群馬県渋川市から来院された50代の方のゴルフのアプローチイップスの症例です。
アプローチイップスは、アプローチショットをする際に今まではできていたのに、いつの間にか体が異常を起こすようになりアプローチショットが打てなくなる症状です。
本症例のアプローチイップスの症状は、アプローチショットを打とうとすると手が勝手に早く動いてしまい、その結果、ダフったりトップしたりしてしまい悩まれている症状でした。
5回のイップス治療で7割完治しました。
少しゴルフをやらない期間に入ったためゴルフ再開後、治療も再開する予定です。
アプローチイップスが7割改善したイップス治療
イップスは、体を動かす信号に無意識の心の誤作動信号が混線した結果起こります。
イップス治療は、体の信号を整え、無意識の心の誤作動信号を特定し認識します。
本症例では、執着心、警戒心、競争心、恐怖、義務、虚栄心などが関係していました。
1〜2回目はご自身の無意識を探索することに慣れていないため手こずっている印象でしたが、説明を聞きながら素直に探索し続けてくださいました。
3回目以降は上手に自分の無意識を探索、特定することができるようになり、イップスに関係する信号が整っていきました。
それと同時に症状の改善も現れるようになりました。
ゴルフイップスに悩んでいるなら
イップス治療に興味がある方は以下のことから自分の無意識を探索してみてください。
イップスの人だから持っている心の状態ではなく、誰もが当たり前に持っている心の状態です。
良い悪いではないのでどんな自分がいるのか探索してみてください。
・ゴルフでの執着心
・ゴルフでの警戒心
・ゴルフでの競争心
・ゴルフでの虚栄心
答えはありません。
1人1人違うもんですし1つとは限りません。
誤作動しているかは体に聞く検査で反応を見る必要があります。
当院でのイップス治療前にお試しとしてやってみてください。
ゴルフでの執着心
ゴルフでのこだわりです。
ここでは、イップス症状が出るショットで考えてみましょう。
ドライバーイップスであれば、ドライバーショットに関するどんなこだわりがあるかを見つけてみてください。
ゴルフでの警戒心
ゴルフでの警戒心です。
イップスが出るショットで、あなたはどのような警戒をしているでしょうか?
イップスを警戒する以外のことを見つけてみましょう。
ゴルフでの競争心
ゴルフでの競争心です。
自分の理想との競争で考えてみましょう。
アプローチイップスであれば、アプローチショットでの理想はどんな理想を持っているのでしょうか?
その理想と現実どのように比較しているのでしょう。
ゴルフでの虚栄心
ゴルフでの虚栄心。
虚栄心は、ゴルフ能力に関して見栄を張る、よく見せようとする自分を探索しましょう。
まとめ
本症例で改善が見られた理由は、説明を素直に聞いてくださり、ご自身の治りたい気持ちに素直に行動してくださったことだと考えております。
最初は慣れていないので上手に探索できなくても、説明を聞き素直にやってみることが重要です。
何のためにそれをするのかも説明しますので、理解するようにしてくれたことも結果につながったと思います。
イップスを治すために来院されているので、そのゴールに向かえるようにこちらもサポートさせて頂きます。
また治療が再開しましたら経過を報告いたします。