
心身条件反射療法を受けているクライアントさんの中に「頭の中がスッキリした」と仰る方がいます。
スッキリするということは、今までモヤモヤしていたのです。
私たちは、外部環境に毎日触れ合い刺激を体に入力しています。
入力器官は、以前にお話しした「目・耳・鼻・舌・体・心」です。
そして、処理を行い体に表現します。
外部環境からの刺激にモヤモヤするパターンを無意識作っていると次第に体が異常をきたすのです。
モヤモヤは、やらない方が良いとわかっていることや関わらなければいいのにということだったりします。
職場に自分をイライラさせる人がいるとした場合。
関わらなければいいのに、同じ作業をしているから、デスクが近いからと理由をつけて自ら関わりにいってしまうのです。
イライラさせる行動に注目しているのは自分。
イライラさせる言動に執着しているのは自分。
イライラさせる相手をコントロールすることはできません。
イライラさせる台風のような相手に近づかない。
自ら台風に入っていく人はどう思いますか?
入らないように、近づかないように、自分をコントロールするのです。
すると今までが嘘だったかのうようにスッキリしてくるのです。
嫌なことが、向こうからやってくると思い込んでいる自分を疑いましょう。
イライラが、向こうからやってくると思い込んでいる自分を疑いましょう。
心は、無意識に反射的に動いてしまいます。
動いた瞬間に自分でコントロールすることも可能です。
執われない、入り込まないようにしましょう。
慢性症状のほとんどが心の影響を受けています。
病院で薬漬けになることを望むのか、ご自身の心を見直してパターンを切り替えるのか、ご自身が自ら選択した方法でしか変われないのです。
頭がスッキリするために、当院では「認知」を重要視しています。
何が頭をモヤモヤさせるのかを認知(認識)するのです。
認知し、自分を理解していくと頭がスッキリしてきます。
頭がスッキリした状態を続けていくと体が変化していくのです。
慢性症状の変化にはある程度の時間が必要なのです。
篠崎大輔