栃木県佐野市カイロプラクティック治療院

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体の痛み・しびれ

坐骨神経痛でやってはいけないこと3選

坐骨神経痛で足が痛い、しびれるとお悩みの人へ
坐骨神経痛だからやってはいけないこと3選をお伝えしていきます。

ここでの話は、他ではあまり聞かないことかもしれません。
坐骨神経痛に悩んでいる時に一番重要なことは安心することです。
一般的に言われるような、
長時間座り続けてはダメ、重いものを持ってはダメ、激しい運動はしてはダメ、不良姿勢をしてはダメ、体は冷やしてはダメなどは、安心ではなく不安を植え付けるものです。
理由は、長時間ってどのくらい?重いものってどれくらい?激しい運動って?不良姿勢って何?など曖昧なことばかりなので、出来ているのかがわかりません。人は出来ていると安心します。出来ているかわからない、または出来ていないと不安になります。

不安が痛みの原因になることは、科学的にも証明されています。
不安や恐怖を煽ることで行動させるのは私の望むことではありません。

本質的な安心を作り、坐骨神経痛が治っていくことを願っていますので、厳しいかもしれませんが一読してもらえると治る可能性へと近づくと思います。
1人では無理という方は当院にご相談ください。

目次

  1. 坐骨神経痛とは
  2. 坐骨神経痛でやってはいけないこと3選
    • 仕事を休む
    • 安静にする
    • 痛みを恐れる
  3. 坐骨神経痛に不安がもたらす悪影響
  4. まとめ

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛は、お尻から足にかけての症状全般を言います。
坐骨神経痛の原因は機能障害です。
体が本来の機能を果たせず、負荷が増えることで、足の痛みやしびれを起こします。
そのさらに本質的な原因は、心と体の誤作動信号です。

心と体の誤作動信号により、身体機能が障害され誤作動した結果、体には負担が増えて、坐骨神経痛の症状を出します。
病院で原因とする椎間板ヘルニアも脊柱管狭窄症も機能障害の結果起こります。
それらによる坐骨神経痛はわずかと言われていますので、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に恐れるよりも機能障害を整え健全な心と体にしていけば坐骨神経痛は治っていきます。

坐骨神経痛でやってはいけないこと3選

坐骨神経痛だからやってはいけないことは本来は何もありません。
坐骨神経痛の症状レベルによって、やれることとやれないことはあなた自身が無意識に判断します。
激しい運動してはダメと言われても、それが出来ない症状レベルであれば、言われなくてもやらないです。
悪い姿勢は取ってはダメと言われても、痛みに応じた姿勢を取っているだけで悪い姿勢だとは思っていません。

私たちは、自分のルールや感情に従いやりたいこと、やれることを選択しています。
そのため、やってはいけないと言われてもやってしまいます。
そんな中でも正しい情報を得て、坐骨神経痛を悪化させないために、治っていくためにやってはいけないことを3つお伝えします。

仕事を休む

休まなければならないほど症状がひどいんだと言うかもしれませんが、上司や会社に現状を報告し、相談した上で、できる業務をやりましょう。
仕事には責任が伴います。責任の中で生活していると痛くてもどうすれば大丈夫かを脳と体が判断して働いてくれます。
出来ないことをやる必要はありませんが、できる範囲でやることが大切です。

仕事を休むのは、できる範囲のこともできないと脳が解釈してしまいます。
できる範囲のことを増やしていかなければ、坐骨神経痛の症状は治っていきません。
できないからと、やらないことを増やすと坐骨神経痛は悪化していきます。

なので、強制的に頑張れる仕事は休まないことがおすすめです。
坐骨神経痛がなかった時の仕事ができるかは人それぞれなので会社に相談することが大事です。
その上で仕事をすると早期に改善していきます。

安静にする

これは医師からも言われてしうので本当に注意が必要です。

「痛いんだから安静にしていてね」
「無理しないで安静に動かないようにしてね」

一見優しそうに聞こえますが、実際はあなたの未来を考えていない悪魔の言葉です。
安静にして動かないでいると、次動くときに必ず痛みが出ます。
その痛みの恐怖を無意識が記憶します。
記憶された恐怖は、痛みの持続に貢献してしまいます。

急性期で激しい痛みの場合、寝ているしかできない人もいるかもしれません。
しかし、トイレやお風呂、食事は自分でしますよね。
寝ているだけでなく、ソファーに座る、椅子に座る、時々は立ち上がるようにして、なるべく日常に近づけた生活をしなければいけません。
ただ安静にして寝ているだけは絶対に避けましょう。

安静にしないで動いてくださいというと、運動をしなければいけないと勘違いする人がいます。
そして、運動とはスポーツのことだと勘違いする人がいます。
坐骨神経痛が激しいのにスポーツしろということではないので勘違いしないでください。

寝たきりでいてはいけないということです。
できる範囲で普段の生活をするということです。
仕事になるべく行くことです。

痛みを恐れる

仕事に行かない、安静にしてしまう理由にもつながります。
それは「痛みを恐れる」からです。

痛みを恐れる理由は、正しい情報を知らないからです。
・痛いのはつらいです。
・痛いのは嫌です。
・痛くない方がいいです。

これは誰しも共通認識です。
しかし、痛みを恐れるのは別問題です。

・つらいけど、治るから大丈夫
・嫌だけで、治るから大丈夫
・今は痛いけど、治るから大丈夫

大丈夫と解釈できるには経験か知識が必要です。
または、漠然としたポジティブ思考が必要です。

坐骨神経痛があるとこのまま治らないのではと間違った解釈をします。
それは知識がないからです。

体を動かすだけで痛みが出るんです。
それは今坐骨神経痛という症状が出ている時なんだから当然です。

痛みは悪者ではありません。
痛みがあるということは、あなたの体が何か危険を教えてくれているのです。
痛みは良い奴なんです。
痛みが過剰過ぎれば痛み止めでコントロールが必要な場合もあります。

しかし、坐骨神経痛のような症状で痛みを恐れてはいけません。
死に直結するような病気が原因で坐骨神経痛が出ているのかも、と思う人もいると思います。
その場合、坐骨神経痛以外の症状もあるはずです。
強い痛みだけに惑わされているとそれに気がつかないかもしれません。

坐骨神経痛の痛みは、安静にしていると痛みが出ません。
だから安静にしたくなります。
動くと痛い、けど動かなければ治らない。
これが機能障害による坐骨神経痛です。
例えば、癌が隠れている場合、
体重の減少があるかもしれません、他の部位が痛いかもしれません、睡眠をしていても起きてしまうほどの痛みが出るかもしれません、動かなくても痛みが出るかもしれません。
坐骨神経痛だけであれば、まずは機能障害から疑いましょう。
または、病院に相談して検査をしてもらいましょう。

痛みへの恐れは、行動して減らすことが重要です。
安静にしていては減りません。

痛い中で動けば、どのくらい動けるのかを脳と体が学習します。
痛い中で仕事をすると、アドレナリンが痛みを抑制してくれます。
痛い中やるべきことをやっていると、気がついたら痛みを忘れています。

痛みが治るとは、そういえば痛くなかったと後で気がつきます。
痛みを恐れていたら、痛みにばかり注目してしまい、消えてくれなくなってしまいます。
痛みは、あなたの持つ治る力が必ず治してくれます。
だから、痛みを恐れることなく普段通りの生活をなるべくすることが大切です。

坐骨神経痛に不安がもたらす悪影響

人間は、痛みを神経の信号で脳に伝えています。
脳に伝わって初めて痛いとわかります。
この伝達の途中には痛みを抑制するシステムがあります。

痛み神経から伝わってきた信号を抑制して、痛みと感じさせないようにしてくれるシステムを脳は持っています。
ゲートコントロールシステムと呼びます。

このゲートの開閉に不安が影響することがわかっています。
今回紹介した坐骨神経痛でやってはいけないこと3選をやっていると、恐怖心が強くなり不安が高まります。
その結果、このゲートが開きっぱなしになってしまい、痛みが続いてしまったり、痛みが強まったりしてしまいます。

不安にならないためにも、日常の生活を心がけ、動ける範囲で動くことが重要です。

まとめ

今回は、坐骨神経痛でやってはいけないこと3選を紹介しました。
痛いのにやっていられるかという人は、治らないかもしれません。
痛いけどやってみようかなという人は、治っていくでしょう。

このようにやってみることが重要です。
痛くない範囲でやれたことで、痛みは勝手に抑制されていきます。
それだけの力を人間は持っているから大丈夫です。

それでも1人では難しい、誰か専門家についてもらって改善まで頑張りたいという人は、当院にご相談ください。
当院は、治ることにコミットしていますので、短期集中治療をすれば早期に改善することが期待できます。
実際に治った方の感想もこちらからご覧になってみてください。

では、あなたの坐骨神経痛が治ることを願っております。

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