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イップスになりやすい人のメンタル的特徴とは?|実は真面目な人ほどなりやすい
「イップスになりやすい人」のメンタル的特徴とは?
イップスは、メンタルが弱いから・気合いが足りないから起こるものではありません。
多くの場合、真面目で一生懸命に取り組んできた人ほど、無意識の反応が影響して起こります。
技術はある。練習も積んできた。
それでも特定の場面になると体が止まる・感覚が狂う──
それは、脳や体が過去の経験を「誤作動の記憶」として再生してしまうことで起こる現象です。
当院の臨床では、イップスに悩む方の多くが、
責任感が強く、考える力があり、物事に本気で向き合ってきた人です。
このページでは、当院で実際によく見られる
「イップスになりやすい人の9つのメンタル的傾向」を、実例とともに整理します。
当てはまる項目があっても、心配はいりません。
気づけたポイントこそが、イップス改善の入口になります。
「真面目な性格が原因かも…」と感じた方へ。
今の状況をLINEでそのまま送ってください。
困っている動作・起こる場面・頻度だけでOKです。無理な勧誘は行っていません。
1. 自分の本音が分からない
こんな人は要注意!
- いつも周りの意見に合わせてしまう
- 「自分はどうしたい?」と聞かれてもすぐに答えられない
- 人の顔色を気にしすぎる
実例
野球のA選手は、監督の指示通りにプレーするのが当たり前でした。しかし、自分のプレースタイルを意識したことがなく、試合で突然投球が乱れるようになりました。
改善策
- 「自分はどうしたい?」を意識する習慣をつける
- 日記やメモに本音を書き出してみる
- 他人の意見に流される前に、自分の気持ちを確認する
2. 本音を知っていても他人に言えない
こんな人は要注意!
- 指導者のアドバイスに疑問があっても言えない
- 違和感があっても「言わない方がいい」と我慢する
- 納得できないまま続けてしまう
実例
ゴルフのB選手は、コーチに「このフォームが正しい」と言われたが、自分にはしっくりこなかった。でも「コーチの言うことだから」と言えずに続けた結果、ショットの瞬間に体が動かなくなるイップスになってしまいました。
改善策
- 「しっくりこない」と感じたら、なぜそう思うのか考える
- 「自分にとってベストな方法は?」と問いかける
- 小さなことでも相談できる環境を作る
3. 自分をよく見せようとする
こんな人は要注意!
- 良い人に見られたい、できる人に見られたい
- ミスを隠そうとする
- 道具や見た目にこだわりすぎる
実例
テニスのC選手は、試合中にミスをしても「大丈夫」と装い、ミスの原因を振り返らなかった。結果、練習でも同じミスを繰り返し、イップスの症状が現れた。
改善策
- 失敗は成長の一部と考える
- 「見た目」より「実力」に目を向ける
- ミスを受け入れ、改善に活かす
4. 感覚よりも理論重視
こんな人は要注意!
- 何でも理論通りにやろうとする
- 感覚を大事にせず、考えすぎる
- 動作を頭で整理しすぎてしまう
実例
バドミントンのD選手は、教科書通りのスイングを練習しすぎて、自分の感覚を無視していた。試合では思考が優先され、体がスムーズに動かなくなった。
改善策
- 理論と感覚のバランスを取る
- 自分の「しっくりくる動き」を優先する
- 理論に頼りすぎない練習を増やす
5. 「~すべき」「~しなければ」という考え
こんな人は要注意!
- 1つの正解しかないと思い込む
- 指導者の言葉を絶対視しすぎる
- 失敗を許せない
実例
卓球のE選手は、「この時はこうしなければならない」とルールに固執しすぎ、状況に応じたプレーができず、動きが止まるようになった。
改善策
- 「正解は1つではない」と認識する
- 状況に応じた柔軟な思考を取り入れる
- 完璧よりも適応力を意識する
6. 常に指導を求める
こんな人は要注意!
- 困ったらすぐに指導者に相談する
- 自分で考えることが少ない
- 言われた通りにしか行動できない
実例
テニスのF選手は、コーチに「どうすればいいですか?」と毎回質問し、自分で考えようとしなかった。試合中に予想外の状況になるとパニックになり、ラケットを振る手が止まるイップスに。
改善策
- まずは自分で試し、考えてみる習慣をつける
- 質問する前に「自分はどう考えるか?」を整理する
- 指導を受けた後に、自分なりに応用するトレーニングをする
7. 完璧主義
こんな人は要注意!
- ミスを極端に気にする
- 成功しても「まだ足りない」と思う
- 常に完璧を求めてしまう
実例
バレエのGさんは、レッスン後にビデオを見ては「ここがダメ」「もっと完璧にしないと」と自己否定ばかりしていた。結果、本番になると体が緊張し、思うように踊れなくなってしまった。
改善策
- 「完璧」ではなく「成長」を意識する
- できたことに目を向ける
- 小さな成功を積み重ねることで自信をつける
8. 真面目すぎる
こんな人は要注意!
- 指導者の言葉をすべて忠実に守ろうとする
- ミスを受け入れられない
- 謙虚すぎて自分に自信が持てない
実例
卓球のH選手は、コーチの指導をすべてメモに取り、指示通りにしか練習しなかった。結果、試合中に臨機応変な対応ができず、動きが硬くなってしまった。
改善策
- 「言われたことをそのままやる」のではなく「自分に合うか?」を考える
- 時にはルールから外れて試してみる柔軟性を持つ
- 自分の意見を持ち、発言する練習をする
9. 他人の評価を気にしすぎる
こんな人は要注意!
- 周囲の目が気になりすぎる
- 他人の評価を基準に行動する
- 自分の感覚より、他人の意見を優先する
実例
ピアニストのIさんは、本番中に先生の表情ばかり気にしていた。結果として、演奏に集中できず、演奏中に指が固まってしまうようになった。
改善策
- 「自分のベストを尽くすこと」に集中する
- 他人の評価ではなく、自分がどう感じるかを大切にする
- 試合や練習後に「自分が良かった点」を振り返る習慣をつける
まとめ
イップスになりやすい人9つの特徴をまとめると、イップスになりやすい人とは「真面目で素直、こだわりが強く、本音と建前の間で葛藤がある人」です。
そして、これらの特徴は特に上級者に見られます。逆に、初心者がイップスになることは稀です。
ただし、これらの特徴があるからといって、必ずしもイップスになるわけではありません。 また、これらの特徴を完全に変える必要もありません。大切なのは、自分の特徴を理解し、認識しておくことです。それが対策の第一歩となります。
イップスは「性格を直すこと」で改善するものではありません。
当院では、誤作動の記憶・無意識の反応にアプローチし、
真面目さや努力を活かしたまま、動作を取り戻すサポートを行っています。
▶ イップス改善の考え方と治療について詳しく知りたい方は
院長紹介

篠崎 大輔
WHO基準のカイロプラクティック教育を修了し、脳・心・体の神経信号を専門に臨床を行っています。
「どこへ行っても治らない」とお悩みの方が、再び動けるようになる瞬間を多く見てきました。諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
- 資格:
- WHO基準カイロプラクター(B.C.Sc保持)
- アクティベータメソッド・インストラクター
- PCRT・インストラクター
- 臨床経験: 14年以上
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免責事項
当院は医療行為・マッサージ行為・慰安行為は行いません。カイロプラクティックおよび心身条件反射療法(PCRT)を用い、神経機能の調整を通じて自然治癒力が発揮される環境づくりを目的としています。症状・疾患名の診断や投薬、外科的治療は医療機関にてご相談ください。既往歴・治療中のご病気がある場合は、事前にお知らせください。



























