朝起きた時に腰が痛い人は多いです。
・腰が痛くて起き上がれない
・朝から腰が痛く仕事に行くのがしんどい
・朝少し時間が経たないと腰が痛くて動けない
朝起きると腰が痛くなる原因、間違え、対策について解説していきます。
朝起きると腰が痛くなる原因は2つ
1、体が機能的に働いていないから
2、朝腰が痛くなることを脳と体が記憶しているから
この2つが原因です。
1、体が機能的に働いていないから
体は、神経の働きで動いています。
体の状態を脳に伝えて、脳から体に指令を出して筋肉が働き、関節が動きます。
また、体の外からの刺激も脳に伝えて適応できるように体をコントロールしています。
しかし、体が機能的に働いていないと様々な環境、外部刺激に適応できなくなってしまいます。
その結果が腰痛です。
神経ー筋肉ー関節の関係性が健全で、環境に適応できる健全な機能を維持していれば、朝起きるときに腰痛にはなりません。
2、朝腰が痛くなることを脳と体が記憶しているから
もう1つの原因は、朝の腰痛を記憶している場合が考えられます。
機能的な体がないと朝起きると腰痛を起こしてしまいますが、それが繰り返されていると脳と体がそのパターンを記憶してしまいます。
さらに、そのパターンを恐れたり、自分は腰痛持ちだと思い込むようになったり、腰痛だから仕事に行きたくないと思うようになったりしてしまいます。
その結果、朝起きると腰が痛い+仕事に行きたくないという感情が組み合わさって記憶されてしまいます。
神経ー筋肉ー関節の関係性に加えて、症状ー感情が追加され、症状ー感情ー神経ー筋肉ー関節の関係性が記憶されてしまいます。
このパターンは朝腰が痛くなる症状が慢性化している人に当てはまります。
心と体の関係性の誤作動が原因になっているパターンです。
朝起きると腰が痛くなる原因の間違え
世間では多くの間違えが横行しています。
セールスのためといえるかもしれません。
1、マットレスが合っていないから朝腰が痛くなる
2、枕が合っていないから朝腰が痛くなる
3、寝る姿勢が悪いから朝腰が痛くなる
4、体が硬いから朝血行が悪くて腰痛になる
どれも間違えです。
朝腰が痛いと悩んでいる人のほとんどが1度はマットレス、枕を変えてみようかなと考えたことがあるのではないでしょうか?
しかし、体が機能的でなかったらマットレス、枕を変えたところで意味はありません。
高額マットレスを購入すれば治るだろうという期待は、購入時には効果を発揮してくれるかもしれませんが、すぐに意味のないものになります。
店頭で合わせてもらって自分にマッチした感じの枕に出会えても、それはその時だけで適応力のない体ではすぐにミスマッチが起こり、1週間もすればまた腰痛が起こり始めてしまいます。
外部環境を変えたところで、それに適応する自分が機能異常を起こしていたら適応することはできません。
寝る姿勢、体の血行も関係ありません。
寝る姿勢に正しいも間違えもありません。
適応できていれば適応した姿勢で寝てくれるのが機能的な体と言えます。
体の血行もお風呂に入って血行を良くして寝た時は比較的良いかもしれませんが、それをしなければ腰痛になるというパターンになってしまえばまた朝の腰痛はやってきます。
朝起きると腰が痛くならないための2つの対策
1、正しい知識を身につける実践すること
2、治療を受けること
1、正しい知識を身につける実践すること
体の機能について当院のブログでは情報発信をしています。
他の症状でも読んでいると正しい知識が身につくと思います。
朝起きるときの腰痛は、こうすれば治るのようなHow to的な情報はあなたに当てはまるかわからない情報です。
そのような情報に振り回されず、本質的な人間の機能を知っていけば、腰痛だけに限らず様々な症状予防にもなりますし、健康で元気に暮らす一生モノの知識になっていくでしょう。
機能的な体の作り方はシンプルです。
・適度なストレス
・適度な運動
・適度な睡眠
・適度な栄養
適度は人によって異なりますので、自分なりに調子が良い状態になれる適度を見つけることです。
私は、風邪っぽいなと思うと睡眠をいつもより多めにして、ストレスが多くならないように仕事もいつもより頑張り過ぎず、ノーメディアを心がけたりします。
定期的にセミナーがあるのでそこで治療も受けています。
腰痛も同様に自分なりの適度を見つけて実践できると良いです。
適度なストレスが一番難しいと思いますので、それは相談に来てもらえればあなたの腰痛と関係したストレスを見つけていくことが可能です。
ご相談ください。
2、治療を受けること
機能的な体を作るために神経系の治療とパターン化してしまった腰痛に対するストレス信号を見つけていく治療をお勧めします。
慢性化していない人は、アクティベータメソッドで神経系の治療をして健全な体づくりをしながら、1を実践していってもらえれば治っていきます。
慢性化している人は、どんなパターンを記憶しているのか心の状態との関係性、つまりはストレス信号を特定しながらパターンを健全に切り替えていく治療をして、機能的な体を作り、1を実践してもらえれば治っていきます。
慢性化していない人は、ご自身で1を実践すれば改善されていく人もいます。
慢性化している人は、1では難しい人もいます。
正しい知識が入手できないことが問題になる場合も多いです。
その場合は、一緒に改善を目指しましょう。
まとめ
朝起きると腰が痛い原因は、機能的な体ではないので睡眠に適応できない場合と繰り返し症状を起こしているので脳と体がパターンを記憶してしまっている、かつ感情などの心とも関係して誤作動した記憶になっている場合があります。
これらを改善するためには、間違った情報に振り回されないこと。
正しい情報を手にいれ実践することです。
正しい情報の入手方法は、自分で判断できるようになることです。
「なぜ、そう言えるの?」「なぜ、そうなるの?」と情報を精査していけば正しい情報に出会える確率は高まります。
精査しながら自然の法則、人間の法則に確かに当てはまるなということが少しずつ判断できるようになってくるはずです。
もしご自身だけでは難しいと思う人、早期に腰痛を改善させたい人は、当院でサポートしますので治療も含めて受けに来ていただければと思います。
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