

週2回マッサージに通う20年来の慢性腰痛が3回の施術で劇的に変化した症例報告です。
慢性腰痛にお悩みでマッサージに通っているが改善しないとお悩みの方やマッサージしたその時は楽になるけどまたすぐに腰がつらくなってしまうとお悩みの方で、慢性化した腰痛が改善したら嬉しいと思う方へ、改善の参考になったらと思っています。
この記事の内容は、当院に来院された実際のクライアント様から許可を得て掲載しています。
週2回マッサージに通う20年来の慢性腰痛が3回の施術で劇的に変化
主訴:仕事の後や長距離の運転の後に悪化する腰痛、肩こり。
腰痛は常に気を付けている程。
接骨院等でマッサージを週に2回受けた時は少し楽になる程度で、20年前から変わらない。
整形外科でレントゲンも撮ったことがあり、湿布を出された。
他に、Sjogren(シェーグレン)症候群、花粉症、冷え症なども抱えている。
初回の施術
初回は、問診表の記入、当院の説明をよくおこない施術についてご理解を頂きました。
当院では、初回に症状のお話と説明を十分におこない、クライアント様が納得してから施術に入っていきます。納得のいかないまま施術をするとお互いの不一致により施術効果が得られません。
初回の検査では、神経系の誤作動とメンタル系の誤作動が腰痛、肩こりに関係していると陽性反応が出ました。その陽性反応が陰性反応に変わるように施術をおこなっていきました。
神経系の調整には、カイロプラクティックのなかのアクティベータメソッドを用いて調整を行いました。
メンタル系の調整は心身条件反射療法を用いて調整しました。
メンタル系の陽性反応は、将来の自分の健康についての悩みで反応、その背景に、こうするべきという信念が反応。
さらに、今まで行った治療院で言われた情報が陽性反応。放っておいたからやボロボロだと言われたことが反応。
さらに、症状を抱えることで得られる肯定的な意図が反応。
これら3つを調整し、初回は終了しました。
2回目の施術
2回目の施術は、3日後に来院して頂き、初回の施術後のフィードバックを確認、右腰が痛いけど、治療後心がすっきりしたとのことでした。
2回目も神経系の調整とメンタル系の調整をおこないました。
メンタル系の調整では、4年前の家族での出来事が関係していました。それを調整し、反応が陰性になったため終了。
3回目の施術
2回目施術後のフィードバックを頂くと、腰痛は2/10、肩こりは1/10にまでなったとのことでした。
3回目の神経系、メンタル系の調整をおこないました。
メンタル系は、7年前の家族関係のことが反応、恐怖、自立心といったキーワードが背景にかくれていました。
また、通院していた治療院で、冬になるとぎっくり腰になるから気をつけるように言われた情報が陽性反応を示しました。さらに、その背景には、3年前にぎっくり腰を経験し、その後怖くてずっと治療院に通院していたという経験が反応していました。その経験を切り替えるための新しい経験情報を認識してもらいました。それは、冬でも腰痛ではない人がいること、そして、去年も今年もぎっくり腰にならなかったということを認識し切り替え調整をし、3回目を終了しました。
4回目の施術
3回目以降、症状は消失したとのことでした。
メンタル系が反応しなかったため、神経系の調整のみで終了。
まとめ
3回の施術で、慢性化した腰痛、肩こりが消失したことにクライアント様自身が驚かれ、とても満足して頂きました。
今回の症例では、無意識の「言いたいのに言えなかった事」や「何となくずっと引っかかっていること」、そして、「治療者により貼られたレッテル」が関係し、脳の誤作動記憶になっていました。
慢性腰痛の人に多い、「冬は腰痛に気を付けるべき」という「無意識の思い込み」に気づけたことは改善に大きな影響を与えたと思います。
治療者の何気ない一言が患者にとっては強いレッテルだったりします。そして、注意しすぎて恐怖になってしまうことは多々あります。
「○○が原因だから○○に注意してください」、と医療関係者は簡単に言いますが、実際は、その言葉が原因のことがあるということです。
重いものは腰に悪い、不良姿勢は腰に悪い、寒くなると腰痛が増えるなど因果関係は全くありませんが、言われた側は信じてしまい、潜在的に記憶してしまう。これが脳の誤作動記憶ということです。
慢性化した症状でお困りの方に、心と身体の誤作動記憶調整をおすすめ致します。
お気軽にご相談ください。