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自律神経失調症とストレスの関係性について【ストレス解消法解説】

2021年02月03日

自律神経失調症とストレスの関係性について【ストレス解消法解説】

めまい、頭痛、下痢、吐き気、怠さなどの自律神経失調症に悩まされている方へ

  • 仕事を頑張っている
  • 誰かのために一生懸命やっている
  • 真面目にルールを守って頑張っている

もしかしたら、

自分の自律神経失調症の原因は仕事上のストレスにあるのかなと思っているあなたのために、

自律神経失調症とストレスの関係性についてとその対処法について解説しました。

ストレスへの対処法がわかれば自律神経失調症から抜け出すチャンスができます。

早期に自律神経失調症が改善する一助になれば幸いです。

自律神経失調症とストレスの関係性について解説【ストレス解消法解説】

・ストレスは病気の原因

・自律神経失調症とストレスの関係

・気づくストレス、気づかないストレス

・自律神経失調症克服のためのストレス解消法

・まとめ

ストレスは病気の原因

この言葉聞いた事がありますよね。

一般的にもストレスは病気の原因になると理解している人は多いと思います。

病は気から

こんな言葉もありますね。

つまり、自律神経失調症もストレスが原因といえます。

そこを深掘りし、

・自律神経失調症とストレスの関係性

・ストレスとは

・ストレス解消法

これらを解説していきます。

自律神経失調症とストレスの関係

ストレスには身体が感じるストレス心が感じるストレスがあります。

身体が感じるストレス

・身体的要因

・環境的要因

心が感じるストレス

・心理的要因

・社会的要因

身体的要因は、日常で身体が受けるストレスです。

筋肉負荷、関節負荷、内臓負荷などが挙げられます。

過剰になりすぎると体に異常を感じ始めます。

睡眠を取ったり、休む事で回復できます。

 

環境的要因は、天気や気候、気温、気圧、騒音などで、最たるは重力です。

環境から身体が受けるストレスです。

低気圧だと頭痛がすると聞いた事があると思います。

しかし、気圧は日本どこにいても大体同じです。

あなたが頭痛に悩まされている時、周囲の人も頭痛ですか?

そんなことはないですよね。

低気圧が頭痛の原因だと思い込んでいるだけです。

1つの要因にしか過ぎません。

あなたの身体が健全でない、適応力が低下している時に、低気圧が来たから身体負荷が大きくなり頭痛につながったのです。

つまり、低気圧が来た時にそれに適応できる身体を作っていけば大丈夫ということになります。

そのためには、心と身体の両面を健全にしておく必要があります。

 

次に、心が感じるストレスです。

心理的要因は、恐怖、不安、逃避、警戒心、義務感、劣等感など様々です。

メンタル、心、気持ち、ソフト面などと呼ばれる目に見えないものです。

それを誰しもが持っていて行動のきっかけに使っています。

・不安がある時は中止する。

・警戒心がある時ゆっくり歩いて行く。

わかりやすくいうとこんな感じです。

 

社会的要因は、立場、場面によるストレスです。

心理的要因と切ってもきれない関係です。

先生、社長、部長、課長、親、父親、母親、兄弟、リーダー、メンバーなど立場は色々です。

場面は、プレゼン、発表会、運転、呼び出し、大会などです。

リーダーの立場での大切なプレゼン場面。

・ミスしてはならない。

・ミスするかもしれない。

・結果を残さなければならない。

この場面で心がストレスを感じています。

ストレスと一言で言ってしまうと幅がとても広いです。

また、身体に必要なストレスもあります。

「ストレス=悪」というわけではありません。

ストレスが、過剰になったり、過小であったり、自分の本音と不一致していたりすると、それは心身への異常な負荷となります。

心身への異常な負荷が繰り返されると、身体機能に異常が起こります。

その結果、身体に症状として現れます。

自律神経失調症は、名前の通り、自律神経という神経機能が乱れたことにより呈する症状の総称です。

自律神経は、身体の様々な機能を司どり、最高中枢が脳の視床下部にあります。

視床下部は、扁桃体という感情(心)に関係する脳と密接に関係していたり、ホルモンバランスを司っていたりします。

つまり、

心理的ストレスにより扁桃体が機能異常を起こすと、その影響が視床下部に出ます。

視床下部が異常をきたすと自律神経系、ホルモン系が乱れます。

自律神経系が乱れると身体に様々な症状を呈することになります。

どんな症状が出るかはこちらの記事をご覧ください → 【男性・女性別】自律神経失調症はどんな症状が出るのか?【対処法も紹介】

これが自律神経失調症とストレスの関係です。

 

少し難しかったかもなので簡単にまとめます。

過剰、過小、不一致した心理的ストレスが影響して自律神経が乱れると症状がいろいろ出るよ。ということです。

症状だけに注目し、薬に頼っていても治らない理由が少し見えたでしょうか?

根本的な原因を追求しなければ自律神経失調症は改善しにくいのです。

気づくストレス、気づかないストレス

では今度は、気づくストレスと気づかないストレスについてお話しします。

気づくストレスとは、意識できるストレスです。

気づかないストレスとは、無意識のストレスです。

例えば、

「上司が口ばかりで何もしなくてムカつく」

これは意識できるストレスです。

「あいつイラつくよね」

「何でこんなに仕事しなきゃいけないの!」

「あの人は言うこと聞かなくていつも私を怒らせる」

これらも意識できるストレスです。

 

世間一般的にストレスと言われると意識できるストレスのことを指しています。

しかし、意識できるストレスは実際は大したストレスではありません。

自律神経失調症に関係するストレスは、無意識のストレスです。

意識できるストレスの背景には意識できていない無意識のストレスがあります。

例えば、

「上司が口ばかりで何もしなくてムカつく」の背景にある意識できないストレスは、

「命令されたくない」「俺に指示するな」

「俺はお前に指示されなくても仕事ができる」という「プライド」だったりします。

他にも、

「上司にも同じ仕事量をして欲しい」「仕事している姿を見たい」という「他人への期待」

「自分には成功させられない仕事だから逃げたい」という「逃避」

このような感情や自己ルールに不一致があると脳はストレスと認識します。

無意識での認識なので意識できません。

「上司がムカつく」という気持ちが落ち着いたとしても、

無意識下ではストレスが認識されているため、

繰り返しそのスイッチが入ると自律神経を乱す原因になるのです。

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気づくストレスと気づかないストレス

意識できるストレスと意識できないストレス

意識できるストレスと無意識のストレス

自律神経失調症克服のためのストレス解消法

次に自律神経失調症克服のためのストレス解消法をお話しします。

ストレス解消というと、ストレスを忘れる、起こらないようにする、他の何かをすることで忘れるなどの解消方法が取られるかと思います。

しかし、これは上記した意識できるストレスに対する対処療法です。

無意識のストレスを解消する方法は「認知」です。

認知は、認識する、知る、気がつくことです。

「私は、私の○○が原因でストレスと脳が認識し、自律神経失調症につながっているんだ」と認知します。

ここでのストレス解消法は、原因になっている無意識にある感情、自己ルールに気がつくことです。

方法は、ある事柄に対して自問自答することです。

 

「上司が口ばかりで何もしなくてムカつく」という事柄に対して、

何(what)を使って自問自答します。

「何が私をムカつかせているのだろう?」

答え「上司の態度」

「上司の態度の何が私をムカつかせているのだろう?」

答え「上から物を言う感じ」

「上司は自分より立場が上なんだからいいのでは?」

「上から物を言われると何がムカつくのだろう?」

答え「自分が見下されている気がする。プライドが傷つけられている。」

「どんなプライドが傷ついているのだろうか?」

答え「自分は仕事能力が高い」

【まとめ】

無意識のストレスは、プライドが傷つけられたことが原因です。

自分は仕事能力が高いというプライドは、無意識に持っている自己ルールのようなものです。

この自己ルールが、仕事をしない上司に上からモノを言われることで不一致したためストレスになり自律神経失調症につながったということがわかりました。

これがわかったら

「自分には仕事能力が高いと思うプライド」を持っていたんだ。

それが傷つけられまいとムカついていたんだ。

このプライドが自律神経失調症と関係しているんだ。

このように認知することでストレスが解消されます。

【ポイント】

何(what)を使って自問自答する。

ストレスの原因を認知する。

自律神経失調症とストレスの関係を認知する。

まとめ

自律神経失調症とストレスの関係性を解説してきました。

自律神経失調症の症状は様々んです。

症状は結果であり、原因ではありません。

無意識のストレスになっている原因を追求し、自律神経失調症との関係を認知していきましょう。

ストレスは、一般的に言われるストレス解消では解消されません。

認知機能を使うことで脳はストレスを解消してくれます。

意識できるストレスから無意識のストレスを紐解き、原因を追求しましょう。

そのために、何(what)を使って自問自答しましょう。

自問自答することで本当の自分に向き合い、本当の自分を知りましょう。

その結果、脳はストレス状態から健全な状態に変化し、自律神経失調症という不調も改善するように働いてくれます。

自問自答が難しい場合は施術サポートいたします。

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