
客観的に視るという視点を皆様は持ち合わせていますでしょうか?
多忙の毎日を過ごされていますと、主観的に視る、自分視点で物事を捉えることに慣れてしまいます。
物事は同じでも見る人によって、見え方、感じ方が異なります。
それは、それぞれが違った心を持っているからです。
雨が降る日
今日は雨か・・・嫌だな、大切な商談があるのに、なんて最悪なんだ。
商談を終え、その商談が上手くいかなかった。
なんでこんな日に雨なんだ!雨のせいで商談が上手くいかなかったじゃないか!
一方、同日別人
今日は雨か・・・静かな日に大切な商談が迎えられて良かった。少し早く出てコーヒーで一息入れてから挑もう。
商談を終え、その商談が上手くいかなかった。
何が足りなかったのだろう。帰ってまた練り直そう。
どちらも商談は破談です。
しかし、両者の見方の違いによって、その後の差は大きく異なります。
主観的になりすぎるあまり心が乱れ、雨に、破談に捉われすぎていると、結果として何も残らない。
客観的に、雨は雨、破談は破談と捉えられると、では自分は何をすべきかという視点にも立てるのです。
当院には、症状に悩む人が来院されます。
痛い痛いと言うお気持ちはわかりますが、そこに捉われている方とご自身の体の反応、感覚を感じられる方とでは、施術後の症状への見方も変わります。
症状に捉われている方は、まだ治っていない、痛みがある。
だから、何も変わっていない。
感覚を感じられている方は、気づかないうちにこんなに体はつかれていたのか、痛くなっても当然だ。
施術を受けたら少し軽くなったぞ。
どちらも症状はまだ残っています。
しかし、今後の変化は皆様にもお分かりの通りです。
物事を主観的に捉えることはいつもしていますので上手です。
時には、客観的に視ることも大切です。
客観視できると、今までと見え方、感じ方が変わります。
見え方、感じ方が変わると、解釈が変わります。
解釈が変わると、行動が変わります。
行動が変わると、生活が変わります。
生活が変わると、人生が変わります。
どんな人生にしていくかは、自分の見方次第ということも言えるのです。
篠崎大輔