
こんにちは。バースデーカイロプラクティックの篠崎です。
先日、腰痛改善の鍵は腰痛への認知を変えることという記事を書きました。
本日は、認知を変えた先の「行動」変化についてお届けします。
よく心理学や自己啓発、コーチング、占いなどで、目標を立てたり、潜在意識を変えると夢がかなう、西の方角に運命の人が・・・など聞いたことがあると思います。
これは先日の腰痛の認知を変えるお話と同じで、自分の目標、夢を認知させることなのです。
そして、認知しそれを意識し始めると、人は自然と行動が変わるために夢が叶う可能性が高くなるということです。
しかし、行動が変わらない人もいるため、夢が叶う人と叶わない人がいるのです。
腰痛に関して認知を変えたなら、次は行動を変えてみましょうという話をしていきます。
腰痛患者は動くのが恐い
慢性腰痛に悩む人の多くが、動くと悪化する、またあの痛い腰痛がやってくると間違った認知をしています。
その認知が間違っていたということを行動で今度は立証していくことが改善につながります。
そのときに大切なのが少しずつ行うこと、できる範囲内でおこなうことが大切です。
みんな目標を決めた時は一番やる気が湧いています。
だから一気に沢山やろうとモチベーションが高くなり、目標設定も高くなりがちです。
そして、日に日に面倒になったり、気持ちが萎えてきて、『今日はいいか』という思考に負けて結局目標を達成することができないまま終わってしまい、あれはやっても効果がないと勝手に決め付けてしまうのです。
腰痛の場合は特に、頑張りすぎて身体に負担がかかると痛みを感じやすくなるため、痛みに恐怖心を持っている状態で、また痛みを感じてしまうと脳がそれを記憶して認知を変えたにも関わらず、やっぱり動くと痛いんだと前の認知に戻ってしまいます。
ですから、痛くない範囲で少しずつ行えることからやっていきましょう!
腰痛体操は実は何でも良い
腰痛に悩んでいる人だと色々な情報に触れている人が多いと思います。
雑誌やテレビ、インターネットには、あらゆる腰痛に効果のある体操が載っています。
例えば、スクワットが腰痛に効果的とか180°開脚が腰痛改善の鍵など色々あります。
しかし、実際はどれでも大丈夫です。
継続して簡単にできる体操が一番よいと思います。
腰痛に苦しむ時はこんな状態がこんな感じですよね。
この逆のことができるようになると良いのでこのような体操をしてみましょう!
その他にも、椅子から立ち上がる、仰向けで足を持ち上げるなどできることからはじめましょう!
質問される中で多いのが、
『○○に載っていた体操をやっているんだけど効果が全然無い、これは私のやり方が間違っているのでしょうか?』
というものです。
答えは、Noです。
間違ったやり方で体操をしていても、痛くない範囲でおこなえているのならば問題はありません効果的です。
効果が出ていないとするならば、もう少し期間を継続して様子をみるかあとは回数をチェックしたり日記をつけてみることが良いかもしれませんね。
腰痛体操を日記にしてみる
頭痛日記というのを聞いた事があるかと思います。これは、頭痛が出たときを日記にしてどういう時に出ているかを把握するものです。
しかし、この日記の欠点はいつも頭痛を意識してしまう点です。
腰痛日記をつけるように指導されることもあるのかもしれませんが、腰痛がある時を日記につけるといつも腰痛の事で頭がいっぱいになってしまいます。
腰痛が改善するときっていうのは、『いつの間にか』です。
気にしなくなったら出なくなっていたという人がほとんどです。
ですから、ここでおすすめするのは、腰痛が出たときを日記にするのではなく、腰痛体操をやった時を日記にする方法です。
こんな感じで、やったことを日記にしていくと日に日にできていく自分を観察することができますし、楽しくなってきます。
ある日に初日の日記を振り返ってみると、『初日は恐がっていたんだなー、でも今は恐くもないなー』と自分の行動によって認知が変化していることも再確認することができますし、改善も認知することができます。
楽しく、コツコツ、できる範囲でやっていけば必ず腰痛は改善します!
『腰痛は恐くない!』