
日々の生活を送っていると、さまざまな感情が湧き上がり、そして静まっていく。
この繰り返しを行なっている自分がいます。
その中にある「怒り」
「腰痛の原因は怒りである」〜痛みと心の不思議な関係〜という書籍もあります。
怒りの感情は、体に影響を与えるのです。
感情は突然沸き起こりますが、その根底にはご自身の価値観やルールがあり、きっかけがある。
それが無ければ感情は起こらないのです。
約束を守らない友人がいます。
あなたは友人に対して怒りを持ちました。
「なぜ約束したのに守らないんだ!」(怒り感情)
約束は守るべき(自己ルール)。あるいは、自分の思った通りに事が進むべき(自己ルール)
約束を破った友人(きっかけ)
もし、友人が約束を守っていれば怒り感情は起こらなかった。
しかし、友人をコントロールすることはできません。
怒り感情を長引かせ、終わったこと、月日が経ったことに対して根に持っていては、よくありません。
俺はわるくない、私はわるくないと思っているばかりでは、お互いに得はしません。
怒りを沈める努力をするのです。
修行のようなものかもしれません。
まずは、自分の怒りに注目してみましょう。
あー私、怒っているな、約束してたのに守ってもらえなくて怒っているなー。
自分に寄り添うことはとても大事なことです。
そこから始めなければ怒りは静まりません。
あー怒っている、、、自分の中の何がこんなに怒らせているのだろうか?
約束は守るべきだと自分のルールを押し付けていたから、守ってもらえなくて怒っているのかな!?
相手を思い通りにしようとわがままな自分がいたな。
相手にも何か理由があったんだろうな。
わざわざ聞かなくても、真実ではなくても、それを想像しましょう。
もしかしたら、家族に大変なことがあったのかもしれない。
ひょっとしたら、仕事でトラブルがあったのかもしれない。
あいつも大変なんだな。
大変な友人を思いやる気持ちが生まれると自分の怒りは静まってきます。
突然上手にはできません。
少しずつ、少しずつ、自分の心に寄り添いながらできるようになっていきましょう。
だから修行なのです。
自己をコントロールできたら、見ている世界は変わります。
見ている世界が変われば、人生が変わります。
人生お先真っ暗な今日この頃ですが、見方を変えたら輝かしい人生が待っているかもしれませんね。
やってみます。
篠崎大輔