最終更新:
目次
アプローチイップスの本当の原因と克服方法
- 練習ではできるのに、コースに出ると体が固まる…
- 30yd以内になると体が速く動いてしまう
アプローチイップスで悩むゴルファーにとって、原因がわからないことが一番のストレスではないでしょうか。
この記事では、アプローチイップスの本当の原因と、技術やメンタルでは改善しない理由、そして根本から克服するためのアプローチについてお伝えします。
院長紹介

篠崎 大輔
WHO基準のカイロプラクティック教育を修了し、脳・心・体の神経信号を専門に臨床を行っています。
「どこへ行っても治らない」とお悩みの方が、再び動けるようになる瞬間を多く見てきました。
諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
- 資格: WHO基準カイロプラクター(B.C.Sc保持)/ アクティベータメソッド・インストラクター/ PCRT・インストラクター
- 臨床経験: 14年以上
アプローチイップスを動画で解説
アプローチイップスのよくある悩み
- 練習場では普通に打てるのに、コースでは体が動かない
- 勝手に体が動いてしまい、ダフる・トップする
- 技術練習を重ねても改善しない
このような経験がある方は、アプローチイップスの可能性があります。
アプローチイップスとは?メンタルが原因ではありません
- 「イップスはメンタルが弱いから」
- 「緊張しすぎ」
- 「考えすぎ」
と言われることもありますが、アプローチイップスの本当の原因ではありません。
ゴルフが上手な人でもメンタルが弱い人はいます。
トッププロでも試合によっては緊張しますがイップスではない人もいます。
プロゴルファーでも考えて練習するのが好きな人もいます。
ですから、それらが原因とは言えません。
アプローチイップスの本当の原因とは?
本当の原因は「心と体の信号の混線」です。
メンタルが弱いと感じる時は、ネガティブになっていることが多いと思います。
ミスするんじゃないかとネガティブになる自分と、成功させたいというポジティブな自分がいます。
この2人の自分の間で「信号が混線する」と心と体の信号は混線します。
「緊張しすぎ」も緊張させる原因の信号があります。
例えば、同伴者が見ていて、自分はシングルゴルファーだからミスをしてはいけないという自己ルールを持っている場合、その自己ルールが緊張を生み出します。
また、それらはすべて信号ですから過剰になった自己ルールが心の混線の原因になるのです。
ただの緊張はイップスに影響しませんが、自己ルールが過剰になった心の信号はイップスの原因になります。
自己不一致した心の信号、過剰になった心の信号がアプローチイップスの原因になるのです。
なぜアプローチだけイップスになるのか?

それは、過去の失敗体験が条件付けされているからです。
- 大きなミスをしてしまった
- 繰り返し同じミスをした
- 人前で恥ずかしい思いをした
これらの体験が、無意識のうちに「また失敗するかもしれない」という恐怖や不安を生み、アプローチショットのたびに体が反応してしまうのです。
さらに、「うまく打たなければならない」「失敗してはいけない」といったべき思考が拍車をかけ、
「アプローチ=体が固まる」という誤作動記憶として定着していきます。
技術やメンタルトレーニングではなぜ治らない?
技術練習やメンタル強化は、表面的なアプローチにすぎません。
技術面が原因であった場合、トッププロは技術面が優れていますからイップスにならないということになります。
しかし、実際は上手な人ほどイップスになっています。
ですから、技術面でのトレーニングで、
- 「もっと力を抜く構えにすべき」
- 「グリップの握り方を変えるべき」
- 「ポジティブに考えるべき」
このようなことをしても全く意味がありません。
逆に、「○○すべき」という考え方自体強まってしまい、過剰な自己ルールが心の信号を混線させる原因になります。
大切なのは、「何が混線の元になっているのか」を特定し、誤作動の記憶を健全な状態に書き換えることです。
本当の意味で克服するためには?
アプローチイップスを本当の意味で克服した人は、どんなことを考えてもどんな打ち方をしても体が固まらない、勝手に動かなくなります。
これはしないようにしようとか打ち方を変えたら少し楽になったから続けてみようというのは、本当の意味でのアプローチイップス克服とは言えないかもしれません。
私たちの体は本来無意識だから上手に動かせます。
考え方や打ち方を変えて、上手くいくのは「感覚トリック」でしかないかもしれません。
当院では、心と体の信号の混線を解消するために、PCRT(心身条件反射療法)という手法を用いています。
チャートを用いて、体の反応(筋反射)を見ながら、潜在意識に残っている誤作動記憶を特定します。
そして、その記憶を健全な状態へと認識し直すことで、イップスを引き起こしていた反応が消えていきます。
まとめ
- アプローチイップスの原因は、心と体の信号の混線
- 技術やメンタル強化だけでは根本解決できない
- 混線の内容を特定し、記憶を書き換えることで改善が可能
本気でアプローチイップスを克服したいと考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたのゴルフイップスも克服しませんか?
正しくイップスを理解し、アプローチすればイップスは改善できます!
予約・相談
LINEで予約・相談可能です
料金について
料金とコースは料金ページをご確認ください。
店舗情報
免責事項
当院は医療行為・マッサージ行為・慰安行為は行いません。カイロプラクティックおよび心身条件反射療法(PCRT)を用い、神経機能の調整を通じて自然治癒力が発揮される環境づくりを目的としています。症状・疾患名の診断や投薬、外科的治療は医療機関にてご相談ください。既往歴・治療中のご病気がある場合は、事前にお知らせください。



























