
院長日記を書けていなくて申し訳ございませんでした。
私は、毎月セミナーに参加し、スタッフ兼指導者の立場を取らせて頂いています。
そのような立場を選択した理由には、さらなる成長のためでした。
学習というと教わることが当たり前だと思っていました。
しかし、教えることが最良の学習になることを知り、自分もその立場になり成長していこうと決めたのです。
この教える立場は、非常に精神的にも体力的にも活力が必要です。
毎回、セミナー後の臨床はスイッチが入るため施術レベルが上がっていて、クライアント様にも喜んでいただけるのですが、臨床以外のやるべきことにはなかなか気力が湧かなくなってしまうのです。
やらなくて良い習慣がついてしまうと、やはりやらなくなってしまい、再開するのに時間がかかってしまいます。
少しでもコツコツと継続していると、やり出すことも工夫することも上手になってきます。
読書をしていても、最近気がつきました。
自分の成長のために本を読むことが多いのですが、多すぎるあまり、この前読んだ本の内容なんだっただろうか?と忘れてしまうことがあります。
これでは読んでいてもあまり意味がないのではと思うことがありました。
それでも読書を続けていると、つながることが増えてきたり、理解が早い自分がいたりすることにも気がつくようになりました。
何かしらが、自分の中で記憶され、身になっているんだ、と思ったのです。
結果が目に見えてわかることを人は求めます。
結果がすぐにわかることに人は飛びつきます。
結果を把握できているほうが人は安心します。
これらのような甘い考えに翻弄され、人生を掻き乱し、大変な思いをしている人は少なくありません。
今の状態を抜け出したければ、何にも執われることなく習慣化してみることをおすすめします。
身体調子も、魔法のような施術を探し回るのではなく、あるレベルで納得できることがあれば、習慣化して3ヶ月、半年、1年と受けてみることが必要です。
当院には開業当初から10年ご利用してくださっている方もいます。
不調がなくても予防のために利用する。
この習慣こそが健康への道であり、より良い人生を歩む道であります。
天才は努力する者には敵わない。
努力する者はそれを楽しむ者には敵わない。
楽しく施術を受けている人は本当に調子良くなりやすいです。
施術に限らず何か習慣にするときは楽しむことを忘れずに続けてみてください。
篠崎大輔