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自律神経失調症が治らない理由【短期的効果を期待しない】

2020年09月12日

自律神経失調症が治らない理由【短期的効果を期待しない】

自律神経失調症が治らないとお悩みの方へお届けするブログ記事です。

  • 原因不明の頭痛が続く
  • 身体が重い
  • やる気が出ない
  • 食欲不振
  • 吐き気
  • めまい etc

このような症状に長期的に悩まされている人はいませんか?

様々な治療法を試してきたけどなかなか治らないと悩んでいる人は、
この記事を読み自律神経失調症が治らない理由についてまずは知識を得てみてください。

知識を得ることで思考が変わり行動が変われば、
長年悩んできた自律神経失調症の改善に光が見えると思います。

あなたの1年後が今日と違って笑顔で迎えられていることを願っております。

自律神経失調症が治らない理由【短期的効果を期待しない】

・自律神経失調症を理解していない
・短期的効果を期待しない
・医者に治してもらおうとしない

自律神経失調症を理解していない

一般の方にとっては当たり前かも知れませんが、
・自分が自律神経失調症かもしれない、
・自律神経失調症ですと医者に言われた、
このような人たちの場合は、自律神経失調症とは何かについて調べたり、本を読まれたりして知識をつけることが大切です。

自律神経失調症は、精神的ストレス、身体的ストレス、ホルモンバランス、などによって、 身体を無意識のうちにコントロールしてくれている自律神経機能が乱れた結果起こる様々な症状のことを言います。

自律神経には、交感神経と副交感神経に分かれていて、
簡単に説明すると、
交感神経は「活動の神経」
副交感神経は「ゆっくりする神経」です。

運動をするときには交感神経が優位になり、副交感神経が抑制されます。
食事の時には副交感神経が優位になり、交感神経が抑制されます。

このようなシーソーのような働きを日常の様々な場面でしてくれているのが自律神経系です。

つまり日常生活の刺激で自律神経系は乱れる可能性があるということです。

例えば、精神的ストレスの影響で怒りを感じることが多い場合。
一日中「交感神経が優位」に働いてしまいます。
すると帰宅後、一気に「副交感神経が優位」に働き、やる気が出ない、何もしたくない、ベッドで横になっていたい、身体が重い、気持ち悪いとなってしまいます。

これは短期的に急激なストレスを受けた場合でも起こる可能性はありますが、
繰り返しこのような状況にあると症状として現れたり、
また、治るのに時間がかかるといった慢性症状につながる人がいます。

他にも、身体的ストレスとして、働きすぎであったり、冷暖房の影響、昼夜逆転の生活だったりしても起こる可能性があります。
ホルモンバランスの影響では、年齢的な問題、偏食の問題などが挙げられます。

このような原因によって自律神経系が乱れた「結果として症状が出ている」ということを知らなければ、症状1つ1つの原因に対処しようとしてしまいます。

食欲がなくて悩んでいれば、内科、消化器科へ
めまいで悩んでいれば、耳鼻咽喉科へ
やる気が出ないようであれば、内科、心療内科へ
身体が重い、痛むようであれば、整形外科へ

病院のどの科へ行っても身体には異常はないですねと言われ、
とりあえずの薬物療法で薬を飲み続けるか、
心療内科へ回され、薬の治療で何年も治らないという結末を迎えてしまうケースが多いです。

短期的効果を期待しない

病院の薬の治療に慣れていると、
飲むと症状が一時的に楽になるという現象を快適に感じてしまいます。

しかし、薬の効用時間が切れてくれば症状がまた現れてしまいます。

薬に依存してしまう人や治らない病気なんだと諦めて生活する人が出てきます。

これらの根底には「短期的に良くなりたい」という思いがあると思います。

誰しもすぐに治りたいと思うのは仕方ないですが、
自律神経失調症を短期的に治すことは期待しない方が賢明です。

段階を踏めば必ず自分の症状は治るんだと期待した方が賢明です。

病院の薬の治療で良くなりたい場合は、
薬を飲みながら生活習慣を変えていくことで改善していきます。

薬で症状を抑えつつ少し楽に生活が送れるようにしつつ、

・睡眠
・ストレス
・食事
・適度な運動

これらの管理をしてリズムの良い生活習慣に変えることです。

治らない人の特徴は、

・やってるつもり
・気にしているだけ
・時々やる
・3日坊主

短期的にやっても効果は出ません。
ゴールは1年後に設定することをお勧めします。

1年後どのような状態になっていたいかを考え生活習慣の変更を継続していきましょう。
ですから、いきなり100点を目指すような完璧な生活習慣にする必要はありません。

1日、1週間で結果を求めることがないように注意しましょう。
チェックは、1ヶ月、3ヶ月、半年としていきましょう。

医者に治してもらおうとしない

そして最後に最も重要なポイントです。
「医者に治してもらおうとしない」という事です。

・身体の不調は、医者が治すもの。
・身体の不調は、薬で直すもの。

このような他責の考えは自律神経失調症ではあまり良くありません。

医師や薬はサポーター、お手伝いさんです。
ご自身が生活習慣を見直さなければ治りません。
治る力を持っているのはあなた自身であって医者ではありません。

医者、薬だけに限らず、
整体、カイロプラクティック、鍼灸などに行ってもその施術者に治してもらおうと考えていると症状は治りにくいです。

1年後のゴールに向かって誰にサポートしてもらいたいかを考えましょう。
誰にも頼らず自分の力でゴールしたいのであればサポートは必要ありません。
しかし、サポーターは知識と技術を持っていますので強い味方になってくれるはずです。
どうするかはあなたの選択次第です。

まとめ

このブログ記事では、自律神経失調症に長く悩まれている方へ治らない理由を解説しました。

症状は結果であって原因ではないです。
原因は自律神経系の乱れ。
さらにその自律神経系の乱れの原因は、精神的ストレス、身体的ストレス、ホルモンバランスなどが挙げられます。

まずは自律神経失調症について理解していないことが治らない理由です。

理解がなければ、短期的な効果を期待し薬に頼ったり、治してくれる人を探し求めてしまいます。
ひどい人であれば全国各地を回り、良い医者はいないかとドクターショッピングを繰り返されている方もいます。
また、医者に治してもらおうという考えも間違えで、
医師は診療に時間をかけていられませんので、生活習慣の指導まで手が回りません。
どの薬を処方するかがメインになってしまいます。
ですから医者に治してもらおうと考えている人も自律神経失調症が治りにくい傾向があります。
これは医者へだけでなく整体、カイロプラクティック、鍼灸などの施術者へも同様です。

つまり自律神経失調症の症状を治したければ、今回の解説とは逆のことをしていけば良いということです。
自律神経失調症について理解をして、
長期的にゴール設定をして、
サポータをつけるならつけるけど自分が最終的には治すんだと理解し生活習慣を変更していく。

当院にも自律神経失調症に悩まされて来院される方は多くいらっしゃいます。
心と身体の両面へアプローチし改善をサポートしています。

自律神経失調症については他の関連記事も書いていこうと思いますので、興味のある方はチェックしてみてください。

それではあなたが笑顔になれる日を願っております。

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