症状
両肩が痛くて腕があげられない
経緯
1年前から肩が痛くなり、ここ半年で痛みがひどくなってきたため整形外科を受診。
MRI検査の結果、腱板断裂と診断された。
医師には、年齢的にもこのようなMRI画像になる人は多い。
痛み止めを飲み、治らなければ手術しかないと言われた。
結局、痛み止めを飲んだが治らず困っていたことを友人に相談したところ、当院を紹介され来院することに。
当院での検査
まず、これまでの経緯とどこが痛いのかを詳しく聞きました。
痛みの部位が、腱板断裂を疑うような部位ではなかったことに驚きました。
それをお伝えした上で、肩の動きをチェックしました。
肩を45°くらい横から上げてくると「痛みの前に」防御反応が起こりそれ以上上げられない状態だとわかりました。
防御反応は、痛みをかばうために体が緊張する反応です。
力が入ってしまうのでそれ以上動かせなくなるのは当然でした。
それ以外にも体を触診していくと痛みに過敏に反応する体になっていることがわかってきました。
当院での治療ターゲットについてお話ししたところ、ストレスがあることがわかりました。
丁度、転職した頃と痛みが悪化した頃とが一致しました。
その後、ストレスは継続的に受けているとのことで心の誤作動信号も関係しているお話をしてとても納得されていました。
今日は、体からのアプローチだけにしようということで、アクティベータメソッドで体全体、肩周囲の調整を行いました。
治療結果
その結果、痛みはまだあるものの手をついて痛みなく起き上がれたり、手を上げる動作もスムーズになっていました。
とても喜ばれていましたが、まだ痛みもありますし、今後は脳(心)の誤作動信号も特定していった方が良いことを伝え、次回以降でPCRT治療も行っていく予定です。