整体院探し~知っておきたいこと:業界編~

整体院探し~知っておきたいこと:業界編~ 整体院探し

身体の症状に悩んでいる時、整体に行こうかな、行くべきなのかなと悩むことがあると思います。

前回の記事では、整体に行くかどうかではなく、整体に行くならその目的は何か?を考えたほうが良い。すると自然と整体院探しにも役立ちますよとお伝えしました。

今回は、整体院に行く前に知っておいたほうが良いことをまとめました。

 

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整体って誰がやってるの?

整体は、「身体に対して施術をする全業種の総称(医療機関を除く)」と書きました。

ですから、様々な人が整体を看板に掲げ整体師と名乗っています。

それは一体どんな人たちなのでしょうか?

一番知っておきたいこと

一番知っておきたいことは、それは整体師は全員無資格者だということです!

資格無いのに整体やっていいの?と思われるかもしれませんが、日本では許されているのです。

「施術によって人の健康に害を及ぼす恐れがある業務は処罰の対象になる」という1960年1月に最高裁判所が下した判決に抵触しない範囲において、その業務が黙認されているからである。(引用:カイロプラクティックの安全性に関するガイドライン:JAC)

この判決により、整体やカイロプラクティックは、施術によって人の健康に害を及ぼさないという前提で行っています。

しかし、消費者センターへの苦情には健康被害を受けたという電話は多いようです。

資格取得と書いてあるけど・・・

私のHPにも資格、認定などが掲載しています。

カイロプラクティックの資格は2つ掲載しています。

カイロ理学士

応用理学士

どちらもオーストラリア政府によって発行された資格であり、日本はカイロプラクティックが法制化されていませんので日本では何の意味も持ちません。ただし、世界ではWHO基準の教育をクリアしたカイロプラクターとして認定されています。

簡単に言うと、世界では意味があるけど、日本では意味がないということです。

 

他のカイロプラクティックの資格、整体の資格は全て民間資格です。

民間資格

民間団体や個人等が、自由に設定でき、独自の審査基準を設けて任意で与える資格。

wikipediaより引用

民間資格は、団体・個人が自由に設定した基準なので、知識や技術、安全に関して身に付けたかは関係なく講義時間を過ごせば発行されるものもあります。

国家資格保持者がいいのか?

そうなると、『国家資格保持者が施術にあたります』という整体が安全で効果もあるのかなと考えますが、実はこれは間違えです。

例え、医師が整体をおこなったとしても、その知識と技術と経験がなければ安全でも効果的でもありません。

医師の国家資格は、医療行為に対する資格であり、整体は資格が存在しないので、医師が行っていても無資格です。

どんな国家資格保持者がいるのか?

  • 柔道整復師
  • 鍼灸師
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 医師
  • 看護師 etc

このような身体に関係する国家資格保持者が整体をやっていることが多いです。

しかし、どの国家資格もその専門業務に対する資格であり、整体に関しての資格ではありません。

その他の整体をやっている人

  • カイロプラクティック学校卒業生
  • 整体学校卒業生
  • その他手技療法の学校卒業生
  • セミナー単発受講修了生
  • 勤めていた整体院で教わった人
  • リラクゼーションを整体と言っている人 etc

 

施術方法について知ろう

整体に行って何をされるのだろうと心配になると思います。

私の知る限りでまとめたいと思います。カイロプラクティックも整体もその他も全て整体としてまとめています。

ボキボキする整体、ゆらゆら揺する整体、パチパチ器具を使う整体、ブロックを使う整体、1か所しか矯正しない整体、ベッドの落ちる力を使った整体、骨盤を押さえておく整体、エネルギー調整整体、氣功整体、心理学を利用した整体、筋肉をほぐす整体、筋膜調整整体、ストレッチ整体、内臓調整整体、美容整体、足で踏む整体、木槌で叩く整体、アロマを使った整体 etc

ざっと書いても色々あります。

今回の記事テーマは「整体院探し」なのでですが、これだけ方法論があるとどこの整体院に行っていいのかわからなくなりますね!

ぎっくり腰を足で踏む整体で治したいですか?

10年も悩んできた腰痛が1発改善する整体ってあると思いますか?

やはり整体院を探す時は、自分の悩みと目的に合わせて探すことが大切ですね。

 

価格ついて

整体は自由診療のため保険はまず使えません。

さらに院によって自由に時間、価格の設定ができますし、宣伝しても問題ありません。

病院、接骨院、整骨院などは価格表示をしてはいけません。患者側が価格によって選択してしまうことがあるので、サービス業と同じ価格戦争が起こっては医療が崩壊してしまうためです。

整体の相場は、昔は、床屋と同じ値段が通院しやすいということで3,500円程度が相場でしたが、現在は5,000円からそれ以上になってきています。

一生懸命勉強して知識と技術を身に付けても3,500円だと、安かろう悪かろう思考で選ばれなくなってきたのが現状です。その反面、高価格は高品質思考が日本人にはあり、質の低い整体院も価格を上げてきています。特に悪質な整体院は、初回料金をかなり下げることで集客をしています。

10,000円 → 10名限定1,980円 →残り2名のみ

集客方法の法律も少しずつ厳しくなってきていますが、今のところはまだ許されています。

この落とし穴は、そもそも10,000円を取れる技術を持っていないのに設定しておけば、1,980円は相当安く感じますので、行ってみようかなとなってしまうのです。

また、10名限定で残り2名と言われると、急がないと無くなっちゃうという人間の心理をついています。この裏側には、実は何名でも1,980円で来てもらって構わないため、10名を超えても残りの人数は変わりません。または、適当に変えて0にはなりません。だってお客さんが来なくなってしまうから。

他にも、初診料を割引くことでお得感を出す整体院もあります。

初診料は、初回の詳しい問診・検査のための時間延長分や説明のために渡す資料、診察券などが諸々入った費用などが含まれるはずです。

初診料は設定していたりしていなかったり様々ですが、何のための初診料なんだろうと思ってしまう整体院もありますのでご注意ください。

時間について

しっかりした整体院は、問診からお会計・予約までで目安時間を設定しています。

 

30分と書いてあると30分間身体に何かしてくれると思ってしまうかもしれませんが、良い整体院の目的はリラクゼーションではなく、患者さんの目的を達成することです。腰痛が治りたいなら腰痛が治るようにサポートすることなので、長時間治療が腰痛に対して必要か必要でないかをわかっています。ですから、50分3,800円、30分5,000円に惑わされず、自分の目的の院にあっていれば高くても良いのかもしれません。

まとめ

整体師は全員無資格であり、国家資格保持者がおこなっていても無資格だということです。

資格・認定はすべて民間資格なので独自の基準で発行されたものということを知ておいて、もし調べられるなら発行元の団体などを調べるのも良いでしょう。

施術方法は、山ほどあるので、目的に合った施術かどうかを考えましょう。

価格については、整体は自由診療なので院ごとにそれぞれ価格は自由につけられます。そのため、割引きに騙されることがないように注意しましょう。

時間については、何分○○円といったリラクゼーションとは違い、良い整体院は問診からお会計までという設定をきちんと書いています。長時間治療が良い治療ではないことをわかっているかも判断材料です。長時間で気持ち良くなれるなどの謳い文句の整体院ならそれはリラクゼーションだと思ってよいでしょう。

整体院探し~知っておきたいこと:業界編~でした。