
監修:WHO国際基準カイロプラクター 篠崎大輔
Bachelor of Chiropractic Science(B.C.Sc.)
カイロプラクティック理学士
Contents
イップス治療
バースデーカイロプラクティックでは、心と身体の誤作動信号を健全な信号に切り替える施術でゴルフイップスをサポートしています。
イップスなのか見極める
イップスの言葉だけが世間に広まり間違った解釈をしている人が少なくありません。
1ラウンドで何度もダフる、トップするを繰り返していると仲間から「おまえイップスじゃん」なんて揶揄われたりしたことがありませんか?
ミスをすることがイップスではありません。
何度もミスをするからイップスではありません。
「イップスは、今まで当たり前にできていた動きが、異常な身体の緊張によりできなくなる運動障害を伴う症状です。」
ドライバーでひどいスライスが出る。
アプローチの感覚がわからず最近寄らない。
パターのタッチが合わない。
これらはイップスではありません。
ドライバーでダウンスイングをしようとすると身体が固まり下せなくなり、無理やり下ろすとひどいスライスが出る。
20ヤードフェアウェイからのアプローチになると腕が固まってしまいテイクバックできずタイミングが合わせられず寄らない。
1mからのパターになると腕が痺れて動き出せず、打っても感覚がわからない。
これらはイップスです。
違いは、身体が異常な緊張を伴っているかいないかです。
ゴルフイップスの原因
ゴルフイップスの原因は「脳の誤作動記憶」です。
私たち人間の身体は、外界の情報を五感を通して脳へ入力し、自動的に処理をし、脳から身体に命令の信号を出した結果、筋肉、関節が働き動いています。
脳の自動処理段階で誤作動信号が出る処理をしてしまうことで、身体に誤作動信号が出され、筋肉が反射的に緊張してしまいます。
あるシチュエーションになるとこのスイッチが入り、身体が反射的に固まり、動けなくなる。
この一連の誤作動パターンを記憶してしまうことがイップスの原因であり、脳の誤作動記憶です。
誤作動記憶のパターン
ゴルフイップスの原因となる脳の誤作動記憶のほとんどに「恐怖」が関係しています。
「過去のミスショットの記憶」とその時の「あっ!やっちゃった!」という思いの記憶。
そこから生まれる「また失敗するかも」「失敗したら笑われるかも」「失敗しないように○○しなければ」など、頭の中では無意識にさまざまな思いが信号となり駆け巡っています。
これらが身体を緊張させ、イップス症状を起こさせます。
ダウンスイングで下りてこないことでさらに失敗した記憶が学習されてしまいます。
イップスが長期化していると、様々な思いの記憶が脳に記憶され、イップスと関係してしまいます。
ゴルフイップス治療
ゴルフイップスを解消する方法があります。
あなたのゴルフイップスに関係した脳の誤作動記憶を紐解き、認識し、調整することで、健全な脳の信号に切り替えます。
脳の誤作動記憶はあなたの「心の構造」でもあります。
無意識の心の構造を自ら認識することで健全な信号に切り替わります。
イップス治療「3ステップ」
2、あなたのイップスの構造を知る
3、心と身体の信号を健全な信号に上書きする
1、当院のイップス治療を正しく理解する
・イップスは脳の誤作動記憶が原因
・誤作動パターンを健全パターンに切り替えることで治る。
・誤作動には、自己ルールが関係する。
・症状は結果、本質的な原因を探す
・あなたは治る力を持っている
2、あなたのイップスの構造を知る
・どんな「自己ルール」が原因となっているのかを探します
・思考の癖、思考パターン、記憶、感情、価値観、信念を紐解きます。
3、心と身体の信号を健全な信号に上書きする
心(脳)と身体の両方の「誤作動信号」を「身体に聞く検査」で探し「調整」します。
身体に聞く検査
①マッスルテスト:力が入るか弱化するかで反応を検査
②レッグテスト:足が揃うかズレるかで反応を検査
③脚長差:足が揃うかズレるかで反応を検査
身体の誤作動信号調整
身体全体に張り巡らされた神経系をアクティベータメソッドで調整することから始めます。
心(脳)の誤作動信号調整
PCRT(心身条件反射療法)で、チャートを使用しながら自分のルールを探しストレス信号を健全な信号に切り替えていきます。
健全な状態を脳と身体に「再学習」させます。
脳には「可塑性(かそせい)」という再学習能力が備わっていますので、元々できていた動きが当たり前にできるように勝手に変化していきます。