
人生を振り返ると良いことばかりではありません。
苦しい時を乗り越えて来た過去があります。
何もせずじっと我慢して日々を耐えてきたかもしれません。
何かに力を注いで結果を待ち望んで耐えてきたかもしれません。
耐えてきたから今がある。
2019年9月ここ栃木県佐野市では珍しい台風の大災害に見舞われました。
多くの方が水災に悩まされました。
当院もその中にいました。
一夜にして変わり果てた街と治療院。
自然と涙したものです。
しかし、やるしかないのです。
家族、仲間の力を借りて復旧作業です。
家族は高齢、妻は仕事と子育て、と毎日頼るわけにはいきません。
1人毎日毎日掃除の日々。
一歩がこんなに重くなるものかと実感しました。
一歩一歩、少しずつ少しずつと自分に言い聞かせ耐えたことが今につながります。
それまで利用していた酸素カプセル、アクティブケアスタジオも無くなり、信じる治療一筋になれたのです。
余計なものを削ぎをとしてくれたと自然の脅威に感謝です。
耐え忍び、やるべきことをやるだけの日々を過ごしていたら、自然と明日はやってきたのです。
耐えている時はつらいかもしれないけれど一生は続かない。
この3年間のコロナ禍を耐え抜いてきたこともきっと何かにつながります。
何につながるのだろう。
見に行きましょう!
篠崎大輔