
「性格は死の1日前まで変えられる」
心理学の巨頭アルフレッド・アドラーは言う。
しかし、人々は「性格だから仕方ない」と言う。
性格は本当に変えられるのだろうか?
そもそも性格とは何なのであろうか?
性格は、先天的な要素と後天的に獲得した要素によって作られる。
つまり、結論を言うとアドラーの言う通り性格は変えられるのだ。
一般的に性格は、先天的なものだと解釈されている。
先天的とは、生まれ持ったもの、授かったものである。
生まれつきの性格だからと安易に発言することは無いだろうか?
本当にそれが生まれつきの性格なのだろうか。
後天的とは、出生後に様々な経験から獲得し形作られたものをいう。
子供の頃に親から危ないよ危ないよ、危ないことはしちゃ駄目よと育てられていれば、警戒心が強くなる。
それを大人になってから、自分は警戒心が強い、心配性ということに気づく。
すると、それは昔からだから先天的なもの生まれつきの性格だからと決めつけてしまう。
警戒心は、必要な要素だが、過剰になれば生きづらくもなる。
人間関係で軋轢も生むかもしれない。
その時に相手のせいにしていては、性格はもちろん変えられない。
自分の警戒心、これは昔から親に言われてきたことが影響していたんだなと気づいた時、性格をどうしようか決めることができるのだ。
学生時代の私は、勉強が嫌いだった。
しかし、今は勉強して、知識を得たり、成長する自分が好きだ。
勉強することが楽しいのだ。
この性格が変容していく過程は20年にも及ぶが、1日でキッパリと変わることも可能なのだ。
それは自分が決めるだけだ。
禁煙、ダイエットなどの成功にも通じる。
今からタバコはやめる、今からダイエットする。
今から性格を変える!(具体性は必要)
するとその後の行動は自然と変わるのだ。
行動が変われば性格は変わってくる。
マザーテレサの名言にもある。
思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。
今を苦しんでいる人の中に、何で私はこんな性格なんだろうと悩んでいる人がいると思う。
悩みの結果は体が受け持つことが多い。
つまり、体調不良だ。
何か体調不良に悩んでいるならば、
性格は変えられるという事を知り、マザーテレサの言葉を知り、あなたの人生を変えていって欲しいと願います。
篠崎大輔