
佐野市、横浜、東京と住んだことがある。
佐野市に生を受け19歳まで住んだ。
横浜に6年、東京も6年、品川区、港区、墨田区と住んだ。
佐野という田舎が嫌で都会に憧れた若き頃。
まさか帰ってくるとは思いもしなかった。
都会の輝く街は若者を刺激するには適していた。
しかし、結婚、子供と将来を見た時に佐野に戻ろうとなった。
おかげさまで結婚、出産と大切な宝物を授かり今を生きている。
先日、娘の自転車遊びのために公園を訪れた。
1人だったら絶対に来なかっであろう公園。
ベンチに座り、自転車を楽しむ娘と息子の自転車を押す妻。
田舎だからこその自然。
子供達がこの自然の大切さ、家族の大切さを導いてくれているんだな。
感慨にひたる。
ありがとう。
今を苦しむ人も多く見て来た。
友達が少なくて不安、会社で嫌がらせにあって嫌、家族が険悪。
慌ただしい生活では自分を見失ってしまう。
そんな時は、寝転がり空を見上げてみよう。
雲はどこへいくのだろう。
雲の形の変化は楽しい。
私はどうしよう。
今居る場所から離れるのも結構。
今居る場所に耐えるのも結構。
生きてるだけで素晴らしい。
感謝。
篠崎大輔