「坐骨神経痛」「足が痛い」「足がしびれる」。
病院では椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と説明されることがありますが、治療を続けても十分な変化が得られない場合もあります。
とくにストレス(心身の負荷)が関与するケースは長引きやすい傾向があり、本記事ではその仕組みと向き合い方を解説します。
今回は、「坐骨神経痛の原因がストレスになりうる」というお話です。
まずは原因の全体像から知りたい方は
坐骨神経痛の原因を徹底解説 も参考にしてください。
院長紹介

篠崎大輔
WHO基準のカイロプラクティック教育を修了し、脳・心・体の神経信号を専門に臨床をしております。どこへ行っても治らないとお悩みの方の改善を数多くサポートしてきました。諦める前にご相談ください。
- 資格:
・WHO基準カイロプラクター(B.C.Sc保持)
・アクティベータメソッド・インストラクター
・PCRT・インストラクター - 臨床経験:14年以上
目次
坐骨神経痛とストレスの関係性
坐骨神経痛の背景には体の「機能障害」(本来の働きが乱れた状態)が関わることがあります。
その機能障害を引き起こし悪化させる要因の一つがストレスです。
ストレスと不調のつながりは、院の解説ページも併せてご覧ください:
ストレスと体の反応について
「ストレス=体に入るあらゆる刺激(信号)」です。
この信号が混線すると、神経のコントロールが乱れ、筋肉・関節の働きが低下=機能障害が生じます。
結果として、お尻〜脚に広がる痛み・しびれとして現れることがあります。
坐骨神経痛の原因になりうるストレスとは
ここでポイントになるのは「心のストレス」です。いわば「心の誤作動信号」。
「現状と理想の不一致」「本音と建前の不一致」「自分ルールとの不一致」といった内面的な矛盾や、べき思考(こうあるべき/こうすべき)が過剰になると、信号の混線を起こしやすくなります。
たとえば「仕事は好きだが、ノルマ未達を指摘されるのがつらい」という状況で、絶対にノルマは達成しなければならないという強いこだわりがあると、理想と現実の不一致が知らず知らずのうちに負荷となります。
- ノルマが達成できていない(現状)
- 「達成できない自分はダメ」という自分ルール(理想)
- 指摘される → 落ち込む → 避けたい気持ち(行動)
このような信号の混線こそがストレスのコアであり、加齢・疲労・睡眠不足・運動不足などの身体的ストレスや、気温・気圧などの環境ストレスとも相まって、症状を長引かせる要因となり得ます。
ストレスを整えて坐骨神経痛に向き合う方法
第一歩は「気づく(メタ認知)」こと。
落ち込んでいる自分・焦っている自分の“自分ルール”を第三者視点でとらえるだけでも、信号の混線がほどける助けになります。
例:
「なぜ落ち込んでいるのか? → ノルマ未達を指摘されたから」
「なぜ指摘で落ち込むのか? → “達成できない自分はダメ”という自分ルールがあるから」
と気づけると、次にどう動くかが見えやすくなります。
あわせて、身体側からのアプローチ(神経系に配慮した整体)や、心身条件反射療法などのストレスケア(ストレス治療の進め方)を組み合わせることで、回復を後押しできます。
現在、医療機関で治療中の方は、処方や医師の指示を優先し、併用の可否をご相談ください。
次の症状がある場合は、まず医療機関へ:急激な筋力低下・麻痺/排尿・排便障害/発熱を伴う強い腰痛/外傷後の悪化 など。
坐骨神経痛の関連記事
予約・相談
LINEで予約・相談可能です
料金について
料金とコースは料金ページをご確認ください。
店舗情報
免責事項
当院は医療行為・マッサージ行為・慰安行為は行いません。カイロプラクティックおよび心身条件反射療法(PCRT)を用い、神経機能の調整を通じて自然治癒力が発揮される環境づくりを目的としています。症状・疾患名の診断や投薬、外科的治療は医療機関にてご相談ください。既往歴・治療中のご病気がある場合は、事前にお知らせください。


























