適応障害は、特定の環境に適応できず生活の障害になっている場合に診断されます。
診断されると病気だと感じますが、当院では病気とは捉えずに、信号が誤作動しているだけと考えています。
信号の誤作動の結果、体は誤作動し、様々な症状を呈します。
このページでは、適応症状になる前の症状と適応障害後の症状をご紹介します。
適応障害にならないための予防と適応障害と診断されている方は、様々な症状を知り、症状に振り回されないようになってもらえたらと願っています。
適応障害を薬に頼らない病院とは異なるアプローチで改善していきたい方はバースデーカイロプラクティックにご相談ください。
適応障害になる前の症状
- 職場の人間関係に悩む
- 職場の人が気になる
- イライラしがちになる
- 仕事がうまくいかず落ち込む
- お金に悩む
- 将来に悩む
- やりがいを感じない
- 責任感が強くなる
- やりきった感がある
- 一生懸命頑張っている
- SNSに没頭する
- 情報に振り回される
- 他人との比較が強くなる etc
適応障害になった後の症状
- 眠れない
- 食欲が湧かない
- やる気が起こらない
- 面倒くさくなる
- 気持ちが沈む
- 泣く
- そわそわする
- めまい
- 頭痛、頭重感
- 投げやりになる
- 腹痛、便秘、下痢
- 不安感、劣等感、被害者感
- 周囲の人が怖い
- 世界が怖い
- 全身疲労
- 疲れやすい
- 疲れが取れない
- 体が痛い
- 仕事に行けない
- 友達に会えない
- 外出する気が起こらない etc
適応障害になるメカニズム
- 特定の環境に属する
- 特定の環境に違和感を感じる
- 心と体に違和感が出始める
- 違和感を持ちつつ頑張り続ける
- 生活に支障をきたす症状・不調に変化する
- 生活が破綻する
- 病院へ行く
- 適応障害と診断される
- 休職する(不登校)
症状は結果
症状は結果で、原因があります。
職場の人間関係に悩み出す(症状)のも原因があります。
他者が原因の場合もありますが、自分に原因を見出すことで症状は改善されやすいです。
他者はコントロール不可能、自分はコントロール可能ということです。
人間関係に悩む原因は、自分のルールをその人間関係に当てはめるからです。
- ふつう〜じゃない?
- 常識的に・・・だよね
- なんでそういうやり方するの?
ふつう、常識的に、なんで、と心の中で思うことがあると思いますが、それは自分のルールを相手に当てはめようとしています。
相手にとっては普通ではないので、ふつうこうするんじゃないの!?と思うかもしれませんが、それは自分が自分を苦しめる要因になります。
あの人はそうするんだな、と客観的に捉える、線引きをする。
そうすることで他者に振り回されず、人間関係に悩むことが減り、心も体も楽になっていきます。
結果に振り回されるな
適応障害で休職すると、休職していることに振り回されます。
- 仕事復帰しなければ
- いつまで休んでられるかな
- 有給あと何日あるかな
- 眠れるようになれば仕事復帰できるのに
- 頭痛がなければ仕事行けるのに
症状はどれも結果です。結果に振り回されても結果は変わりません。
テストが70点だった場合を例に、あー70点だった、次も70点だったらどうしようと悩んでも意味がありませんよね。
70点だった原因はなんだろう?と考えれば、原因が分かり、対処し、解決し、70点ではなくなる可能性が高まります。
仕事に行けなくなった原因はなんだろう?
❌→適応障害の病気だからだ!、は間違えです。❌
→ストレスが原因だろう
ストレスは何が原因だろう?
→仕事の人間関係かな
仕事の人間関係の何がストレスなんだろう?
→Aさんとのことかな
Aさんとの関係で何がストレスなんだろう?
→Aさんはいつも仕事が適当だからな
Aさんがいつも仕事が適当なのは、何が私のストレスになるのだろう?
→Aさんにちゃんとやって欲しいと期待しているからだ
このように原因を追求していきます。
ゴールは他者や環境など外部要因ではなく、自分になると良いでしょう。
例では、仕事に行けない根本的な理由は「Aさんに対する自分の期待」でした。
自分が原因だったんだとわかることが重要です!
期待をどうこうしたり、否定したり肯定したりする必要はありません。
認識することが大切です。
できる範囲でやってみてください。