
先日のセミナーの帰りに新宿の紀伊国屋書店に立ち寄った。
8階まで多数の書籍が販売されている。
インターネットで買える時代だが、中をじっくり見たり、隣り合わせの本を見たり、歩いていてふと目に入る本を手に取ったりできるのが書店の良さである。
佐野にも書店はあるが品揃えの違いは利用者数に応じている。
仕方がない。
この2ヶ月くらい本を読むことを再開した。
人生を変える方法には3つあるとレオス・キャピタルワークス代表取締役社長藤野英人氏は云う。
1、環境を変える
2、時間の使い方を変える
3、付き合う人を変える
会社や仕事での人間関係、家族、友人等への不満、何でこんな目にあわなければならないんだという思い。
社会へ向けられた不満。
各々の人生で不満を抱えている人がいる。
そんな時に3つの方法から簡単に変えられるのが3番である。
2番にも通じるが、
社会人になると毎日の仕事、家族との関わりで一杯一杯になってしまい付き合う人を変えることができない。
毎日同じ時を過ごしてしまう。
しかし、考え方を変え、「付き合う人=目の前でお会いする人」と限定するのを解除するのだ。
目の前でお会いしなくとも本を通してその人と出会うのだ。
故人にも出会い、考えを聞けるのが本である。
1冊読むだけでも別世界を味わうことができる。
本を読む時間もないと言うことは簡単だ。
本当にそうだろうか?
スマホを見ている時間、テレビを見ている時間。
安らぎの時間で大切だと思って無駄にしている時間が意外とあるはずだ。
「2、時間の使い方を変える」ことで「3、付き合う人を変える」
家にいながら多くの人物に出会える。
お会いしたいですと言えないような偉大な人物にも手軽に会えるのだ。
人格形成は、インプットした情報による。
昨今の情報化社会では、くだらない情報をインプットしたり、自分に関係のない情報をインプットしたりしてしまいがちだ。
それを止め、人生を変えるチャンスが「本」にはある。
以前に1000円程度の本も高くて買えないと言っていた人がいた。
買えないなら図書館に行けば良い。
読みたかった本がもし無くても図書館はリクエストもできるのだ。
ありがたい。
本から学び、心を変え、働き方を変え、1000円の本が買えるようになれば、人生は変化していくのだ。
どんな本を読めばいいの?
有名な人の本を読んでみよう。
有名な人って誰だろう?
「大義は大悟の基」
大きな疑問を持つことは、のちに大きな悟りを開くことになるという意。
大儀でなくとも疑問に対して自ら行動し答えを探す。
人に聞くばかりではなく、自分で行動して解決するのだ。
これを繰り返すことで人生は必ず変化するのだ。
うちの娘も絵本を小さい頃から読んでいる。
幼稚園の方針だ。
おかげさまで5歳になって自ら本を読む習慣がついている。
父の読む絵のない本にも「何それ?」と関心を持ってくれている。
読むスピードも格段に速くなっている。
語彙力も親の知らぬ間に格段に増えている。
娘は娘の人生を歩んでいるのだなと教えてもらっている。
子供からも学びはたくさんあるのだ。
暖かくなってきた心地よい季節に何か1冊手に取ってみてはどうでしょうか?
やってみます。
篠崎大輔