こんにちは。バースデーカイロプラクティック院長の篠崎です。
あなたは、イップスに悩み、色々な方法で試行錯誤しているけど治らないと悩んでいませんか?
私は、これまでに多くのイップス改善をサポートしてきて、
「治る人」「治らない人」の特徴があると思っています。
もしあなたが、「治らない人」の特徴に当てはまっていたら、今のまま進まずに少し止まって考え直してみることをお勧めします。
では、行ってみましょう!
イップスが治らない人の特徴
1、練習で治そうとしている
2、他人に治してもらおうとしている
3、自分の世界を持ち過ぎている
4、話を聞かない
5、改善に注目できない
1、練習で治そうとしている
まず最初に、イップスの原因は技術不足ではありません。
技術の問題であれば初心者がイップスになるはずです。
あなたは初心者ですか?
そんなことないですよね!
しかし、フォームや体の使い方などを練習してイップスを改善させようとする人は多いです。
真面目な人ほど、できない自分を反省し、できるようになろうと練習の見直しをしてしまいます。
YouTubeやインターネットで、あるはずのない正解を探し、どれが正解かを一生懸命探してしまいます。
正解探しは、「頭」で行われます。
イップス症状は、「体」に起こっています。
「体」は「頭」の支配を嫌がります。
考えながら体を動かしていたら、いつまで経ってもイップスは治りません。
体が思い通りに動かない、だから、思い通りに動かそうと頭を使う、その結果、さらに体は思い通りに動かせなくなります。
イップスを練習で考えながら治そうとしている人は、悪循環を作るだけで、解決の道を進んではいないのです。
何かに取り組んでいることで、やっている感は出るので、いつか治るだろうと期待しますが、その期待通りにはいつまで経ってもなってくれません。
私の治療を受けて、説明を受けても、いつまでも投げ方がどうだ、手の位置がどうだと言っている人がいます。
そういう人は、治りにくい傾向があります!
2、他人に治してもらおうとしている
治療を受けに来ても、私に治してもらおうとしている人がいます。
治療を受けに来てるんだから当然ですよね!
しかし、イップスの原因は、あなたの中にあります。
外部から操作できないところにあります。
だから、あなた自身が治すしかないのです。
あなたがその原因に気づき、誤作動信号を切り替えていくしかないのです。
イップス治療の本質は、私がサポーター、あなたが治す人なんです。
当院に来ていなくても、誰かに頼った際には、その人に治してもらう考えではなく、一緒に治していく、自分が主体性を持って治していくと考えた方が治っていきます。
技術面に依存している人は、他者の情報に依存します。
自分の感覚に信頼が置けず、情報を片っ端から探してしまいます。
他人の情報があなたのイップスを治してくれるはずがありません。
3、自分の世界を持ち過ぎている
真面目な方は、自分で考えることを習慣にしていると思います。
素晴らしいことだと思います。
しかし、その素晴らしい習慣も時として裏目に出ることがあります。
イップスのメカニズム、原因、治療方法について説明しても、それを自分の世界のルールで考えてしまいます。
知らないことは、素直にそのまま受け入れるのがおすすめです。
人間のメカニズムの知識を持っていないあなたが、あなたの世界のルールで解釈するのは不可能です。
間違った方向へ解釈してしまいます。
例えば、当院のイップス治療では、心の誤作動信号を見つけていきます。
自分の中の何が誤作動信号になっているのかを特定し、認識するだけで大丈夫です、と説明します。
しかし、認識するのではなく、その心を変化させようとします。
例えば、「ミスすることを恐れる心」が関係していた場合。
「ミスを恐れないようにした方がいいんですね!」と間違った解釈をしてしまいます。
そこまでしなくて大丈夫と何度言っても、恐れないようにしないとダメですよね、恐れる気持ちを忘れないとダメですよね、と自分ルールをいつまでも言っている人がいます。
何を言われても、自分の世界のルールに当てはめていたら、誤作動信号は切り替わりませんので、イップスが治りにくくなります。
4、話を聞かない
これはイップスに限らず、仕事でも同じですよね。
話を聞かなければ新しいことを理解できません。
理解できなければ変化できません。
変化できなければ治りません。
来院してくれる限り伝え続けますし、工夫して伝えますが、それでも話を聞かない人はいます。
5、改善に注目できない
最後に、改善していることに注目できない人も治らない傾向があります。
来院した当初はイップス症状のレベルが10/10悪かったとします。
それが治療をしたら5/10に半減した。
症状がまだ半分残っているので、「まだ症状が出る」「まだ症状があるから治っていない」「まだあるまだある」と症状にばかり注目します。
10が5になったと自分で言っているにも関わらず、半減したことには喜べていないのです。
5減ったことに注目したその先に待つ未来
まだ5残っていると注目したその先に待つ未来
どちらの道がイップスが治る道でしょうか?
答えは改善に注目した方です。
以上が、イップスが治らない人の特徴です。
当てはまっていませんでしたか?
柔軟な思考が柔軟な体を作るとも言えますので、続けて治る人の特徴もご覧ください。
イップスが治る人の特徴
1、主体性がある
2、素直に話が聞ける
3、計画的である
1、主体性がある
主体性がある人は、治ります。
イップスを自分事にしていますので、治ることに本気で、自ら積極的に行動してくれます。
素直に話も聞いてチャレンジしてくれますし、計画的に治療を受けてくれます。
直すのはあなた自身なので、主体性はとても重要です!
2、素直に話が聞ける
イップス治療を受ける人は、今までインターネットで情報を見て、いろいろ試行錯誤してきている場合がほとんどです。
その結果、治っていないから治療を受けに来ています。
素直に私の話を聞いて、「なるほど」となっている人、わからないことは「わからない」となっている人が治っている人には多いです。
わからないことを素直に聞けるのも結構大切です。
今まで聞いたことない話をされるので、わからないこともあるはずです。わかった気になるのではなく、聞いてもらえた方がどのくらい理解してもらえているかがわかりやすいです。
3、計画的である
イップス治療は計画性が必要です。
いつ頃までに治りたいのか、そのために何回ぐらい受ける必要があるのか、いつ受けるのか。
これらの計画が立てられます。
次の予約を聞いた時にすぐに「◯月◯日の◯時にお願いします」と決めています。
こういった方とは、信頼関係も構築しやすいです。
私は、計画的に受ければ3ヶ月後にはイップスは治る症状だと思っています。
3ヶ月頑張れない人、予定が立てられない、自分の予定を優先する人は、治りにくいです。
以上が、治る人の特徴です。
まとめ
イップスが治らない人の特徴
1、練習で治そうとしている
2、他人に治してもらおうとしている
3、自分の世界を持ち過ぎている
4、話を聞かない
5、改善に注目できない
イップスが治る人の特徴
1、主体性がある
2、素直に話が聞ける
3、計画的である
治療を受けに行ってれば治るんでしょ、治してくれるんでしょ!と思ってしまうのもわかります。
しかし、私だけの力では治すことはできません。
一緒に治す必要があります。
そのためには、主体性を持ち、素直に話を聞き、計画的に治療を受けてもらいたいと願っています。
イップスの一般情報では、治らない症状、治りにくい症状、一生持ち続けなければならない症状と間違った情報が出回っていますが、
そんなことはありません。
当院では、プロ野球選手もプロゴルファーも小学生も中学生も高校生も治っています。
治った人の多くが「治る人の特徴」を持っています。
治らない人もいます。それは「治らない人の特徴」を持っています。私にはコントロールできない範囲です。
是非、イップス治療に本気になってもらい、本来の自分を取り戻し、夢を掴めるように頑張りましょう!
既に当院でイップス治療を受けて改善した方からの喜びの声もご覧ください
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