
①スポーツ分野のイップスに悩んでいるけど誰にも相談できていない・・・。
②以前は普通にプレーできていたのに、どうしてこんな風になってしまったんだ・・・。
③何か良いイップス改善方法はないかな!・・・
と悩んでいる人に参考になる記事を書いていきます。
これで治れば苦労はしません。
この記事では、イップスの本質的改善のための第1歩として「自己学習」をオススメします。
イップス改善のために参考になる「本」をご紹介します。
少し話がずれますが、
「正しい情報こそが、腰痛疾患の特効薬である」
という言葉をNewYork大学医学部のジョン・E・サーノ教授が言っています。
イップスに悩む多くの人も「間違った情報」による「間違った改善方法」に時間をかけて取り組んでいます。
このブログの読者さんには正しい情報が得られるようにサポートできればと思います。
私は、心と身体の誤作動記憶に注目した施術で、イップスに悩む人もサポートしています。
このブログ記事の内容
・イップス改善と自己学習の必要性
・イップス改善のためのオススメ学習本【6冊】
イップス改善と自己学習の必要性
目標:
【イップスを改善したいなら、正しい情報を手に入れましょう】
ネットに蔓延る間違えだらけ
現代は情報社会。
いつでも、どこでも情報が手に入る時代です。
良い情報が手に入る反面、嘘情報やインチキ情報も多くなりました。
イップスに関しても、
✅体験者が語る克服方法
✅変な整体師が語る克服方法
など色々な情報がネット上にはあります。
それらのほとんどが「フォームが間違っている」「フォームからやり直す」などです。
イップスになる人は、そのスポーツ分野においてそれなりのレベルで成績を残してきた人です。
つまり、フォームを気にする必要などないレベルの人がイップスになります。
イップスという結果を見れば、誰でもフォームがおかしいことはわかります。
そこから原因をフォームにフォーカスしてしまうのは間違えだと、私は思います。
とは言いつつも、
イップスは原因が解明されていませんので私の考えも間違えかもしれません。
じゃあ、どうすればいいんだよ!と言われそうなので、
世の中には、
「これが正しい」とされていることでも、
「その反対」で治ってしまうことって結構あります。
なので、自分で学び、自分で判断する力をつけることがイップス改善に役立つと思います。
イップス改善のためのオススメ学習本【6冊】
本質を知るならこの3冊
✅体の不調は脳がつくり、脳が治す
心身条件反射療法の創始者の保井先生が書いた書籍。
心と身体の関係性について学べる本です。
イップスの本質が書かれた頁もあります。
私も実際に2015年4月5日に購入しています。そして、PCRTのセミナーに参加し、現在はイップス治療をさせてもらっています。
✅新インナーゲーム
コーチング界の転換点となった1冊。
「内なる敵」との戦い。それがインナーゲーム。
自分自身の中には2人の私がいる。
命令者たる私「セルフ1」と実行者たる私「セルフ2」
「自身(セルフ2)をコントロールし、評価しようとするセルフ1の口数が少なければ少ないほど、実際のショットは良くなる」
イップスに悩む人に知って欲しい考え方が詰まった1冊です。

✅新インナーゴルフ
上記した新インナーゲームは、テニス分野でのインナーゲームをまとめたもの。
こちらはゴルフにおけるインナーゲームをまとめた1冊
「ゴルフが難しいのではなく、人間の心がゴルフをあえて難しいものに仕立て上げているのではないだろうか。」
イップスはプロゴルファーのトミーアーマーが最初に使用した言葉と言われています。
イップスゴルファーにとって「インナーゲーム理論」がゴルフを通して学べる貴重な一冊です。

私は、2冊とも購入しています。
自分自身のゴルフに対する考えもこの本によって変わりました。
イップスについてわかりやすく学べる3冊
✅イップスの科学
✅メンタルによる運動障害「イップス」かもしれないと思ったら、まず読む本
✅イップスースポーツ選手を悩ます謎の症状に挑む
イップス改善のためのオススメ本を読みつつやるべきこと
①内容を書き出しながら読む
②実際に自分に当てはめて書き出してみる
③実践してみる
内容を書き出しながら読む
1冊目に紹介した本「体の不調は脳がつくり、脳が治す」は、
脳の働きについて専門的に書かれている箇所もあります。
一回読んだだけではわからない場合もあるので、自分の気になったポイントは書き出しておくと再度読み返しやすくなります。
例えば、
「脳も誤作動を起こす」P.29
「脳に伝わった情報は、こうした回路をめぐる中で情報処理され、行動や思考、あるいは内部環境の調整などのアウトプットがなされる。」P.30
「体に影響を及ぼすストレスは、否定的な感情だけではない」P.135
など、初めて聞く言葉や情報が多いと思うので、要点を書き出しながら読むと後で読み返しやすい。
イップスの項だけでもやってみると良いと思います。
2冊目、3冊目の「インナーゲーム」は特に内容が濃いので、
ある程度読んで、学んだことを書き出すという繰り返しで進むと良いと思います。
実際に自分に当てはめて書き出してみる
本の内容的には、イップスになる人は、
✅こういう傾向がある
✅こういう思考が浮かんで邪魔をする
などの内容が出てきます。
ほとんどのプレーヤーが、コート上で自分自身に語りかけている。
「ボールから目を離すな」「ヒザを曲げるんだ」
自分のプレーを想像し、
同じようなこと、またはどんな言葉を語りかけているのかを
自分に当てはめて考えてみましょう。
「えっ!こんなことが影響しているの!」ということが見えてくるかもしれません。
実践してみる
1冊目の終わりには自分でできるセルフケアの方法が書かれています。
イップスの時に感じる身体の違和感をセルフケアしてみましょう。
インナーゲームには、「セルフ1を静かにさせ」「セルフ2を信頼する」方法などが色々出てきます。
全部を試すことも良いが、出来るものからやってみる程度に気楽に取り組んでみましょう。
まとめ
今回イップス改善の第一歩として「自己学習」をオススメする内容の記事をお伝えしました。
イップス改善のための本を「読むだけでは何も得られない」かもしれません。
「読んで、腑に落とし、実践してみる。」
そうすることで、イップスに対する「学習」が「改善」への道を作ってくれることでしょう。
そして、情報社会に蔓延る嘘情報やただの体験談にも騙されず、情報の取捨選択が出来る人になり、イップス改善に役立つと思います。
あなたのイップス改善を心より願っております。