
私たち人間は、地球に生きる動物です。
地球は、宇宙にある太陽系の惑星です。
人間が世界を動かしているかのように思い込みますが、実際は自然界のルールで生かされています。
太陽系に生きているので、太陽からのエネルギーのおかげで生きています。
太陽の光を浴びるとビタミンDが活性化されます。
太陽光を浴びるとメラトニンという睡眠ホルモン分泌が止まり、睡眠時計のスイッチが入り14〜16時間後に寝るために再分泌されます。
植物からは、酸素を頂いて生きています。
地球上で最も影響を受けているのは「重力」です。
重力のおかげで歩くことができます。
筋力がつきます。
宇宙飛行士は、宇宙の無重力状態に何ヶ月も滞在していると地球に帰還した時に歩けません。
重力と健康の関係性を研究すべきだと言った宇宙飛行士もいます。
このように様々な自然エネルギーに影響を受けて生かされています。
また人間関係、社会関係の影響を受けて生かされています。
私たち1人1人の体のなかも自然界のように互いに影響し合う関係性で機能しています。
大自然の中の人間、人間の中の機能、これらが調和を保っている時は不調にはなりません。
これらのバランスが崩れた時に不調を来たします。
エネルギーバランスのブロックを放っておくことで、少しずつ自分の中の機能が乱れて、その結果、症状につながるのです。
症状を治したい思いはわかります。
しかし、症状にとらわれるよりも本質的なエネルギーブロック、自然界と不調和を来たしている自分に注目することが大事です。
自然界だけでなく、周囲の環境、人間関係なども影響します。
例えば、自然界では雨が降ります。
気圧が下がります。
それを症状の原因にしていたら症状は治りません。
雨が降り、気圧が下がると適応できなくなる自分に注目するのです。
適応できていない自分の内側に原因を見出すことで、適応できる自分をつくることが可能なのです。
自然はコントロールできません。
環境はコントロールしにくいです。
他者もコントロールしにくいです。
自分はコントロールしやすいです。
自分の心と体のバランスを整えることで周囲に適応できるようになります。症状も改善、予防できる体が手に入るのです。
篠崎大輔