栃木県佐野市カイロプラクティック治療院

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PCRT(心身条件反射療法)について

栃木県佐野市バースデーカイロプラクティックのPCRTについて説明するページ

このページでは、当院で行っているPCRT(心身条件反射療法)について、
どのような考え方で行っている施術なのかをお伝えします。

前のページでもお伝えしたように、
当院では、まず体の反応を整えるためにアクティベータメソッドを用いています。
それでも、症状を繰り返したり、特定の場面でだけ不調が出たり、
もう一段深いアプローチが必要だと考えられる場合に、PCRTを用いることがあります。

PCRTは、すべての方に必要な施術ではありません。
状態やタイミング、ご本人の考えを大切にしながら、必要に応じてご提案しています。

また、PCRTは、一般的にイメージされる「原因を特定して取り除く」「ゆがみを直す」といった説明だけでは、
誤解なく伝えにくい施術でもあります。
そのためこのページでは、来院後の方に向けて、前提も含めて丁寧に説明します。

一度にすべてを理解する必要はありません。
必要なところから読んでいただき、
「こういう考えで行っている施術なんだな」と感じていただければ十分です。

このページは、次のような方に向けて詳しく書かれています。

  • すでに当院に来院されている方
  • 体の調整だけでは変化が出にくかった方
  • もう一段深い部分に原因がありそうだと感じている方
  • ご自身の状態と向き合う準備がある方

PCRTの要約(まず知っておいてほしいこと)

  • 症状を取り除く施術ではありません
  • 考え方を変えたり、評価する施術ではありません
  • 当院では、心の反応も神経の働きの一部として捉えています
  • 症状に関係している心の信号を認識することで、神経信号が整いやすくなるよう働きかけます(認知刺激)
  • その結果、治る力・適応力を高めて、症状改善を目指します
  • 慢性症状や繰り返す不調、ストレスが関係していると考えられる症状には、過去の経験や記憶が関係している場合があると考えています
  • そのような反応パターンを、少しずつ整えていくことを目指します
  • 効果を保証するものではありません
  • すべての方に必要な施術ではありません

PCRTとはどんな施術か

PCRTは、体の反応だけでなく、無意識の心が覚えている経験や感情が関係して起きている不調にもアプローチする施術です。

たとえば、病院検査で異常が見つからないのに症状が続いたり、特定の場面でだけ強く出たり、同じパターンで繰り返す症状があります。
そのような時、当院では「体だけの問題」と決めつけず、心の関与が背景にある可能性を考えています。

ここで言う「心」は、気持ちの善し悪しや性格の評価ではありません。
過去の経験や情報そのものの記憶、それらから学習された感情や自己ルールなどを、便宜上「心」と呼んでいます。

心と体の反応がつながる例

たとえば、心の反応が次のような流れで体につながることがあります。

失敗経験の記憶
→ その経験から失敗しないようにする警戒心(また同じ思いをしたくない)
→ 警戒心によって、物事を避けようとする逃避感情(無意識に距離を取る反応)
→ 逃避してきた経験の積み重ねによる「自分はできない」という劣等感(自己評価が下がる)
→ 自分はできない人だと思い込むことで生まれる緊張・力み(体が常に構える)
→ 緊張や力みが続くことで自律神経が乱れる(緊張が抜けない状態が続く)
→ 自律神経の乱れによる不眠 → 不眠からくる頭痛・めまい(眠れない状態が続くことで不調が現れる)

もう1つ例えてみましょう。

成功経験の記憶
→ その経験から「自分はできる」という心に秘めた自信(自尊心)ができる
→ その自尊心を失いたくない思いから「失敗したらどうしよう」という恐怖心
→ 恐怖心から生まれる完璧主義(常に完璧を求める)
→ 完璧主義によって強まる競争心(他者と比べ、負けられない状態)
→ 競争心から生まれる成長欲求(もっと上を目指さなければならない)
→ 成長欲求による情報過多(正解を探し続ける)
→ 情報が多すぎて「何をすればよいのかわからない」状態になる
→ それでも答えを探し続けてしまう執着
→ その執着による体の異常緊張 → 異常緊張が続くことで起こるイップス・ジストニア

ここで伝えたいのは「心が悪い」「考え方が悪い」という話ではなく、
心の信号が過剰になったり、心の中で無理や矛盾が続いたりすることで誤作動すると、体にも影響が出ることがあるという考えです。

なぜPCRTが必要になることがあるのか

体の調整で反応が整っても、次のようなケースが残ることがあります。

  • 同じ症状を繰り返す
  • 特定の場面でだけ不調が出る
  • 病院検査では問題が見つからない

その場合、当院では、
無意識のうちに学習され、記憶された誤作動パターンが関与していると考えています。

どんな人がPCRTを選択していますか?

PCRTは、すべての方に必要な施術ではありません。

実際には、次のような方が、ご自身の状態や目的に応じて選択されています。

  • 長く続く慢性的な痛みや不調がある方
  • 原因がはっきりしない症状を繰り返している方
  • イップス・ジストニアなど、動きや反応に影響が出ている方
  • 自律神経の乱れによる不調を感じている方
  • 不安感・緊張・落ち込みなどが体の不調に影響していると感じる方
  • スポーツや仕事でのパフォーマンスを高めたい方
  • 体だけでなく、心も含めて健やかに過ごしたいと考えている方

理解しにくい施術であることも事実です

PCRTは、性質上、分かりやすい言葉で説明しにくい施術です。
また、効果を保証できる施術でもありません。

そのため当院では、無理にすすめることはしません。
納得できる方にだけ、必要なタイミングで説明し、選んでいただいています。

PCRTの検査と施術の考え方について

PCRTは、アクティベータメソッド同様に体の反応を指標にして進めます。
反応を引き出すために、次のような刺激を用います。

  • 体を押したり引いたりする刺激
  • 文字情報の書かれたチャートを見る
  • 施術者からの質問
  • あなた自身の言葉
  • イメージや記憶

PCRTでは、刺激に対して無意識がどのような反応を示すかを指標に検査を行います。

体の反応検査

PCRT(心身条件反射療法)マッスルテスト検査の様子(佐野市)

PCRTマッスルテスト

PCRT(心身条件反射療法)マッスルテスト検査の様子(佐野市)

PCRTマッスルテスト

【①マッスルテスト】
施術者が「止めて」と指示を出し、足に力が入るか、入らないかの反応を検査します。

注意点
力比べにならない程度の抵抗で十分です。脱力していても検査は可能です。

PCRT(心身条件反射療法)レッグテスト検査の様子(佐野市)

PCRTレッグテスト

PCRT(心身条件反射療法)レッグテスト検査の様子(佐野市)

PCRTレッグテスト

【②レッグテスト】
施術者が足を押し、足が揃うかズレるかの反応を検査します。

注意点
足を意識的に動かす必要はありません。

文字チャート検査

PCRT(心身条件反射療法)チャート検査の様子(佐野市)

PCRTチャート検査

PCRT(心身条件反射療法)チャート検査の様子(佐野市)

PCRTチャート検査

文字の書かれたチャートを見ながら、反応検査を行います。

注意点
この段階では何かを考える必要はありません。

質問検査

PCRT(心身条件反射療法)質問刺激の様子(佐野市)

質問刺激の例

PCRT(心身条件反射療法)質問刺激の様子(佐野市)

質問刺激の例

文字チャート検査で特定されたキーワードに関する質問をして、無意識の心を特定していく検査です。

注意点
正しい答えを探す必要はありません。開示したくない内容は無理に話さなくても検査可能です。

イメージ検査

PCRT(心身条件反射療法)イメージ検査の様子(佐野市)

PCRTイメージ検査

PCRT(心身条件反射療法)イメージ検査の様子(佐野市)

PCRTイメージ検査

来院時に再現できない症状も、イメージすることで脳を活性化させ、反応検査が可能です。

注意点
明確にイメージする必要はなく、「ぼんやり」「なんとなく」で大丈夫です。

より深く検査する方法

無意識の心の構造をより深く特定するために、「さらに」と体に聞いていく検査を行います。

参考例

「腰が痛くなるのが怖い」で陽性の場合
「さらに」で検査を進める

「腰が痛くなるのが怖い」
→(さらに)仕事でみんなに迷惑をかけてしまうことが怖い」
→(さらに)「信頼を失うことが怖い」
…というように、
「腰痛が怖い」背後にある「本当の恐怖」が見えてくることがあります。

納得感が強いほど変化が出やすい傾向はありますが、
無理に納得しようとする必要はありません。「そうなんだな」くらいで十分な場合もあります。

PCRTの調整(刺激)は、何をしているのか

PCRTでは、「認識する・認知する」こと自体を刺激として用います。
当院ではこれを「認知刺激」「認知調整法」と呼んでいます。

ここでの認知刺激は、施術者が「正解」を与えることではありません。
自分の無意識の心を観察し、理解や気づきを促す刺激を入力し、反応が変化するかを確認します。

基本の流れは次の繰り返しです。

検査刺激 → 反応検査 → 認知刺激(調整刺激) → 変化の確認

当院が目指すのは、施術者が「治す」ことではなく、
誤作動パターンから健全な信号パターンに切り替え、治る力や適応する力が健全に働くようにすることです。
その結果、症状が改善へと整っていきます。

なぜ「認識」で反応が変わるのか(例)

たとえば、お化け屋敷を想像してみてください。

最初は「何が起こるかわからない」ので不安が強く出ます。
しかし繰り返し入ると「何が起こる場所か」が分かってきて、不安のスイッチが入りにくくなります。

これは「何かを頑張った」わけではなく、お化け屋敷の内部情報を認識し、整理され、「わかった」状態になった結果として反応が変わったと捉えられます。

PCRTでは、症状に関係している可能性のある無意識の心を、検査を通して少しずつ言語化していきます。
そして、それを繰り返し認識していくことで、誤作動反応が少しずつ整ってくると考えています。

PCRTについてのまとめ

PCRTは、無意識の心と体の反応を確認しながら、誤作動している信号パターンを整えていく施術です。

すべての方に必要な施術ではなく、効果を保証することもできません。
ただ、同じ症状を繰り返す・特定場面でだけ出る・原因がはっきりしない、という方にとって、
これまでの自分に向き合い、
「心も疲れていたんだ」「誤作動していたんだ」と気づくことが、
明るい未来へのひとつの起点になる可能性があります。

最後に

ここまで「初回施術後に読むページ」を読んでくださり、ありがとうございます。

すべてを今すぐ理解したり、
すぐに何かを決めたりする必要はありません。

当院では、体の反応を見ながら、
必要に応じて体への調整と心への調整を組み合わせ、
無理のない形で回復をサポートしていきます。

「自分にはどこまで必要なのだろう」
「今の状態では、どのように進めていくのがよいのだろう」
そんな疑問があれば、遠慮なくご相談ください。

あなたの体には、本来、治る力・適応する力があります。
その力が発揮されれば、現在お悩みの症状や不調も、少しずつ整っていく可能性があると信じています。
これから一緒に整えながら、より良い人生を歩んでいきましょう。

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