
Contents
このような腰痛の悩みがありませんか?
・病院、整体、マッサージどこへ行っても治らない
・立っていても、座っていても痛い
・仕事が頑張れない
・休日が楽しめない
・前のように動ける体に戻りたい
・本気で治したい
当院では、腰痛に悩まれている人が多数来院され、改善されています。
改善する理由
人間の体を主にコントロールする神経系に注目した本質的な施術を計画的に受けてもらいサポートしているからです。
脳から体に張り巡らされた神経。
神経の先に、筋肉、関節、内臓などがあります。
腰痛は、腰が痛いけれど、腰に怪我や傷があるわけではありません。
腰が負担に耐えられなくなっている状態、
長期的に腰痛を繰り返している、続いている場合は、
脳と体が腰痛を記憶してそのパターンが当たり前になっている状態です。
脳・神経系の誤作動を健全にすることで、
腰への負担に適応できるようになる。
また、
腰痛パターンから健全パターンへと切り替わり、様々な負担に適応できるようになります。
動画でも解説していますのでご覧ください。
佐野市 腰痛でお困りの方へ
腰痛は「国民病」です。
男性は第1位、女性は第2位の悩みです。
腰痛が治らない理由
腰痛のタイプ
腰痛を治すために
腰痛が治らない理由
腰痛が治らない理由は3つあります。
腰痛に注目し過ぎて、原因を考えず、計画性を持たず、すぐに治りたいと即効性を求めてしまうからです。
腰痛に注目し過ぎている
腰痛に注目し過ぎている人とは?
いつも腰痛が気になり「痛みがあるかどうか」や「痛みの度合い」を無意識に探してしまっている人です。
痛いから気になるんだと思いがちですが、痛くない時も1日の中にはあるはずです。
でもそこは気にしない。
痛みは嫌なはずなのに、痛みに注目し探してしまっている。
腰痛が治る人は「気づいたら治っていた」と言います。
つまり腰痛を忘れていたら治っていたのです。
腰痛が治らない人は、腰痛を忘れないように毎日何度も厳しいチェックをしています。
原因に注目していない
腰痛をチェックしている人の中には、何が原因なのかを見つけるためにやっていると勘違いしている人がいます。
例えば「前屈すると腰が痛いんだよね。」という人。
前屈する事が原因のように聞こえますが、
前屈すると腰が痛いのは原因ではありません。
前屈して腰が痛いなら重い物を持つ時も、靴をはく時も、椅子から立つ時も、車から降りる時も、腰は痛みます。
全て「原因」ではなく「結果」です。
結果に注目しても腰痛は治りません。
原因は「あなた自身のアンバランス」です。
*アンバランスは「ゆがみのことではありません」
1、身体機能のアンバランス。2、心の状態のアンバランス。
3、エネルギー状態のアンバランス。
この3つがアンバランスだとあなたの脳は痛みを感じやすくなってしまいます。
身体機能のアンバランス。
人間の身体はほとんどが神経の働きで動いています。
腕が動かせるのも脳から神経を介して筋肉に指令が出されることで、筋肉が縮んだり伸びたりして骨を引っ張ることで関節が動きます。
内臓機能も自律神経系が、ホルモンバランスも脳からの指令で機能しています。
身体機能=神経機能
神経機能のアンバランスは身体の機能を低下させ、痛みを感じやすくさせます。
心の状態のアンバランス
「心」と言われると何となく怪しい、胡散臭いと感じるかもしれません。
科学的に心は「神経の電気信号」です。
こう言うと一気に冷たい感じになりますよね。
最新の腰痛診療ガイドラインでは、
・腰痛の85%は原因不明
・生物・心理・社会的要因が関係している
このように腰痛に心理面の影響があることが科学的にもわかってきています。
特に「恐怖・不安」は注目されています。
「重いものを持つ事への恐怖」
「いつ腰が痛くなるのか不安」
私は、腰痛に関係する心は、恐怖・不安だけに限らず、ネガティブもポジティブも全ての心が影響すると考えています。
理由は、心は神経の電気信号であり、どんな電気信号も乱れる可能性があるからです。
腰痛に関係するどんな心の電気信号が乱れているのかを追求することが、改善のキーポイントになります。
エネルギー状態のアンバランス
エネルギー状態も何だか怪しいですよね。
しかし、学校で習ったり、食事もエネルギー量なんて言ったりするので一般的にも使われています。
頑張っている人を見ると、何だかエネルギッシュだね!とエネルギーに満ち溢れているのが伝わります。
エネルギーバランスが乱れている時は、何をしても身体が重く感じたり、痛みに過敏になります。
計画性がない
病院や整体、カイロ、マッサージへ行った経験がある人は多いと思います。
病院であれば、次はいつ来て下さいと言われるので比較的計画的に通院するかもしれません。
しかし、リハビリ通院になると自分の忙しさを優先してしまい行かなくなりがちです。
整体、カイロ、マッサージに行く場合、あなたは計画的に施術を受けていますか?
施術者に言われなければ通院もしないかもしれません。
その場合は施術者に問題があります。
整体・カイロでは比較的施術計画を立て提案している施術者が多いです。
しかし、あなた自身はそれを真剣に捉え、腰痛を治したい思いにコミットし、施術計画を遂行できていますか?
人それぞれ都合があるので、施術者に言われた通りに通院できなくても、それに近い計画をご自身で立てられていますか?
1回行って、良かったら通院しようと考えていませんか?
受けてからの判断ももちろん重要ですが、
1回目行く前にホームページをよく読んで、
施術方法、考え、治療計画、料金などをある程度理解して、
わからないことがあれば電話やメールで質問し、
良いなと思う治療院を探してから行った方が、
時間とお金の無駄が無くなります。
そして、良い治療院に出会え、通院することで腰痛は改善するのです。
ゴッドハンドに治してもらいたい、奇跡の改善、何となく行ってみよう、などの考えで行く人はまず間違いなく失敗します。
しっかりと事前準備と計画を立ててから腰痛治療に入ることをお勧めします。
また、インターネットや雑誌等で知った情報を継続して実践していますか?
「腰痛には○○が効果的」
こんな謳い文句に嫌と言うほど出会うと思います。
やってみよう!と思った経験あると思います。
どのくらいの期間継続しましたか?
腰痛ストレッチ!
今でもやっていますか?
3日坊主になってしまう人多いです。
たまにやってますという人多いです。
たまにやっても効果はありません!
腰痛が治りたければ計画性を持つ事が重要です。
腰痛のタイプ
腰痛のタイプを知って適切な対処をしましょう。
腰痛にも色々なタイプがあります。
腰が痛いけど前と同じ感じだから今日もマッサージ行こうでは危険です。
タイプを4つに分けました。
1、急性腰痛 2、慢性腰痛 3、器質的な腰痛 4、危険な腰痛
急性腰痛
急性腰痛、一般的にはギックリ腰とも言われますが、ギックリ腰は安全なので問題ありません。
あとで解説する危険な腰痛が急性腰痛を引き起こしている場合もあるので注意が必要です。
急性腰痛は、突然起こった腰痛や痛みが出てから数日の腰痛の事を言います。
一般的なギックリ腰でふとした動作をきっかけに、
腰が固まり動けなくなる症状、
これは筋肉の過剰収縮が起こっている状態です。
痛いですが放っておいても治ります。
1〜2日は安静にしても良いですが、
3日目からは痛みがあってもできる範囲で生活をします。
そうしなければ、腰痛が長引き、慢性腰痛へと移行してしまいます。
ぎっくり腰の原因も上記したアンバランスです。
アンバランス状態で生活をしていたから、ふとした動きの瞬間に筋肉が過剰収縮を起こしてしまったのです。
重いものを持った事が原因ではありません。
くしゃみをした事が原因ではありません。
これらを原因にすると「恐怖」が生まれてしまいます。
重いものを持つことへの恐怖。
くしゃみをすることへの恐怖。
腰痛の原因となる心は「無意識」なのであなた自身でコントロールすることはできません。
無意識に重いものを持つことへの恐怖ができると、
物を持った時、物を見た時にスイッチが入り、
それだけで腰痛を発症する可能性があります。
そうならないためにもできる範囲の生活を送りましょう。
当院ではギックリ腰の方にも神経系の調整を行うとともに、
どのように改善していくのかアドバイスをして、
早期にギックリ腰が治っていくようにサポートしています。
危険が隠れているかもしれない急性腰痛のチェックポイント。
・今までに経験した事がない程の耐えられない痛み
・安静にしていても汗、動悸、吐き気、呼吸が早い、体温が下がるなどの腰痛だけではない異常を伴う
・足へのしびれ、おしっこが漏れる、便が漏れるなどの異常を伴う
急性腰痛になったらまずは安静にしてみて下さい。
そして、危険な腰痛が当てはまらないかを確認して下さい。
危険な腰痛の症状がある場合はどうしますか?
病院?行きつけの整体?知り合いに相談?
答えは「病院」です。
救急車が必要な場合もありますので、チェックポイントは覚えておきましょう。
慢性腰痛
3ヶ月以上続く腰痛を慢性腰痛と呼びます。
風邪を引いても、怪我をしても治らなかった経験がありますか?
3ヶ月風邪が治らず寝込んでいた経験がありますか?
何もしなくても人間には治る力があるので治ってしまいます。
しかし、腰痛に関しては治らない人がいるのです。
それが慢性腰痛です。
慢性腰痛の85%が原因不明です。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、背骨のゆがみ、骨盤のゆがみ全て関係ない事がわかっています。
こちらのページで慢性腰痛について詳しく解説しています。
器質的な腰痛
器質的な腰痛とは、身体の構造物に損傷があり、それが原因となる腰痛のことです。
解説していきます。
腰部椎間板ヘルニア
整形外科へ行くとかなりの確率で診断される椎間板ヘルニア。
椎間板は、背骨の1つ1つの骨の間にある「クッション」のことです。
ほとんどが水分でできています。
その椎間板が「飛び出すこと」をヘルニアと呼びます。
腰で起これば「腰部椎間板ヘルニア」
首で起これば「頚部椎間板ヘルニア」
椎間板ヘルニアは背骨を通る神経を圧迫して腰痛になると考えられていました。
現在はヘルニアと腰痛の関係性はほとんどないと言われています。
腰痛がない人でも76%の人が、椎間板ヘルニアがあると論文発表されています。
椎間板ヘルニアが問題になる人とは?
- 足に症状がある人
- 足の感覚が左右違う
- 足の力の入り具合が左右違う人
足へのしびれ、痛みは、坐骨神経痛といわれます。
椎間板ヘルニアの診断をどのようにされましたか?
腰痛で整形外科に行き、全然治らないから当院へ来院された方に聞くと、レントゲンを撮っただけという人ばかりです。
レントゲンは、放射線を機械から身体に放射させ、放射線が通りにくかった所が白く写り、通ってしまうところは黒く写ります。
MRIは、X線を使用せず磁石と電磁波によって身体を写し出します。
違いがわかるでしょうか?
椎間板はMRIには映るけれど、
レントゲンに椎間板は写らないのです!
レントゲンに写っていないもの、写らないとわかっているもので日本の医師は診断しています。
レントゲン撮影し、骨と骨の間の距離が他よりも狭まっていると、椎間板がつぶれてヘルニアになっているという仮設で診断しています。
アメリカの腰痛診療ガイドラインでは、危険性のない腰痛、1か月以上ある腰痛に対しレントゲン撮影をしてはならないとされています。
あなたはレントゲンだけで診断されていませんか?
まだ治る可能性があるかもしれませんので諦めず当院へご相談ください。
脊柱管狭窄症
骨が積み重なってできている背骨の孔、神経の通り道を脊柱管と言います。
その脊柱管が狭くなり神経症状を呈することを脊柱管狭窄症と言います。
脊柱管を狭くする要因には、
椎間板の変性、靭帯の肥厚、骨の変性、すべり症などが考えられます。
これらにより神経が障害され、障害された場所によって、歩行困難、足のしびれ、足の感覚異常、排尿障害などの神経症状が出ます。
しかし、脊柱管狭窄症による腰痛の可能性は数%しかないと言われています。
歩行困難は、間欠性跛行と呼ばれ、神経性の場合は数分歩いていると立ち止まらなくてはならなくなり、少し休むとまた歩けるようになります。血管性の場合は、姿勢に関係ないため休んでも歩けるようにならない点で異なります。
神経根性であれば片側に、脊髄型、馬尾型は両側性に出現しやすいとされています。
脊柱管狭窄症の症状について
最も危険な症状は「膀胱直腸障害」
排尿、排便がコントロールできなくなる障害です。
特徴的な症状は「間欠性跛行」
歩いて数分すると足がしびれてきて歩けなくなる症状です。
その場で数分止まっているとまた歩き出せるようになる特徴を持っています。
その他、腰を反らすと足にしびれが出る特徴もあります。
脊柱管狭窄症への当院の対応
膀胱直腸障害がある場合はすぐに整形外科へ行きましょう。
当院に来院される人の多くは、病院の治療を受けたけど治らない人が来院されます。
その場合の当院の施術目的は、狭くなった脊柱管を広げることではありません。
あなたのアンバランスな機能を調整し、自然治癒力が最大限に働くようにして改善を図ります。
すべり症
すべり症による腰痛の人も数%しかいません。
すべり症は、若い頃にスポーツをやっていた人、現在スポーツをされている人に多いと言われています。
仙骨の上に乗っかる腰椎5番の椎骨、
またはその上の腰椎4番の椎骨、
これが前方にすべる事で、
神経圧迫または椎間関節に負荷がかかり腰痛を引き起こすと言われています。
しかし、レントゲン画像では腰痛があるかないかは映りません。
腰痛がある人にレントゲン撮影したらすべり症があっただけにすぎません。
当院ではこう考えます
過去にすべり症診断を受けていて腰痛がある人でも、当院の施術で腰痛が改善する人はたくさんいらっしゃいます。
構造が原因と以前は言われていましたが、現在はその可能性が低いと言われています。
心身のバランスが取れていれば、人は現在の構造状態に適応していくのです。
私は、構造異常と腰痛を切り離して考え、機能バランスに注目し健全な状態にしていくサポートをします。
分離症
分離症もすべり症同様、脊柱の構造異常のことであり、腰痛の原因とは限りません。
分離症は、成長期に腰に負担の掛かる運動等を繰り返しおこなった結果、椎骨の椎弓板が疲労骨折し癒合していない状態を言います。
椎骨が分離したままスポーツをすると、さらに負荷がかかるという理由から成長期の子供は、分離症が原因で腰痛と診断されやすいです。また、分離症は、癒合しにくいこともあり分離したまま大人に成長してしまうことがあります。すると、大人の腰痛でも分離症が画像所見にみられると腰痛の原因は分離症と診断されてしまいます。
すべり症同様、レントゲン、CT、MRI画像で分離症がわかっても、分離症が原因でそこに痛みが起こっているとは限らないのです。
分離症・すべり症の診断を受けていて、症状に悩まれている人は当院の施術を検討してみてください。
変形性腰椎症
その名の通り「腰椎が変形してしまったことが原因」で腰痛が起こるという診断です。
加齢が大きな発症要因とされています。
歳を重ねるごとに骨は棘(とげ)のように角が角ばってくる。
その結果、神経を圧迫したり、骨が支える力がなくなり、負担が増えて症状につながると考えられています。
ひどい変性が起こると、靭帯が肥厚して脊柱管狭窄症になる恐れもあると言われています。
しかし、腰痛新常識では、
変性は年相応のしわやしみと同じで、
腰痛の原因とは言えないとされています。
実際に、当院に来院されている70歳以上の腰痛の方も改善されています。
諦めずに当院へご相談下さい。
危険な腰痛
危険な腰痛は「病気が隠れている腰痛」のことです。
ぶつけた、転落した等の怪我や外傷性の腰痛も様子を見て良いのか、すぐに病院へ行ったほうが良いのかの判断が必要です。
危険な腰痛と思われる場合は、カイロプラクティックや整体ではなく、まずは整形外科を受診しましょう。
腰痛に関する表現は人それぞれで、腰が痛くなる、重だるい、ジクジクするなど様々です。
ただ単に、腰が「痛い」だけにまとめてしまうと「危険か」「危険でないか」の判断ができません。
当院で問診を重要視する理由は、
「危険か」「危険でないか」を判断するためでもありますし、
安全に早期改善するためです。
裏を返せば、問診もせずに施術を始める整体院、治療院へ行くことは危険だと言うことです。
聞かれたくない、面倒くさい、早く施術してという人がたまにいますが、
当院ではそういった人の受け入れを拒否させて頂いております。
ご自身の身体を預けるからには、なるべく安全な治療院を選択することをお勧め致します。
「施術効果第一」で治療院を選択することは危険です。
「安全第一」で決めましょう!
危険な腰痛の鑑別
①楽になる姿勢がない
横になっていても、立っていても、何をしていても症状が楽になったり、つらくなったりしないで、一定の痛み、違和感がある。
②時間とともに痛みが増加してくる
午前中は少しだった痛みが、時間を追う毎にどんどん増してきて動けない、今までに経験したことがない痛みに変化してくる。
③睡眠中に痛みで目が覚めてしまう
通常の腰痛であれば、睡眠中に痛みで起きることはほとんどありません。
目が覚めてしまうほどの痛みということは内臓からの神経刺激が起こっている可能性があります。
④体重減少をともなう
数日、数ヶ月前から腰痛を感じていて、ダイエットをしているわけでないのに体重の減少を伴うような場合。
⑤めまい、ふらつきを伴う
腰痛と同時にめまい、ふらつきが出たりする場合は注意しましょう。
病気による腰痛
①癌、腫瘍
脊椎腫瘍、脊髄腫瘍といった背骨・骨盤周辺の癌、または腰周辺の腫瘍も腰痛を引き起こすことで有名です。
癌・腫瘍による腰痛は、急激に腰痛が出るのではなく、
ジワジワと痛みの部位がわかりにくく、
身体を動かしても痛みが増したり、軽減したりしません。
最大の特徴は「体重減少」がある。
ダイエットをしているわけでもないのに体重が減ってきているし、腰痛も感じるという場合は整形外科を受診するようにしましょう。
整形外科では「問診」をします。
問診で「腰痛」「体重減少」「増悪軽減がない腰痛」となれば詳しくみてくれます。
画像検査とともに診断をしてくれるでしょう。
②泌尿器系疾患
泌尿器系疾患とは、腎臓・尿管・膀胱・尿道などに起こる病気です。
癌、結石、炎症、不全などにより腰痛を伴います。
泌尿器科へ受診しましょう。
腎臓癌、前立腺癌、膀胱癌、尿管癌、腎結石、尿路結石、腎盂腎炎、膀胱炎、慢性腎不全など、
おしっこと同時に腰痛が強くなることがあります。
それ以外は、どこが痛いかわからないような広範な腰痛、身体の動作で増悪軽減がない、癌の場合は体重減少がみられることに注意しましょう。
③婦人科系疾患
婦人科系疾患は、子宮、卵巣、腟の病気です。
生理や月経にともなう腰痛もありますが、
危険な腰痛とは言い切れないと思いますので心配であれば婦人科で検査を受けるようにしてください。
子宮頚がん、子宮体がん、卵巣嚢腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症など。
妊娠による腰痛は、病気ではないので病院ではあまり診てくれないのが現状です。
当院への来院が多くあります。
一度担当医に相談の上、妊娠に影響が出ていないことを確認の上、来院されることをおすすめします。
④腹腔内疾患
腹腔内疾患は、お腹の中の病気です。
胃、十二指腸、小腸、大腸といった消化器系、
すい臓、胆嚢、腹膜などに起こる病気が原因の腰痛です。
数多く存在するため、医師といえど専門外だと全然わからない場合があります。
しっかり問診をしてくれる先生を受診するようにしましょう。
問題ないと言われた場合には、
安心して経過観察するか、セカンドオピニオンを選択しましょう。
セカンドオピニオンにも問題ないと言われた場合は、安心し経過観察をしましょう。
何件も病気を見つけてくれる先生を探し求める事はかえって腰痛を慢性化させてしまいます。
⑤腹部大動脈瘤、解離性大動脈瘤
大動脈瘤がある方で経過観察中の方は、腰痛がある場合は主治医と相談のもと腰痛への治療を考えましょう。
自己判断で整体・カイロ・接骨院へ行くことは避けましょう。
大動脈解離につながる恐れがあります。
大動脈解離は、一刻も早い医師の判断が必要です。
突然襲われる激痛、意識障害、血圧低下、めまいなど緊急症状に注意し、救急車を呼びましょう。
⑥脊椎感染症
脊椎感染症とは、背骨に細菌が進入し炎症おこす病気です。
化膿性脊椎炎、脊椎カリエスが有名です。
化膿性脊椎炎は、背中や腰の激痛と高熱を伴う場合があります。
慢性化していると軽度の場合があるようです。
微熱が続く、背中・腰が寝ていても痛いのが何日も続くなどあれば必ず病院を受診しましょう。
脊椎カリエスは、結核菌感染によるもので、微熱、食欲不振、倦怠感、腰痛を伴いますので病院を受診しましょう。
⑦脊椎損傷
損傷ですので、どこかにぶつけた、転倒したなどの外傷が思い出されるはずです。
高齢者、栄養不足の場合は、骨粗鬆症でくしゃみや排便などでも骨折してしまうケースがあります。
損傷による腰痛の場合は、
外傷歴と動作時痛、叩打による激痛、夜間痛などで鑑別します。
夜間痛がある場合は、どんなケースでも病院へ行くことが重要です。
覚えておきましょう。
危険な腰痛まとめ
病院は危険な腰痛に対する治療が得意です。
自分の腰痛が「危険」か「危険でないか」判断できない場合は、まずは病院へ行くことが大切です。
問題なければ「安心」して当院の治療も受けられるはずです。
病院と当院は得意分野が違います。
そして、昨今はサービス業としての整体院・マッサージ屋が増加していますので、鑑別をせずに施術する場合が多々あります。
整体院の増加に伴いお客側も治せる整体院を探そうと考えてしまいがちです。
一番大切なことは、すぐ治ることではなく、安全であることです。
「何でも治せる」や「一発改善」「私が症状を治します」と豪語する整体・治療院には十分注意が必要です。
WHO基準のカイロプラクターは、病院を紹介することを躊躇しません。
病院で問題なければ安心して治療院で施術ができるからです。
それを拒否される患者様は施術をこちらからお断り致します。
お互いが安心・安全な状態で施術することで効果が生まれます。
腰痛を治すために
慢性化した腰痛を治すためには、知識、信頼できるサポーター、計画が大切です。
それを理解した上で以下の解説を読んでみて下さい。
整形外科を受診する
腰痛でまず大切なことは整形外科を受診することです。
理由は、危険か危険でないかの判断をしてもらうためです。
病気が隠れていない場合には安心しましょう。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの器質的な診断をされた場合は、経過観察をしながら腰痛について知識をつけて、今後の対策を練りましょう。
薬や手術に頼らずに治したいならば当院へご相談下さい。
腰痛の知識をつける
整形外科、整体、カイロ、マッサージに行っても、
あなた自身に知識がなければ、
相手の情報に振り回されるだけで腰痛は治りません。
整形外科医が椎間板ヘルニアだと診断しても、
3ヶ月以上腰痛が続いていれば、
椎間板ヘルニアと腰痛の関係性は低いです。
しかし、医師によっては手術を勧めてくるかもしれません。
最終判断はあなた自身でするのです。
そのために知識が必要です。
・腰痛の85%は原因不明・椎間板ヘルニアは健康な人の76%にもある
・安静は腰痛回復を遅らせる
・慢性腰痛の原因は「生物・心理・社会的要因」が関係する
・年齢と腰痛は関係性がない
・年相応の骨の変形は誰にでもある
・姿勢は腰痛に関係ない
・腰への負担は腰痛とは関係ない
・コルセットは腰痛に効果はない
・牽引治療は意味がない
・背骨・骨盤のゆがみは腰痛に関係ない
・ブロック注射の効果はわかっていない
・椎間板ヘルニアは手術と保存療法の差がない
・治してもらう受け身の治療は効果がない
・不安、恐怖を煽る情報を信じていると回復が遅れる
・腰に損傷があるから腰痛は間違え
お勧め書籍
脳の働きを整える
腰痛の原因は「心身のアンバランス」と言いました。
神経機能、心の状態、エネルギー状態のバランスです。
これらは脳が司令塔です。
脳の中で電気信号となりバランスを取っています。
電気信号の波長が乱れ誤作動すると身体がアンバランスになり、
症状を呈するようになります。
アンバランスを繰り返していると、
脳が誤作動を学習し記憶してしまいます。
それが脳の誤作動記憶です。
脳の働きを整える=脳の誤作動記憶を整える
この調整をしていくことで腰痛は改善していきます。
私の施術を受けない場合は、
・睡眠
・栄養
・適度な運動
・腰痛への正しい知識
・ストレスを減らし本音で生活する
・恐怖ではなく安心を脳へ教えていく
これらを大切にして生活を送って脳の働きを整えてみて下さい。
計画性を持つ
計画性を持って継続しなければ腰痛は改善しません。
今日1日は頑張ったけど、あとの6日はやらないのであれば、何も変わりません。
繰り返し脳に「大丈夫」「正常な刺激」を入力することで、
身体は変化していくのです。
今までと同じ生活では、今までと同じ腰痛のある生活です。
誰かに治して欲しいという気持ちもわかりますが、
腰痛治療は誰かに治してもらおうとすると回復が遅れることがわかっています。
主体的に取り組むことが重要です。
そのため、信頼できるサポーターが必要なのです。
それは友人ということではなく、
知識のある専門家ということです。
治るための計画を立て、行動してみて下さい。
まとめ
この記事では、腰痛の知識、治らない原因、治るための方法について、
なんとかして治りたい、前のように動ける体に戻りたい、
本気で治りたいと希望をお持ちの方のために書きました。
正しい知識を持ち、腰痛を恐がらず、計画的に施術を受けたり、行動したりすれば、あなたは治る力を持っているので必ず変化するはずです。
明日からの腰痛を変えたければ、今日の行動を変えましょう。
1人では難しそうなら私と一緒に腰痛を克服していきましょう。
決めるのはあなた自身です。
腰痛は恐い病気ではありません。
心配せずに不安にならずに治った先の自分をイメージして取り組んでいきましょう。
あなたが笑顔になる日を心より願っております。