
私たちが持つ6つの力についてお話です。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚(体感覚)、そして、心。
視覚:みる力
聴覚:聞く力
味覚:味わう力
嗅覚:嗅ぐ力
触覚(体感覚):体に起こった感覚を感じる力
心:意識、無意識、記憶、感情、信念
前の5つを五感とも呼ぶ。
五感は心とつながっている。
車を見た(視覚)ならば、かっこいいな、大きいな、速いななど心が動く。
音楽を聴いた(聴覚)ならば、良い音色だな、大きいな、知らない曲だななど心が動く。
食を味わった(味覚)ならば、おいしい、まずい、カレーだななど心が動く。
ガスの臭い(嗅覚)をかいだならば、臭いな、危険だななど心が動く。
体に氷が触れた(触覚)ならば、冷たいな、痛いな、嫌だな、気持ちいいななど心が動く。
あれしなければと考えた(心)ならば、今やらなければ、やりたくないなど心が動く。
これらの話は意識にのぼった段階で認識でるが、意識にのぼらない無意識レベルでも働くのだ。
無意識に働いてくれているからこそ私たちは生きていられる。
時には、無意識レベルで信号が誤作動することもある。
例えば、仕事に行き上司の声を聞いた(聴覚)ならば、また怒られるのでは、また何か仕事を押し付けられるのではと心が動く、怒られてもいなければ、仕事を頼まれてもいないのにそうなるのではと警戒する(心)ため、体が緊張状態になる。結果、頭痛になったり、肩こりになったりと症状となって現れる。
認識できるのは「症状」だ。
聴覚が、心が影響していたなどとは認識できない。
だから、頭痛になったら頭痛薬を飲んでしまう。肩こりになったら肩を揉んでしまう。
対処療法になりがちだ。
本質的に改善したければ、仕事、上司の声、自分の心、体の働き、症状という構造を認識するのだ。
認識するだけで無意識の信号は切り替わる。
そんな力も持っている。
おばけやしきに入った1回目は怖かったり、驚いたりする。
続けて2回目、3回目と入ったならば、怖さや驚きは全くなくなる。
おばけやしきの構造を認識したからである。
おばけに対処しなくても大丈夫になるのだ。
上司の声、自分の心に対処しなくても認識すれば頭痛は変化するのだ。
あまり深い話はせず、今日はここまでとします。
1人でも、へ〜そうなんだと思って貰えたら嬉しく思います。
また書いてみます。
今日も良い1日でありますように。
篠崎大輔