
「それはあなたの思い込みですよ」
こんな言われようでは怒りを覚えてしまう。
自らこれは自分の思い込みだったなと思えたら気づきに変わる。
気づきは違う人生を歩む第一歩。
思い込みが悪ではない。
我々は、人生の経験から思い込み、そして、生きている。
過剰になれば問題を生む。
他人との軋轢を生むきっかけになる。
怒りの原因になる。
「あーするべきでしょ」「こーするべきでしょ」
他者へのその思いはあなたの思い込みによるものかもしれない。
他者にとってはそうするべきでないからそうしないのである。
他者をコントロールしよう、コントロールできると思い込んでいることも問題だ。
コントロールできるのは己のみ。
世の中にはいろいろな人がいる。
それを受け入れ、己を作っていく。
自分の花咲かせよう。
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臨済宗円覚寺派 横田南嶺館長の館長日記より
坂村真民 詩
「信念と信仰」
いろんな木があり
いろんな草があり
それぞれの花を咲かせる
それが宇宙である
だから人間も
各自それぞれ
自分の花を
咲かせねばならぬ
それが信念であり
信仰である
統一しようとすること勿れ
強制しようとすること勿れ
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心に響く詩である。
がんばります。
篠崎大輔