最終更新:2025/09/30
院長紹介

篠崎 大輔
WHO基準のカイロプラクティック教育を修了し、脳・心・体の神経信号を専門に臨床を行っています。
「どこへ行っても治らない」とお悩みの方が、再び動けるようになる瞬間を多く見てきました。
諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
- 資格: WHO基準カイロプラクター(B.C.Sc保持)/ アクティベータメソッド・インストラクター/ PCRT・インストラクター
- 臨床経験: 14年以上
「仕事で腰を痛めた」は本当か?—原因と改善の正しい考え方
- 長時間のデスクワークで腰が痛い
- 工場で同じ動作を繰り返して腰に負担がかかる
- 重いものを持つ作業で腰痛になった
多くの方が「仕事が原因で腰痛になった」と考えがちですが、実際には仕事そのものよりも、からだの機能不全(誤作動)が痛みの引き金になっているケースが少なくありません。本記事では、仕事と腰痛の関係、本当の原因、現実的な改善方法を解説します。
【1】仕事そのものではなく「からだの誤作動」が痛みを招く
同じ仕事をしていても、腰痛になる人とならない人がいます。違いはからだが適切に機能しているかです。
- デスクワーカー全員が腰痛持ちではない
- 立ち仕事や反復作業でも、痛みが出ない人はいる
- 重量物を扱っても、問題なく働ける人もいる
からだの機能障害(誤作動)が起きると
- 筋肉・関節のバランスが崩れ、特定部位に負荷が集中する
- 神経系の協調が乱れ、動作が非効率になる
- 不適切な動きの反復で、痛みが出やすくなる
問題は「仕事の動作」ではなく、不調なコンディションで同じ動作を続けることにあります。
【2】ストレスは腰痛を増悪させる
「忙しい時期に痛みが強まる」「プレッシャーでこわばる」—これは珍しくありません。ストレスは脳・神経に影響し、腰痛を悪化させます。
ストレスによる腰痛の流れ
- プレッシャー・不安・怒りなどのストレスが増える
- 脳がストレスを検知し、神経系の制御が乱れる
- 筋緊張が高まり、関節の可動性が低下する
- 負荷分散ができず、腰部に痛みが生じる
「〜しなければ」「〜すべき」が積み重なると、痛みは長期化しやすくなります。ストレス対策も腰痛改善の重要な柱です。詳しくはストレス性腰痛のページをご覧ください。
【3】「痛みの記憶」が慢性化を招く
腰痛がなかなか良くならない・何度も繰り返すという場合、脳に痛みパターンが学習・固定化している可能性があります。
痛みが記憶されると起きやすいこと
- いつもの業務動作だけで痛みを再現してしまう
- 特定の姿勢で過去の痛みがよみがえる
- 組織に明確な異常がなくても「痛い」と感じる
記憶にアプローチする施術 → 心身条件反射療法(PCRT)
【4】仕事を続けながら改善する現実的な方法
鍵はからだの誤作動をリセットし、機能を最適化することです。
佐野市バースデーカイロプラクティックのアプローチ
- 神経制御の再調整:誤作動をリセットし、動作をスムーズに
- 痛みパターンの上書き:脳に学習された「痛みの回路」を弱める
- ストレス要因のケア:睡眠・呼吸・負荷量の調整で再発を予防
これらを組み合わせることで、仕事を続けながらでも改善が見込めます。
当院の腰痛治療についてはこちら
【まとめ】仕事が原因ではなく、からだの機能不全が問題
- 同じ業務でも、痛みが出る人・出ない人がいる
- 原因は仕事そのものではなく、からだの誤作動であることが多い
- ストレスや痛みの学習が慢性化を助長する
- 機能の最適化(神経・筋・関節)で改善と再発予防が可能
「仕事だから仕方ない」と決めつけず、原因に即した評価とケアを受けましょう。
腰痛の原因についての詳細もご覧ください。
仕事と腰痛の関係に関するよくある質問
Q1. デスクワーク自体が腰痛の原因ですか?
A. デスクワークそのものが直接原因とは限りません。長時間の同一姿勢や、からだの機能不全(神経・筋・関節の協調低下)が重なると痛みが出やすくなります。姿勢と腰痛の関係もあわせてご覧ください。
Q2. 重いものを持つ・同じ動作を繰り返す仕事だと必ず腰痛になりますか?
A. 必ずではありません。同じ業務でも痛みが出ない人はいます。違いは、負荷に耐えられる動作パターンと機能(神経制御・筋力・可動性・回復)が整っているかどうかです。負荷そのものより、不適切な動きの反復が問題になりやすいです。
Q3. 仕事中にできる現実的な対策は何ですか?
- 30〜60分ごとに立ち上がり、30〜90秒の体位変換・歩行を行う
- 椅子の高さ・背もたれ・モニター位置を調整し、目線はやや下げる
- 足裏が床に接地するようフットレスト等で支持を確保
- 呼吸を止めず、軽い腹圧で持ち上げ動作を行う
- 作業を分割(交互に立位/座位)し、同一姿勢を避ける
Q4. 仕事中に痛みが強くなったときは安静が良いですか?それとも動いた方が良いですか?
A. 激しい痛みや神経症状がなければ、安全な範囲で小まめに動く方が回復に有利です。完全な安静は筋力低下や感作を招きやすいため、軽い可動域運動や短時間の歩行で循環を促しましょう。ストレスと痛みの関係も参考になります。
Q5. どのくらいで良くなりますか?
A. 個人差はありますが、数日〜数週間で変化が出るケースが多いです。当院の改善計画は当院の腰痛治療ページをご覧ください(腰痛の原因も解説)。
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料金とコースは料金ページをご確認ください。
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免責事項
当院は医療行為・マッサージ行為・慰安行為は行いません。カイロプラクティックおよび心身条件反射療法(PCRT)を用い、神経機能の調整を通じて自然治癒力が発揮される環境づくりを目的としています。症状・疾患名の診断や投薬、外科的治療は医療機関にてご相談ください。既往歴・治療中のご病気がある場合は、事前にお知らせください。



























