
3月26日、27日と2日間、当院で使用している施術技法である心身条件反射療法のセミナーがありました。
約3ヶ月ぶりの東京です。
コロナ禍からマスクは任意となってきたこの頃、都内ではマスクを外している方もちらほらいらっしゃいました。
外している、外していないに様々な意見がありますが、各自の自由、利用する場所のルールがあります。
自分の考えをもっぱら優先し、利用する場所のルールを守らないのはいかがなものなのでしょう。
自分を大切にすることは大切ですが、臨機応変に適応できる人になりたいものです。
さて、心身条件反射療法(以下、PCRT)セミナーですが、
PCRTは、身体をエネルギー体として診て、そのブロック(誤作動)を健全に切り替える方法を取ります。
エネルギー的に診るということが最初はできない。
なぜできないのか。
それは目に見えないものだから、信じられないからです。
しかし、私たちは、他人の行動や顔色、様々な情報をインプットして、この人は調子が良い、機嫌が良いなど判断を自然としています。
つまり、エネルギー的にみているのです。
最初からできる前提で、その機能を研ぎ澄ましていくことが大事。
何かを身につけるのではなく、元々持っている力を発揮するために研鑽する。
こんなイメージで学習を深めてきました。
セミナーで私は、スタッフ、指導者という立場を取らせて頂いているため、受講生からは評価が高くみられています。
しかし、それに驕ることなく、成長を意識していかないとと思っています。
生活上で例えると、健康になってくると、体の調子が良くなってくると、それを維持することを止め、不摂生をしてしまう。
もう大丈夫と思うことが驕りとなるのです。
しかし、また不調になってしまったらと、まだ調子よくなっていない、と警戒心ばかりをもって不安で生活することもあまりよくありません。
バランスが大事だなとセミナーに参加して思いました。
今後も来院してくださる皆様の役に立てるよう精進して参ります。
篠崎大輔