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メンタル症状でお困りの方へ

2018年12月17日

メンタル症状でお困りの方へ

メンタルが関係する症状は多岐にわたります。

ほとんどの症状の根本にはメンタルが関与しているとも言えます。

当院でのメンタルは「心」、心は「脳」と考えています。脳の誤作動記憶がメンタル症状に関係しているという考えです。

メンタル系誤作動記憶による症状

腰痛、肩こり、頭痛、背中の痛み、首の痛み、など一般的に多い症状も背景にはメンタルが根本原因として隠れています。

その他に、イップス、ジストニア、睡眠障害、パニック障害、震え、不登校、会社に行けない、声が出ない、めまい、うつなど様々な症状が起こる可能性があります。

メンタル系誤作動記憶

メンタル系の誤作動記憶には、感情、価値観、信念、記憶が関係してきます。

感情

一般的にメンタルが関係する症状というとネガティブ感情が影響を与えるイメージですが、当院では、ネガティブ感情だけでなく、ポジティブ感情、意思的感情も誤作動記憶になると考えています。

ネガティブ感情

恐怖、逃避、劣等、不安、不快、孤独、嫌悪、当惑、失望etc

ポジティブ感情

喜び、優越感、連帯感、楽しみ、自信、安心、勝利etc

意思的感情

意欲、義務、期待、希望、好奇心、高揚、戦いetc

感情をコントロールしたいという人は多いと思います。

育児でイライラしたくない、旦那にイライラしたくない、ウジウジした自分が嫌いなどを何とかしたい。

しかし、感情は湧きあがってくるものであり、例えるなら湯気や煙のようなものなので感情だけに注目して何とかしようとすることはできません。

自然の性質上、湯気は水が沸騰すれば出てしまいます、煙は木を燃やすと出てしまいます。

感情だけに注目して自分でコントロールすることはできませんが、感情が湧き出す原因を知ることはできます。水や木にあたる部分がわかると感情のコントロールはしやすくなります。

感情を湧き上がらせる「信念」

信念とは、無意識にできあがった自己ルールです。

湯気や煙の元になる水や木と同じで、感情の元になる思考です。

信念は、人生の中で「経験」して手に入れた考えかもしれませんし、「人に言われて」手に入れた考えかもしれません、または「本を読んで」手に入れたのかもしれません。

「ゴミを道で捨ててはいけない」という信念が及ぼす影響例

では、例え話を使って信念と感情、そして身体への影響をお話していきます。

「ゴミを道で捨ててはいけない」という信念(自己ルール)を持っている日本人は多いと思います。これは、誰かがゴミを捨てるのを見て経験的にできあがった信念というよりも、親からゴミは道に捨てては駄目だよと教わってできた信念の場合が多いのではないでしょうか。

親からの影響でできた信念を持ちながら成長し、小学生になった時、ゴミを道に捨てて先生に怒られている友達をみかけました。すると、あの友達は駄目なことをしたから先生に怒られた、自分の親が言っていた事は正しいんだ、自分はしないようにしようと信念を強めていきます。

さらに、大人になるまでに何度もゴミを道に捨てる人を見かけていると、自分はゴミを道に捨てないという信念(自己ルール)が強まっていきます。そして、信念が強まると、道に落ちている誰が捨てたかわからないゴミを見るだけでも怒りが込み上げてきたりします。

そんな日に、そのまま家に帰るとゴミをゴミ箱に捨てていない息子がいます。息子にとっては後で捨てようと思っていたゴミですが、外でゴミに関して怒りを溜めてきたあなたは、これまで見た事も無い形相で激怒してしまいました。

そんなことを日常的にしていると会社でも同僚に激怒したり、部下に激怒したり、怒ることが日常になってきてしまいました。

怒るという行為は、神経系を興奮させますので筋肉に緊張が起こります。それが繰り返されると神経系の誤作動にも関係してきます。

そしてついには、緊張性頭痛を患うようになってしまいました。

さらに、怒り、神経系の興奮、筋緊張、緊張性頭痛を繰り返しながら長期間仕事やプライベートを過ごしていると、神経系は興奮の限界を迎えてしまいました。

すると、今度は大逆転、神経系が興奮状態から抑制状態になってしまい、何もやる気が起きなくなり怒る事すらできなくなってしまいました。

さらに、仕事へ行くこと、外出することもできなくなってしまいました。

これが「うつ」症状です。

ゴミは道に捨ててはいけないという信念からうつ症状につながってしまった例でした。

<完>

 

メンタル系の症状の代表格とも言える「うつ症状」に悩まされるようになった背景には、怒りゴミは捨ててはいけないという信念母から言われた聴覚記憶母の言うことは聞くべきという信念などが関係しているという少し単純すぎる例だったかもしれませんが、メンタル系の誤作動記憶が身体に影響を及ぼすまでを例をあげて解説しました。

価値観

さらに続きを加えると、母のいうことは聞くべきという信念の背景には、家族愛、家族とのつながりといった価値観を持っていたからでした。

価値観は、ご自身を幸せにしたり、満たしてくれる大切な考えです。価値観は、抽象的な表現が多いです。

安心、安定、存在感、重要感、特別感、愛情、つながり、成長、貢献etc

家族での安心を大切にしている人は、家に帰ることで幸せが満たされます。

友人関係での存在感を大切にしている人は、家族ができても友人と会う事に幸せを感じるかもしれません。

 

うつ症状に悩まされるようになった背景にある誤作動記憶をみていくと、

感情:怒り
信念:ゴミは道に捨ててはいけないという信念、親の言うことは聞くべきという信念
聴覚記憶:ゴミは道に捨ててはいけないと親から言われた記憶
価値観:家族愛

これらが施術中の検査反応で関係してくる可能性があるということです。

メンタル系調整での大前提

当院でのメンタル系の調整には大前提があります。

これらを守らないで世間のメンタルの考えに沿ってしまうと大きな間違えが起こる場合があります。

世間では、メンタルに強い弱い、良い悪い、ポジティブネガティブなどの評価を入れることがあります。

しかし、自分の今の気持ちに良いも悪いもありません。ある事柄が起こってそれに対してネガティブな気持ちになるのは自然なことの場合があります。スポーツで不安になってしまうのはメンタルが弱いからではありません。

 

当院でのメンタル系調整での大前提は以下です。

・メンタル系の反応に良い悪いの評価(判断)を入れない。
・心の状態を客観的に認識すること。
・検査で示された内容を記憶すること。
・検査反応が、自分にとって納得いかなくても、繰り返し本音を知ることで施術効果につながる
・ネガティブな考えや感じ方は自然に変化するまで待つこと。

症状や目安となる反応に関係するメンタル系誤作動記憶を検査しているだけであって、その反応が悪いものかはわかりません。症状に関係するんだなと認識しながら自己治療を繰り返し、ご自身の脳がどう判断するか待ってあげましょう。

メンタル系検査方法

メンタル系の検査方法には、生体反応検査法を用います。

簡単に言うと生体反応検査(PRT検査)は、身体を検査器具として反応を診ていく方法です。

症状に関係するのは何かという前提で、チャートを使ったり、私の言葉を使って生体反応検査をおこなっていきます。そして、反応したチャートのキーワードからさらに今度は、それからイメージする事柄をを検査し、陽性反応であれば調整をおこなっていきます。

生体反応検査について

生体反応検査(PRT検査)は、身体を検査器具として反応を診ていく方法です。

症状に関係するポイントを押さえたり動かしたり、さらにはイメージして反応を検査していく場合と症状に関係する誤作動、エネルギーブロックは何かを検査するときにPRT検査を行っていきます。

出展:心身条件反射療法研究会

フィンガーテスト

施術者が一方の手を使いエネルギーブロック、誤作動ポイントを探しながら、もう一方の手でフィンガーテストを行い反応を検査していきます。

レッグテスト

クライアントの足を使い、誤作動反応、エネルギーブロックを検査していきます。

足が「揃う反応」か「交差する反応」かを検査していきます。

マッスルテスト

クライアントの筋肉を使い、誤作動反応、エネルギーブロックを検査していきます。

陰性反応では足に力が入るが、陽性反応では足に力が入らなくなる反応を示します。

誤作動記憶を上書きする

人間は、情報が入ってくると脳で瞬時に処理をおこないます。そして、身体を働かす命令を出します。その結果、身体が働きます。

情報 → 脳で処理 → 身体へ命令 → 身体が働く(結果)

細かくいうと、

情報 → 五感を通して脳へ → 脳に記憶されている情報にそって処理 → 神経を介して命令を出す → 身体の器官に届く → 結果(身体が働く)

この流れが知らぬ間に、無意識的に誤作動回路を通るようになり、症状を呈するようになってしまいます。

脳での処理が誤作動しているのか、神経系が誤作動しているのかを反応でみていき、誤作動回路を通らないように適応回路に上書きしていくことで、メンタルが関係する症状も改善が期待できます。

 

慢性化した症状、繰り返す症状などは特にメンタル系が関与している場合があります。

3ヶ月以上悩まされている症状がある場合はお早めにご連絡ください。

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