当院は、既に病院で検査を受け、脳に異常がないことがわかっている人を対象にした心因性ジストニアのサポートをしています。
ジストニアには、痙性斜頚、眼瞼痙攣、発声障害、書痙、局所性ジストニアなどが医学的分類があり、医学的治療があります。
しかし、それでは治らない人がいます。
私は、そのような人の問題を解決するためにサポートをしています。
つまり、病院とは異なるアプローチの治療をしています。ここでは、そのアプローチについて説明します。
ジストニアに悩んでいる人の多くがストレスを抱えています。
あなたは、自分がどんなストレスを抱えているか知っていますか?
ストレスと一言で言うのは簡単ですが、個人個人ストレスの内容、そして原因が異なります。
そのストレスの原因を紐解いていくことが、脳の柔軟性を作り、身体機能を健全にしてくれます。
ジストニア症状を治すのは、私ではありません。
あなたの身体機能に治す力が既に備わっています。
それが健全に働けば、その力が症状を治してくれます。
心因性ジストニアの原因は、ストレスを作り出す心の誤作動信号です。
このページをご覧になり、あなたのジストニア症状の問題が一緒に解決していけるか判断してもらえたらと思います。
心因性ジストニアの原因
当院で扱うジストニア症状の原因だけを解説します。
医学的な情報についてはご自身で調べてください。調べる力、判断する力があなたの脳を柔軟にしてくれる役にも立ちます。
当院で考える心因性ジストニアの原因は、心の誤作動信号です。
心の誤作動信号には、思考の癖、考え方のパターン化、思い込みなどが関係します。
世界を狭く捉えてしまい、ストレスの多い世界を作り出してしまう原因とも言えます。
その結果、体は緊張パターンを作り出します。
人間の体が健全に機能するためには、緊張とリラックスのバランスが重要ですが、緊張状態に偏り過ぎると身体機能は誤作動します。
ストレスを溜めないようにしましょう。
ストレスを減らしましょう。
ストレスを発散しましょう。
こんな言葉も世間にはありますが、旅行に行ったり、好きな物を食べたり、好きなことをするのは、一瞬の快楽であり、ストレスコントロールには全く役立ちません。
旅行が終われば、ストレスが溜まります。
好きなことが終われば、ストレスが溜まります。
それは、世界を狭く捉える自分が全く変わっていないからです。
ジストニアの原因は外部にはありません。
ジストニア症状という問題を抱えているのはあなた自身です。
あなたの中に原因があると考えれば、それは治せる可能性があります。
私に原因などないと決めれば、それは治らない、治ることを諦めたということです。
厳しい言葉かもしれませんが、諦めていない人しか当院のサポートはマッチしません。
薬や手術で外部から強引にあなたの体をコントロールする方法は当院にはないからです。
それを求める人にマッチするのは病院の治療です。
マッチした治療で改善を目指すことが一番です。
あなたは諦めていない人だと信じています。
心の誤作動信号に関係する思考パターン
当院に来院されたジストニア症状の方の多くが、最初は自分の思考パターンに全く気づいていません。思考は無意識なので当然です。
例えば、車を運転している時の警戒心は何がありますか?と質問したとします。
答えは、警戒心なんてないです、と答えます。
仕事でこだわってしまうことは何がありますか?と質問します。
答えは、仕事でこだわりなんて無いです、と答えます。
では、仕事で気にすることは何がありますか?と質問すると
答えは、何も気にしていません、と答えます。
治療方法について最初に説明し、検査の目的、反応の意味、質問の意図を説明していても、自分探しがとても苦手になっています。
頭の中が大渋滞で探すにも探せない状態になっています。
自分の思考パターンに気づくために、体に聞く検査でアプローチしているけれど、他者からの質問は意識的な領域にしかアクセスできない段階になっているのです。
これでは、改善は難しいのですが、少しずつ繰り返し治療を受けることで、理解が進むと段々とわかってきます。
心の誤作動信号の例
これまでの症例を参考に、紹介できる心の誤作動信号をご紹介します。
娘としての虚栄心
父親に対して、過去の仕事で心配をかけたため、娘として現在頑張っている姿を見せなければならないと頑張っている。
しかし、父親とは会話がない。
解説
父との会話がないけれど、過去の心配かけた経験から、現在の仕事で頑張っている姿を見せて、認めてもらいたい心があり、仕事がある日は、いつも頑張らなければと頑張っていることで、体は誤作動していた例です。
情報による思い込み
ジストニアはすぐには治らない、とインターネットに書いてあったことから、治らない自分が当たり前と思い込んでいた。
解説
治りたい思い、今まで治って来なかった経験、治らないというインターネット情報、これらが無意識に信号の混線を作り出した例です。
今まで治って来なかった経験をしている人が、インターネットで治らないという情報を見たら、納得感を得てしまいます。
しかし、もう1人の自分は治りたいとも思っています。
頭の中でモヤモヤしている状態、つまり混線している状態です。
自分の気持ちを犠牲にする心
症状を見られるのは恥ずかしいことだから、遊びに行きたくても遊びに行くのを我慢する。
解説
症状を理由に、自分の本当の心に背いている例です。
症状に支配された生活とも言えます。
症状があろうが、遊びに行きたいときは遊びに行くと柔軟性を持っていたら症状はどうなっていくでしょうか?
恥ずかしさは、私たちの行動に大きな影響を与えます。
自分は恥ずかしい症状の持ち主だと思い込んでいるため、遊びに行きたい気持ちも犠牲にしてしまいます。
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解説は、このページのために書いたもので、施術中に解説はしません。
本人が自分の心に納得できるかが大切なので、施術者がこうでしょ!と思い込ませることは改善の役には立ちません。
心の誤作動信号は悪者ではない
私たちは、色々な思考パターンを持っていますので、それを少しずつ紐解いていく必要があります。
紐解くためには、自分自身を認知する。
誤作動信号になっている無意識の心を認知する。
そして、そういう自分が誤作動の原因だったのかと納得感があればより効果が期待できます。
間違えは、その心にジャッジメント(評価)することです。
誤作動信号の心を変える必要はありません。
認知するだけ、知るだけで良いのです。
例えば、父との会話がないけれど、過去の心配かけた経験から、現在の仕事で頑張っている姿を見せて、認めてもらいたい心が娘としての虚栄心で誤作動信号になっていた場合。
間違え例
①父と会話していないから心が誤作動して、ジストニアに関係しちゃっているんだ!
父と会話しなきゃ。
②仕事で頑張っている姿を見せちゃいけないんだ!
明日から頑張らないようにしよう!
③認めてもらいたい、なんて思ってないのにな。
明日からも父と話さないようにして認めてもらいたいなんて考えないようにしよう!
正しい認知方法
父と会話してないけど、過去の心配かけた経験から、今仕事を頑張って、認めてもらおうとしてる自分がジストニアに影響していたんだ!
心の誤作動信号に「良い悪い」の評価をする必要はありません。
誤作動の信号になって、症状と関係していると知るだけです。
その考え方が悪いんだと考えてしまうと、無理やりポジティブに変換したり、本音とズレた思い込みをさらにしてしまうことになります。
認知したことで、自然と思考に変化が出たり、行動に変化が出たりすることはありますが、まずはありのままの自分を知るだけで信号は変わります。
「ポジティブ=正しい」ということはありません。
ポジティブな内容も過剰になれば、誤作動信号になります。
例えば、もっと立派な大人に成長しよう!とポジティブな考えを強く持ったとします。
これは次第に、もっと立派な大人に成長しなければ、に変化してしまったり、今はまだ自分は立派ではないとネガティブ評価につながったりします。
ポジティブ思考もネガティブ思考もどちらも持っていることが人間らしさです!
だから、誤作動信号になっている心も良い悪いではなく、ただ素直に「そういう自分がいるな」と認知してもらえれば大丈夫です。
心を認知することで治る理由
私たちは、生まれてから現在まで様々な情報に触れ、様々な経験をし、記憶してきました。
そして、現在から未来へと歩みを進めています。
ジストニアは、あるがままに生きていれば起こらない症状だと私は考えています。
しかし、あるがまま生きずらいのが現代です。
インターネット、SNSの普及で情報は価値を失いましたが、情報に左右される人々は増えました。
自分に必要ないことにまで振り回されるようになりました。
そのような環境で子供から大人へと成長し、未熟なままの大人が子供を育てるようになりました。
何のために生きているのか、生きるとは何か?など教えてもらえなくなりました。
結果こそ全て。派手な暮らし、お金持ちを目指す暮らし、物をたくさん持っていることが人生の価値だと勘違いして成長させられてきています。
その結果、仕事はお金のために頑張り、プライベートをいかに充実させるか、友人よりもどれだけお金を稼いでいるか、親の言うことをどれだけ聞いて良い子に成長するかなど、心の比較にきりがありません。
本当の自分がわからなくなり、他人軸で生きている人が多いのです。
その結果、心は誤作動し、身体機能は誤作動し、ジストニアになってしまうのです。
本当の自分を見つけるためには、まず今の自分を知る必要があります。
今私は、何に影響を受けて、どのように考え、どのように捉えているのか。
それを体が受け入れているのか。
この現状を知るだけで良いのです。
この影響で、こういう考えになって、こう捉えている自分を体は受け入れていないんだ!と知るだけで良いのです。
体が受け入れていない思考パターンがわかったら、無意識のあなたは受け入れるように自動的にコントロールしてくれます。
例えば、このまま真っ直ぐの道を進むと渋滞です、迂回路は渋滞していません、という情報を手に入れたとします。
あなたはどうしますか?
迂回路を選択すると思います。
または、時間に余裕があるし、いつも通る知っている道だし、真っ直ぐ進もうという選択するかもしれません。
どちらにしても真っ直ぐ進むと渋滞ということを認知した上で、次の選択を考えました。
その結果、スムーズな道を進めたし、もし渋滞を選択しても自分の選択だからイライラもしません。
渋滞情報を知らなければ、いつも通る真っ直ぐの道を通り、渋滞に巻き込まれ、イライラしていたかもしれません。
誤作動信号にジャッジメントを入れず、変更もせずに、認知するだけで良い理由は、無意識の自分が次の選択をしてくれるからです。
誤作動パターンを認知していれば、同じ思考パターンで生きても、体に与える影響は異なるのです!
ジストニアを治すぞ!と意気込みすぎると治らなかっったらどうしようとなってしまうこともあります。
なので、自分を知りに行こうくらいの軽い気持ちでも大丈夫です!
自分を知ることを今までしてこなかったから、今のジストニアの自分がいることを理解してください。
自分を知れば、自分が変わる。
そう思えればジストニアもきっと治っていくはずです。
時間はどのくらいかかるか約束できませんが、魔法のような治療ではありませんので、1〜2回の短期間で完治を目指す人はサポートできません。
3ヶ月、半年、1年と繰返しの治療が必要です。
悩んでいた期間にも寄りますし、治療への理解度、信頼度、取り組み方によっても改善レベルは違います。
わからないこと、不安なことは、LINEで治療後もサポートします。
一緒に改善を目指すサポーターとしてやっていきましょう!
最後に
ジストニア症状に悩まされている人は、他の症状の方より、さらに深いレベルのストレスに悩まされている傾向があります。
何年もジストニア症状が続いてしまっている人は、そのストレスも当たり前になっていてストレスと感じていないことが多いです。
しかし、体は誤作動して症状になっているわけですので、心の誤作動信号を紐解いていく必要があります。
心因性ジストニアの原因は、無意識レベルの自分にあります。
無意識にアクセスするためには、施術コンセプトを理解し、信頼して受けてもらう必要があります。
当院には、心因性ジストニアを改善させる解決策があります。
しかし、あなたが治療方法を理解してくれなければ、治るものも治らなくなります。
折角、時間とお金をかけたのに治らなかったとなってしまいます。
是非ここで、自分に適した治療方法かを精査してください。
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