栃木県佐野市カイロプラクティック治療院

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ストレスと不調の関係性について

ストレスは不調の原因になる。

このような話は聞いたことがあるでしょう。
しかし、どんなストレスが不調の原因になるの?とストレスのことを理解していない人は多いです。
今回は、ストレスについてお話しします。

最後まで読んで頂ければ、一般的に言われるストレスと不調になるストレスの違いがわかり、不調にならないための自己コントロールができるようになります。

目次

ストレスとは
一般的なストレスの間違え
不調の原因になるストレスとは
不調にならないためのストレス管理
最後に

ストレスとは

医学的にストレスとは、体に入力される刺激の全てをストレスと言います。
ストレッサーとも言います。

ストレスが入力されると、
それに心と体が反応します。
これがストレス反応です。
どちらもまとめてストレスと一括りにして言われる傾向があります。

体に入力される刺激
・重力
・日光
・気温
・気圧
・視覚情報
・聴覚情報
・身体感覚情報
・味覚情報
・嗅覚情報 etc

様々な情報が体には入力されています。
これらに反応して私たちは体を機能させ生活しています。
つまり、ストレスとはただの刺激です。
「刺激=不調の原因」ではありません。
不調の原因になるストレスがあるということです。

一般的なストレスの間違え

一般的にと書きましたが、医師が間違って使っているから一般人が間違ってしまうのです。
病院を受診し、原因不明だと、ストレス溜めてない?と聞かれます。
ストレスが原因かもしれないから気をつけてね、溜めないようにしてね。と言われます。
知識のない一般人にストレスをどのように気をつけさせるのですか?
どのようにストレスを溜めないようにすればいいのですか?
きちんと最後までアドバイス、指導してあげなければ、一般人は間違った解釈をし、間違った行動をしてしまいます。

一般的にストレスと言うと、悪いこと、疲れる原因、イライラの原因などを考えてしまいます。
例えば、イライラの原因を「同僚の仕事作業が遅くてイライラすること」だと考える。
同僚のせいで自分がストレスを受けて不調になっていると解釈してしまいます。
これは、ストレスの原因が外部にあると間違った解釈をしているからです。

また、仕事がストレス、同僚がストレスだった場合、それを溜めすぎないためには、休暇を取りストレスから離れたり、発散したりしなければと考えてしまいます。
これも間違えです。

不調の原因となるストレスとは

では何が不調の原因となるストレスなのかをお話しします。
ストレスはただの刺激です。
不調の原因になるのは、あなた自身の解釈の問題です。
先の例で説明すると、「同僚の仕事作業が遅くてイライラする」のは、あなたが同僚の仕事が遅いと解釈したこと、仕事の作業が遅いからイライラすると解釈した自己ルールが原因です。

仕事の作業が遅い人を見るとイライラする自己ルールには、どんなものがあるかと言うと、
・仕事は早く終わらせるべき
・仕事は時間内に終わらせるべき
・遅くて他人に迷惑をかけてはいけない
・ノルマは終わらせなければならない

このような自己ルールを持っていると、仕事が遅い人を見るとイライラしてしまいます。

つまり、現状と自己ルールの不一致が不調の原因となるストレスです。
違うルールを持っていればイライラにつながらない人もいます。
イライラにつながらなければ、自律神経は乱れません。
自律神経が乱れなければ不調にはなりません。
自律神経系だけでなく、身体機能は乱れませんので、不調にはなりません。

不調の原因になるストレスは、その原因があると言えます。
それが自分のルールです。
他者に原因はありません。他者を原因にしてしまうと不調ばかりになってしまいます。自分が大変です。
原因は自分にある、と自責思考になれば、ストレスも溜まりませんし、不調にもなりません。

不調にならないためのストレス管理

不調にならないためには「メタ認知」が重要です。
メタ認知とは、客観的に自分を見ることです。

イライラしてはいけないとわかっているんです、とイライラしないようにしたり、怒り、悲しみ、などの感情が起こらないようにしようとする人がいます。
感情を消すことはできませんし、感情が起こらないようにすることは不可能です。
表面上、怒っていないように装うことはできても、本音では怒っているので、本音と建前で不意一致が起こり、不調の原因になってしまいます。

つまり、本質的に不調にならないためにストレス管理するには、怒っている自分がいるな、どうして怒っているのかな?自分の中の何が怒りの原因なのかな?と認知することが大切です。
同僚の仕事が遅くてイライラしている場合ならば、
イライラしている自分がいるな

同僚の仕事が遅くてイライラしているんだな

どうして同僚の仕事が遅いことでイライラしているのだろう?

時間通りに終わらないことに怒っている

時間通りに仕事を終わらせなければという自分がいるからだ

このようにメタ認知することで、
怒っているのは相手に対してではなく、
自分のルールと不一致していることに
怒っていることがわかります。

これが「本質的なストレス構造」です。
メタ認知を癖付けて、自己防衛できるように心がけましょう。

最後に

もうすでに不調で困っている人は、
不調になっているとその症状自体がメタ認知の邪魔をして、ストレスの原因を探すことを邪魔します。
痛い痛い痛いに注目が言ってしまい、ストレスの原因になんて注目できません。
ましてや慣れていないメタ認知をするなんて不可能です。

そのため、もうすでに不調になっている人は、当院のストレス治療がおすすめです。
心と体の両方のストレス信号を健全な信号に切り替えるお手伝いをしています。
病院で原因不明と言われは不調は特に、ストレスのサポートを病院ではしてもらえず、不調から抜け出せない場合があります。
ストレスから不調を改善させていきたいと希望される方は、ご相談ください。

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