

人生初めての腰痛に悩まされていて、整形外科へ行くか、整体へ行くかと悩んでいる人の参考になればと思い、当院に実際に来院されたクライアント様の症例をご紹介して行きます。
初めての腰痛は、不安や恐怖があると思います。腰痛について知り、あなたの腰痛改善の手がかりになれば幸いです。
10日前から人生初めての継続した腰痛を経験
この症例のクライアント様は、10日前から人生初めての継続した腰痛を経験され、来院前日の夜が今までで一番痛かったため、当院に来院されているクライアント様からのご紹介で来院してくださいました。
これまでに、腰痛の経験はあるが、寝れば直ぐに治ったり、次の日には治ったりしていたが、今回は10日間続いているし、前日すごく痛かったため来院されました。
初回施術の報告
初診の場合、当院では問診表に症状やこれまでの病歴、現在の病歴などを記入してもらいます。これは、腰痛が病気から来ていないかを判断するためにとても重要です。
その後、それをもとにお話を伺っていきます。
腰の様子や経過、現在の状態を聴いていきます。
このクライアント様は、2ヶ月前に転職をされており、また重いものを毎日頻繁に持つ仕事をされていました。
ご本人は重い物が原因だと思われていました。
次に、当院の施術の説明を行い、腰痛の原因に対する考え方、施術の方法を知って頂きました。ご紹介者からも少し聞いていたようなので、とても関心を持って私の話を聞いてくださるとともに、不思議さを楽しまれている様子でもありました。
危険かどうかの検査に移り、安全が確認されたので、当院の身体に聴く検査をおこなっていきました。
身体に聴く検査法は、生体反応検査法と言います。
足の長さや筋肉の抵抗反応を診て、身体の誤作動部位を検査していきます。
陽性反応は、左股関節を回した刺激、腰を曲げる刺激、昨日の腰痛をイメージした刺激で出ました。
施術は、その陽性反応に関係している誤作動を調整することで、心と身体のバランスを取り、人間が本来持つ治癒力を高めて行きます。
まずはじめに、神経系の誤作動があったため、アクティベータメソッドで全身の神経系を検査し、調整しました。
その後、再度最初に陽性反応を示した検査をチェックすると、昨日の腰痛イメージ刺激がまだ陽性反応を示していたので、心身条件反射療法のメンタル系の調整をしていきました。
メンタル系で反応していたのは、「忠誠心」でした。
仕事を変えて、自分の考えと他人の考えのズレがあったとのこと。
しかし、まだ新人なので、自分の中にある忠誠心が他人に従うことを優先されたようでした。
それをイメージしてもらいながら検査をすると陽性反応を示したので、調整すると、最初の症状イメージが陰性反応に切り替わっていたため初回は終了しました。
生体反応検査法に対して、このクライアント様はとても興味を持たれていて、力が入る時と入らない時をとても興味深く感じていてくださいました。
「忠誠心」のキーワードを見たり、関係する事柄を探してイメージすると力が入らないことを認識できたので、調整も、効果も初回から出ていました。
しかし、腰痛が0になったわけではないので、継続してよい状態を脳に教えて行くために施術をしていくことに了承頂き、今後も継続施術をおこなっていきます。
まとめ
はじめての腰痛は、不安や恐怖が痛みによって生まれたり、どうすればよいのかわからなくて生まれたりします。
自分で判断できない場合は、整形外科に行かれたほうが良いですが、当院では、施術前に施術しても大丈夫か判断してから行いますので不安な方も安心して受けられています。
この症例のクライアント様は、ご紹介ということもあり、信頼してくださり、またとても重要な施術に対して関心を持つという部分があり主体的でした。
主体的な方は、質問の受け答えもしっかりしており、施術がとてもスムーズです。
わからないことは聞いてもらって構わないのですが、受け身になりすぎる場合は注意が必要です。
「改善させる」のは、私ではなくあなただからです。
生体反応検査法も不思議さを楽しんでいる人のほうが改善しやすいように思います。
初めて来院され、腰痛にメンタル面や五感、エネルギー系が関係していると言われればポカーンとなってしまうかもしれませんが、人間は様々なものとの関係性で生きていますので、腰痛に関係している誤作動は何かと診ていくと自然とメンタル、エネルギーといった部分に答えが向きます。
整形外科学会でも、近年腰痛の原因は、85%が不明で、生物・心理・社会的要因が関与するので部分ではなくトータル的に診ることが推奨されています。
あなたがもしはじめての腰痛に悩まれているのであれば、早めにご相談にきてください。