坐骨神経痛の原因はストレスです。
ストレスが病の原因、不調の原因になることは周知の事実です。
しかし、病院でも整体でもストレスにアプローチすることができません。
やっていたとしても癒しによるストレス緩和のような対処療法的なアプローチになってしまいます。それだとその場限りになってしまいます。
このページでは、坐骨神経痛の原因となるストレスについて解説していきますので、その関係性に納得がいくはずです。
最後までご覧ください。
当院では、心と体の誤作動信号を健全にし、治る力を最大限働けるようにして症状改善を目指す、病院とは異なるアプローチをしています。
坐骨神経痛にお困りの方はご相談ください。
目次
- 坐骨神経痛とストレスの関連性
- 坐骨神経痛のストレス治療
- 最後に
坐骨神経痛とストレスの関連性
ストレスは、体に入力される刺激を指します。
坐骨神経痛になる人の多くは仕事が関連していることが多いですので、仕事のストレスを例にして坐骨神経痛とストレスの関係性について物語で説明します。
仕事のストレスといえば、
人間関係が一番多いですね。
仕事ができる同僚と自分との比較によるストレスを例にしましょう。
・仕事のできる同僚をAさん
・自分を私
私は、Aさんと同じ工場で同じ製品を作っています。
私は仕事が遅く、定時に作業が終わらず、
いつもAさんに手伝ってもらっています。
Aさんに申し訳なく、感謝しています。
ある日、Aさんに今日も手伝ってくれてありがとうと言うと、Aさんは「大丈夫ですよ、私さんが作業遅いのはわかっていますから」と言われました。
今まで良い人でできる人だと思っていたAさんに違和感を覚えるようになりました。
それからというものAさんが陰で私の愚痴を言っていることを知りました。
Aさんに怒りを持ってしまいましたが、いつも手伝ってもらっているので直接は何も言えませんでした。
こんな日々を送っていたら突然腰が痛くなりました。
整形外科へ行ったところ
原因はわからない、
軽度のヘルニアがあると言われました。
もう年齢的に立ち仕事は限界なのかとも思いました。
しかし、まだ子供の学費等を考えると仕事はやめられません。
騙し騙し仕事をしていたある日、
上司からAさんも大変だから
こっちの作業に移って欲しいと言われました。
Aさんは私の作業が遅くて困っていること上司に言ったんだと思いました。
その帰り道、突然足全体に痛みが走り歩けなくなってしまいました。
なんとか帰宅しましたが動けません。
次の日も痛くて起き上がれず仕事を休みました。
整形外科にも言ったが、
前回の腰痛と変わらずレントゲンでは問題ないので、気にしないようにと言われ、痛み止めだけもらいストレスも溜めないように気をつけてと言われ帰ってきました。
足の痛みは、お尻からくるぶしまでが動くたびに痛くて、横になっているしかありませんでした。
数日しても治らず仕事は休職しました。
ここからは解説です!
今回私の腰痛、足の症状は、整形外科に行っても原因がわかりませんでした。軽度のヘルニアと診断されましたが、痛み止めしかもらえませんでした。
痛み止めでは治らず、仕事も休職しなければならなくなりました。
同じ作業をしていることから作業が腰痛の原因、坐骨神経痛の原因とも考えられます。
しかし、同僚全員が腰痛、坐骨神経痛を持っているかというと、そんなことはありません。
つまり、私の体が作業に適応できなくなっていると考えられます。
さらに、腰痛、坐骨神経痛が出始めたこと、Aさんとのトラブルがありました。
医師もストレスを溜めるなと言っていたのを思い出し、ストレスが原因だったんだと思いました。
私は、Aさんの言葉や態度がストレスになって腰痛、坐骨神経痛になったんだと思いました。
Aさんを恨みました。
しかし、坐骨神経痛の原因となるストレスはAさんにあるわけではありません。
私の坐骨神経痛に関係したストレスは、私自身が作り出しています。
これを理解しなければ坐骨神経痛が治っていきません。
Aさんの言動
・私さんが作業遅いのはわかっていますから
・陰で私の愚痴を言っている
上司の言動
・Aさんが大変だから異動して
私の解釈
・Aさんは仕事ができる
・私は仕事が遅い
・手伝ってもらって申し訳ない
・Aさんは何で私さんが作業遅いのわかっているなんて嫌味を言うんだろう
・陰で愚痴を言うなんてひどい人
・ひどいと思うがAさんには恩があるので何も言ってはいけない
・年齢的に立ち仕事は限界
・子供の学費がまだあるからやめられない
・異動はAさんが上司に相談したに決まっている
このように分けることができます。
Aさんは、ひどいことを言ったかのように思いますが、実際どうだったかはその真意はAさんにしかわかりません。
また、陰で愚痴を言っているのは、Aさんからではなく同僚から聞いたか、私が直接聞いてしまった可能性がありますが、内容を愚痴だと判断したのは私自身です。
Aさんの真意はわかりません。
また、上司からの異動についてもAさんが言ったに決まっていると私は考えましたが、実際は上司が見ていてそう判断した可能性もあります。
Aさんとの関係だけでなく、
子供のこと、自分の体のことも
どのように私自身が解釈しているかで、
私にとってのストレスになるかが決まります。
そして、そのストレスは神経の信号となり体に流れます。
その結果、体は誤作動し、機能障害を起こします。
体がうまく働かなくなった結果、坐骨神経痛を引き起こします。
原因はAさんにありません。
Aさんは1つのきっかけにしかすぎないのです。
これが坐骨神経痛とストレスの関係性です。
坐骨神経痛のストレス治療
この関係性を知識のないあなたが1人で認識することは不可能とも言えます。
ですので、当院ではそのサポートをしています。
あなたの坐骨神経痛に関係するストレス信号を特定し、認識するサポートです。
ストレス信号の中身を探すのは、あなたにしかできません。
「私がAさんのことを陰で愚痴を言うひどい人」と解釈してしまったこと自分を思い浮かべながら、体に聞く検査でストレス信号になっているかを確かめます。
陽性反応を示したら、
その解釈がストレスの原因だったんだ、
確かに陰で愚痴を言っていたのか、
たまたま私の話をしていただけなのか
わからないもんな、と認識します。
認識することで
ストレス信号は健全な信号に切り替わります。
自分の中を探索し、自分の中を認識することで、体は健全な状態になりますので、ヘルニアがあってもあなたの治る力が坐骨神経痛の症状を治してくれます。
ストレスは何個も見つかるかもしれません。
1つ1つ認識し、坐骨神経痛が出ない体を作っていきます。
最後に
心と体を癒す
心と体を元気にする
などの宣伝文句はたくさん聞きますが、
結局は、気持ちいいマッサージを受けたり、においの良いアロマを嗅いでリラックスしたりと本質的なストレス治療ではないことがほとんどです。
または、旅行や趣味でストレス発散とも言いますよね。
これもその時だけのストレス発散で坐骨神経痛を治すほどのストレス発散にはならないでしょう。
また旅行から帰ってきて同じ人間関係で仕事をすれば症状は出てしまいます。
そうならないための施術方法が当院にはあります。
興味を持った方、坐骨神経痛がなかなか治らないと悩んでいる方は是非ご相談ください。