可能かを判断してくれてから施術に入るお店を選びましょう。
日頃から選んでおくことも大切かもしれません。
もし行く場合は、一発改善を臨まず、安心安全に今後の見通しを立てながら施術を受けましょう。
どこにも行かずぎっくり腰を治す方法
危険じゃないぎっくり腰という前提です。
どこへも行かずに治したい人もいると思います。
その場合、YouTubeを見ることだけはやめましょう。
ぎっくり腰に効くストレッチ、ぎっくり腰に効く体操、ぎっくり腰に効く筋トレなど、タイトル的に惹かれる動画があると思います。
しかし、あなたのぎっくり腰に合うかは分かりません。
無理してストレッチしたり、体操する必要はありません。
適切な過程を踏むことが大切です。
まず、痛みは3日以内に半減することを知っておきましょう。
今は、この世の終わりぐらい辛いかもしれませんが大丈夫です。
そして、1週間後には全く気にならなくなります。
これを知った上で適切な過程を踏みます。
まず初日、横になっていましょう。
寝返りを打つたびに痛いと思いますが、痛い痛いと言いながらも頑張りましょう。
また、食事やトイレは自力で行いましょう。
お風呂は入らなくても大丈夫ですし、入っても問題ありません。
2〜3日目は、仕事にもよりますが復帰しましょう。
痛いながらもやりましょう。
無理な場合は、2日目もお休みして、家の中では動くようにします。
食事、トイレ、お風呂以外にも家事やテレビを見ている間に立ち上がるなど動くようにします。
もちろん痛いですが、痛い中で動ける範囲で動くことが重要です。
理由は、痛みに対する適応力がついていきます。
その間に、体は治す力で治そうとしてくれています。
3日目以降は、痛い中でできる範囲で普段と同じ生活をします。
仕事もします。
上司、同僚に理解してもらいながら仕事量を考えて仕事してください。
これらをした結果、1週間後にはほぼ治ってしまいます。
ぎっくり腰はすぐ治ると理解して生活をしましょう。
当院の治療を受けるメリット
他の治療院で受けるメリットもあると思いますが、何をされるかは判断がつかないので、当院の場合のみお話しします。
①安全を確保できる
②1人ではない安心感が得られる
③本質的な原因を治療できる
④早期に改善できる
まず、当院に来院された場合、お話を聞き、施術可能か、病院へ行ったほうがいいのかを判断します。
安全を確保した状態で施術をします。
また、説明もしっかりしますので、どのように改善していくかも分かりますので、1人ではない専門家との安心感が得られます。
そして、何よりも本質的な原因を治療していきますので、早期に改善していきます。
初日全く動けない状態で頑張って来院された方も楽に帰られる方、2日連続で受ければもうほぼ大丈夫という方も大勢います。
しかし、それは約束できるわけではないので、経過を見ながら治療を受けて頂きます。
家に帰ってからの過ごし方、仕事復帰のタイミングなどもあなたの状態に合わせてアドバイスします。
慢性腰痛へと移行しないこともとても重要です。
慢性腰痛は、ぎっくり腰と違い、痛みは激痛ではないけれど、なかなか治らない腰痛になってしまいます。
当院では、慢性腰痛の方も治療していますが、慢性腰痛には継続的な治療が必要になる場合があります。
また、記憶も影響しますので、深い治療が必要になってきます。
当院の治療を受けるデメリット
ぎっくり腰は、楽観的な人であれば放っておいても改善していきますので、「お金と時間」を自分に投資したくない人は、当院の治療を受けることはデメリットです。
また、自分の体に対する考えを強く持っている人にとっては、当院で本質的な話をされると、自分の考えに合わないかもしれませんので混乱しデメリットになります。
頼るからには柔軟性を持つ必要がありますが、それが持てない人もいますので、そのような人にはデメリットになります。
ぎっくり腰が治らない人の特徴
ぎっくり腰が1週間で治らない人は、痛みばかり気にしています。
そして、痛むことを恐れ、痛まないように自分の体を大切にして生活してしまいます。
当院に治療に来て、説明を受けても、痛い痛いとずっと言っている人がいます。
痛みは、急に0になるのではなく、階段を昇るように少しずつ0に近づいていきます。
10あった痛みが、1〜2まで下がっているにも関わらず、まだ痛い、まだ少し痛いと過剰になっている人は、治りません。
治らないというよりも深い治療が必要になります。
痛いのが前提で、誤作動信号を健全な信号にして、身体機能を取り戻していく治療だと説明しているにも関わらず、痛い痛いと痛みにフォーカスし、安静にばかりしています。
これでは、1週間後には治りません。
当院の治療を素直に受けている人は、2日連続で受けたら大体楽になり、1週間後も大丈夫な状態で来院され、完治の方向へと進んでいきます。
また、コルセットを巻くと少し楽になるからとずっと巻いている人がいます。
コルセットはぎっくり腰の回復に関係ありません。
したければしてもいいですが、手放せなくなる恐れがあります。
その恐れが回復を遅らせる可能性を持ちます。
まとめ
ぎっくり腰は、多くはないですが危険な場合もあります。
その場合は、腰の痛みに伴い他の症状を呈します。
①動かなくても痛いかの確認
②体温、血圧が下がってきていないかの確認
③吐き気、めまい、動悸、呼吸のしづらさ、尿漏れ、排便などの有無確認
④腰の痛みとともに足が痺れるかの確認
これらを確認するようにしましょう。
わからない場合は、整形外科へ行きましょう。
整形外科は、ぎっくり腰を治しにいく場所ではありません。
危険な状態ではないか判断してもらう場所です。
そして、ぎっくり腰は、適切な過程を踏めば整体などに行かなくても早期に治っていきます。
もし、当院以外の整体、カイロ、接骨院に行くならば、安全に施術できるかの判断と説明をしてくれる場所にいきましょう。
初めてのところへは、HPの雰囲気、口コミだけで行かないようにしましょう。
当院では、検査、説明、施術を安心して受けてもらえるようにサポートします。
痛みにばかりフォーカスしていると、治るものも治らず、慢性腰痛へと移行してしまいます。
慢性腰痛は、体からの調整で治る場合と記憶も絡めた深い治療が必要になる場合があります。
早期に改善したければ、素直にぎっくり腰の段階で改善させておくことをおすすめします。
ご相談ください。