
12歳 男性 陸上全国大会直前の股関節痛
【問診】
2ヶ月前から走っていると足のつけ根が痛み出し、
病院では股関節炎と診断されストレッチを指導されるが思うように改善しないため来院。
1週間後にリレーの全国大会があるため以前のように痛みなく走れるようになりたいと希望。痛みは左股関節前面にあるとのこと。
【検査】
痛みは股関節が伸展する時に痛いようでした。
*走っていて左足が後ろに来る時。
神経系のチェックをしてみると股関節周りの筋肉ほとんどが機能低下していました。
細かく検査していくと痛みをだしているのは腸腰筋でした。
【治療】
アクティベータメソッドで神経系の調整をおこなっていきました。
2回の治療で痛みは出なくなりました。
そして、4回の治療で身体の軽さも出て以前のように軽快に走れるとのことでした。
全国大会直前1週間で計5回の治療をおこないました。
【ポイント】
今回のクライアント様は小学校6年生の陸上選手でした。
全国大会直前ということもあり集中して治療を受けに来てくれました。
子供だからといってメンテナンスせずにスポーツをしていると身体は悲鳴をあげてきます。
来院時の身体の状態はあまり良いとは言えませんでした。
走るために色々な筋肉が無理して代償しあっている状態でした。
しかし、集中して治療したことで脳も良い状態を学習してくれたようでした。
子供は治癒力も高いのでサポートしていて結果が出やすいと感じます。
さらに今回は親御様の治ってほしいという思いも大きかったと思います。
身体はもちろんですが今回は痛みがなくなり以前のように軽快に走れるようになったことで
心の面でも自信を持って大会に挑めたようでした。