
監修:WHO国際基準カイロプラクター 篠崎大輔
Bachelor of Chiropractic Science(B.C.Sc.)
カイロプラクティック理学士
Contents
ダーツイップス
・投げようとすると肘が固まってしまい伸ばせない
・手首が固まってしまいスナップが効かない
・指を勝手にこねてしまう
・リリースのタイミングがわからない
・練習では大丈夫だが大会になるとおかしくなる
・1人では大丈夫だが誰かに見られているとおかしくなる
ダーツイップスの症状は、上記以外にも人それぞれで様々なパターンがあります。
固まってしまう、感覚がなくなる、勝手に動いてしまう。
その結果、叩きつけたり、とんでもない方向に投げてしまったりします。
つまり、ダーツイップスは身体に運動異常、感覚異常を伴います。
運動異常、感覚異常が無く、ただ狙ったところに入らない悩みはイップスではありません。
原因と解決方法
ダーツイップスの原因は「脳の誤作動記憶」です。
バースデーカイロプラクティックは、脳の誤作動信号とその記憶を健全な状態に再学習させる治療をおこなっています。
私たち人間の身体は、外界の情報を五感を通して脳へ入力し、自動的に処理をし、脳から身体に命令の信号を出した結果、筋肉、関節が働き動いています。
「ある場面」が入力されると「誤作動処理」が自動的に起こなわれ「ストレス信号」が身体に出力され「ダーツを投げる動作」を誤作動させます。
脳が記憶したこの誤作動パターンを紐解き健全なパターンに切り替え再学習させていきます。
当たり前にできていたダーツを投げる動作が当たり前にできるようになっていきます。
誤作動処理は、記憶、思考の癖、思考パターンとも言え「自己ルール」です。
これを紐解いていきます。
誤作動パターン
私たち人間はその場に合わせて脳と身体が適応した動きを無意識に命令して動いています。無意識のルールが厳しくなると身体が動けなくなってしまいます。
自分では当たり前になっている自己ルールが身体にとってはストレス信号になっています。
イップス改善には、この誤作動パターンを認識する必要があります。
イップス治療「3ステップ」
2、あなたのイップスの構造を知る
3、心と身体の信号を健全な信号に上書きする
1、当院のイップス治療を正しく理解する
・イップスは脳の誤作動記憶が原因
・誤作動パターンを健全パターンに切り替えることで治る。
・誤作動には、自己ルールが関係する。
・症状は結果、本質的な原因を探す
・あなたは治る力を持っている
2、あなたのイップスの構造を知る
・どんな「自己ルール」が原因となっているのかを探します
・思考の癖、思考パターン、記憶、感情、価値観、信念を紐解きます。
3、心と身体の信号を健全な信号に上書きする
心(脳)と身体の両方の「誤作動信号」を「身体に聞く検査」で探し「調整」します。
身体に聞く検査
①マッスルテスト:力が入るか弱化するかで反応を検査
②レッグテスト:足が揃うかズレるかで反応を検査
③脚長差:足が揃うかズレるかで反応を検査
身体の誤作動信号調整
身体全体に張り巡らされた神経系をアクティベータメソッドで調整することから始めます。
心(脳)の誤作動信号調整
PCRT(心身条件反射療法)で、チャートを使用しながら自分のルールを探しストレス信号を健全な信号に切り替えていきます。
健全な状態を脳と身体に「再学習」させます。
脳には「可塑性(かそせい)」という再学習能力が備わっていますので、元々できていた動きが当たり前にできるように勝手に変化していきます。