当院に来院された小学生の起立性調節障害の原因について解説していきます。
子供が起立性調節障害で朝起きられない、頭痛、めまい、腹痛などの不調で学校に行けないと悩まれている親御さんは多いです。
病院、カウンセリングに通ったけど変わらないと当院に来院されます。
本症例が何かのヒントになれば幸いです。
病院と異なるアプローチに興味がある方はご相談ください。
過去のトラウマが関係した起立性調節障害
起立性調節障害は心の混線が関係しています。
心のモヤモヤは、自律神経系を誤作動させます。
その結果、起立性調節障害の症状につながります。
当院では心の混線を特定していく検査と治療があります。
本症例では、過去のトラウマが関係していた起立性調節障害について解説します。
「学校へ行く」というスイッチが入ると
「過去のトラウマ」と信号がつながり、
自律神経が乱れ、症状を呈していました。
過去のトラウマの中身は、先生に廊下に立たされた経験です。
また、その作られたルールは、先生はひどいことをする人、怒る人、怖い人、信じられない人です。
先生への恨みもありトラウマ状態でした。
そういった記憶、心の状態があるということを認識してもらうと次第に学校に行ける、学校にいられる時間が増えていきました。
過保護が影響した起立性調節障害
しかし、調子が良くなればなるほど、それをサポートする親が邪魔をしてしまうことがあります。
当院の治療へ来なくなる。
理由は、今日は学校にいくことができたので疲れたと言っているので治療には行けませんと子供のいうことを優先させてしまいます。
折角良くなってきていても違う心の誤作動が起こってしまいます。
・親に言えば嫌なことは回避できる。
・親に駄々をこねれば楽ができる。
家でのサポートを逐一指示したり、管理することはこちらにはできません。
親が責任を持ってもらうしかありません。
アドバイスしても子供を優先させてしまう。
子供に寄り添っている自分、大変な思いでサポートしている自分に満足感を得てしまっている。
こうなると親が治療を受ける必要があります。
しかし、それを言っても親は受けようとしません。
このようにして子供は改善傾向にあるけれど、親がその進行を邪魔していました。
起立性調節障害を理解する
結局治療の継続を親がやめてしましました。
折角の改善傾向を親が止めてしまうのは、親にとっての何かメリットがあるとも言えます。
子供の問題ではなく、親の問題も実は影響していることを理解しましょう。
起立性調節障害は、外部環境、本人の解釈、体の関係性が乱れていることが原因です。
外部環境には、学校、先生、友達、親、兄弟などが挙げられます。
本人の解釈は、無意識の自分ルールとそれに付随した感情や記憶まで含まれます。
体は、自律神経とそれにコントロールされる器官です。
この関係性の中で誤作動を起こす条件付けができてしまい、繰り返される症状になっているのが起立性調節障害です。
これらを特定し、混線を紐解き、条件付けを切っていくことで症状は治っていきます。
起立性調節障害にお悩みのお子さんをお持ちの方、大人でも起立性調節障害の方はいますので自分もそうかもと思う方は、当院にご相談ください。
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