
3月16日17日とアクティベータメソッドのセミナーでした。
指導者側の立場です。
受講生から指導者の立場に変わると人は、凄い人と勝手に思い込んでしまう人がいます。
私も以前は、医師が来院すると、プロスポーツ選手が来院すると緊張したりしました。
しかし、臨床を重ね、多くの職業、立場の人に接する機会を持つと、誰もが1人の人であることを知ります。
私には、子供がいます。
保護者は、先生に立派であって欲しいと期待しています。
自分の家の子供をしっかりと見て欲しいと期待しています。
しかし、先生も1人の人でしかありません。
失敗もします、失言もします。
それを許せない人がいます。
または、自分の理想と違う行動を取っている先生に、自分の理想を押し付ける人もいます。
先生は立派であるべきと思うのであるならば、
親として立派であるべきと自分に戒めを向けるべきである。
学校の先生が当院に来院する事は多々あります。
立派な先生もいらっしゃれば、時間を守らない、人の話を聞かない先生もいます。
先生という枠で人を囲ってはいけないのです。
1人1人違うのです。
話は少しそれましたが、セミナーを通して他人は私を指導者として立派であって欲しいと願うわけです。
同じですからそんな見方をしないでくださいと言うのではなく、私は私としてその見方をされることが当たり前と受け止め、指導者として立派だと言われるように努力することが必要です。
立場に甘んじる事なく、常に成長を心がけて頑張る。
それが人生の楽しみなのです。
他人にどう思われたいとかではなく、自分が成長したいという自己欲求のために頑張るだけです。
頑張らなくていいんだよーと言われたりすると思いますが、頑張りましょう!
頑張りすぎて自律神経がおかしくなり、鬱になってしまう人がいます。
頑張るのが当たり前。得意だったのでしょう。
だったら、ゆっくりすることを頑張りましょう。
坐禅をして浮かんでくる自我に囚われず、呼吸に意識を向けることに頑張りましょう。
今回のセミナーは、何度も受けてきたセミナーです。
やることはわかっています。
しかし、指導者の立場になっても初心に返って、疑問を見つける、できている事と修正が必要な事を客観視で見つける。
常に新鮮な気持ちになるのは難しいですが、目的意識を持てば、新たな可能性が見えてくるのだと学んだセミナーでした。
また来月もセミナーはあるので頑張ります。
篠崎大輔