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院長紹介

篠崎 大輔
WHO基準のカイロプラクティック教育を修了し、脳・心・体の神経信号を専門に臨床を行っています。
「どこへ行っても治らない」とお悩みの方が、再び動けるようになる瞬間を多く見てきました。
諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
- 資格: WHO基準カイロプラクター(B.C.Sc保持)/ アクティベータメソッド・インストラクター/ PCRT・インストラクター
- 臨床経験: 14年以上
「椎間板ヘルニア・狭窄症=腰痛の原因?」画像検査の誤解と最新情報
腰痛に悩む方は、MRIやCT検査で「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」が原因と診断されることがあります。ですが、最新の研究では、画像上の所見が必ずしも腰痛症状と直結しないことが分かっています。
参考文献
Jensen MC, et al. (1994) / NEJM
Magnetic Resonance Imaging of the Lumbar Spine in People without Back Pain.
腰痛のない成人をMRIで評価し、椎間板の膨隆・突出などの所見が無症状でも高頻度で見つかることを示した研究。
結論: 画像所見=痛み原因とは限らない。
Brinjikji W, et al. (2015) / AJNR
Systematic Literature Review of Imaging Features of Spinal Degeneration in Asymptomatic Populations.
無症状者3,000名超のデータを統合。変性所見は年齢とともに増えるが、画像所見と症状は一致しないことが多いと総括。
結論: 画像は「目安」。症状・機能と一体で判断。
Boos N, et al. (1995) / Spine
The diagnostic accuracy of MRI, work perception, and psychosocial factors in identifying symptomatic disc herniations.
健常者にもヘルニア様所見を報告。ただし用語定義が広めで、臨床的に重要な神経圧迫は少数。
結論: 「所見の多さ」を強調する際は定義差に留意する補足資料。
ガイドライン・公的資料
- 腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン改訂第3版:
自然退縮や保存療法の位置づけを解説。所見と症状は必ずしも一致しない前提での判断を推奨。 - 厚生労働省「腰痛対策」:
腰痛の約85%は非特異的で、画像のみでの説明は困難と整理。
画像検査で見つかる異常は必ずしも「腰痛の原因」ではない
【1. 症状が出ない異常】
痛みのない健康な人でも、MRIで椎間板ヘルニアや狭窄などの所見が見つかることがあります。年齢や日常の負荷に伴う自然な変化として現れる場合があります。
【2. 痛みの要因は多因子】
腰痛は筋肉・関節・靭帯・神経機能・心理的ストレス・生活習慣などが複合して起こることが一般的で、単一の画像所見が直接の原因とは限りません。
整形外科医の解説も参考に
臨床現場でも「画像所見=痛みの原因」とは限らないことが解説されています。
なぜ「画像異常」と「痛み」が一致しないのか?
- 加齢による変化
誰にでも起こる生理的変化で、必ずしも痛みを引き起こすとは限りません。 - 個人差の大きさ
同じ所見でも痛みを感じる人・感じない人がいます。構造や痛みの感じ方には個人差があります。 - 痛みは関係性
筋肉の使い過ぎ、関節への負荷、ストレス、睡眠・活動量など複数要因の相互作用で症状化します。
▶︎ こちらの腰痛にレントゲンは必要?の記事もご覧ください。
「画像異常=腰痛ではない」なら、何が原因?
「同じ画像異常があっても痛む人と痛まない人がいるのはなぜ?」
違いは身体の制御(神経系)の誤作動や痛み記憶の固定化(脳)にあります。したがって、MRIで異常があっても手術が最適とは限りません。
薬や手術に不安がある方は、まず保存的アプローチをご相談ください。
当院の方針(要約)
- 神経系の誤作動調整:体をコントロールする神経機能を整え、健全で機能的な状態へ。
- 脳の誤作動調整:ストレスと痛み記憶の混線をケアし、回復プロセスを促進。
- ストレッチ・体操指導:あなたに適した動作・負荷量を専門家がアドバイス。
腰痛の原因についてはこちらもご覧ください → ▶ 関連リンクへ
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料金について
料金とコースは料金ページをご確認ください。
店舗情報
免責事項
当院は医療行為・マッサージ行為・慰安行為は行いません。カイロプラクティックおよび心身条件反射療法(PCRT)を用い、神経機能の調整を通じて自然治癒力が発揮される環境づくりを目的としています。症状・疾患名の診断や投薬、外科的治療は医療機関にてご相談ください。既往歴・治療中のご病気がある場合は、事前にお知らせください。


























